外来で診る統合失調症

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2015-06-01
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784260021708
書籍・雑誌
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6,380 円(税込)

商品紹介

統合失調症の軽症化が言われて久しい。確かに、急性で劇的な興奮や緊張は目立たず、外来でも診療可能なケースが増加した。しかし、診療は決して易しくなってはいない。外来診療ならではの問題に焦点を当て、精神療法や薬物療法などの各種治療のコツを紹介するとともに、重症度評価や入院の必要性の判断、再発予防といったポイントも余すところなく解説した。当事者の視点として、お笑いコンビの松本ハウスと編者の対談も収録。

目次

  • 外来で診る統合失調症

    ―目次―

    第1部 統合失調症は軽症化したのか
     第1章 疾患概念の変遷
     第2章 疫学−国際的視点から
     第3章 軽症化への着目と治療戦略の見直し

    第2部 外来で診る統合失調症の診断
     第1章 早期診断と早期介入
     第2章 重症度評価のポイント
     第3章 臨床検査の有用性の現状とその意味

    第3部 軽症の統合失調症と鑑別を要する疾患・症候
     第1章 気分障害
     第2章 自閉スペクトラム症
     第3章 インターネット依存症
     第4章 社会的ひきこもり
     第5章 初老期の認知症

    第4部 外来で診る統合失調症の治療
     第1章 精神療法・認知行動療法・心理社会的治療
     第2章 薬物療法
     第3章 家族支援
     第4章 入院必要性の判断
     第5章 再発予防−外来維持療法の要点
     第6章 慢性化例・難治例への対応
     第7章 就労・就学支援

    第5部 外来診療における新たな視点
     第1章 統合失調症の予防と教育
     第2章 多機能型精神科診療所の役割と可能性
     鼎談 当事者・支援者の視点でみるこれからの統合失調症診療

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