地域包括ケアシステム

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2016-08-05
分野: 臨床医学:一般  >  プライマリケア
ISBN: 9784521739069
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商品紹介

厚生労働省が推進している「地域包括ケアシステム」は,多職種の協働や地域の連携を基本とし,これからの日本の高齢者医療・在宅医療を考えるうえで必要不可欠なものである.本書では,医師や看護師だけでなく薬剤師や栄養士,介護職などさまざまな専門職,さらには行政の立場の第一人者が,それぞれの視点から地域包括ケアシステム実現にむけたヴィジョンを語っている.

目次

  • 地域包括ケアシステム

    ―目次―

    1章 地域包括ケアシステム構築への社会的背景
     超高齢社会と人口構成比
     疾病構造の変化
     家族の変化と在宅ケアの可能性
     病院医療の役割─入院医療の可能性と限界
      高度医療を担う病院の役割
      地域医療を担う病院の役割
     障害者と医療
     医療のパラダイムシフト
     市民の意識の変化−長寿から天寿へ
     地域居住(エイジング・イン・プレイス)
      −施設のパラダイムシフト

    2章 地域包括ケアシステムの概念─5つの領域の役割
     医療の視点から
      協力病院の役割
      有床診療所の役割
      在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院の役割
     介護の視点から
      介護保険施設の役割
      介護サービス事業所の役割
      居宅介護支援事業所の役割
      訪問看護ステーション・訪問介護事業所の役割)
     生活支援の視点から
      高齢者在宅医療を中心に
     予防・医療の視点から
      ロコモティブシンドローム対策を中心に
     住まいの視点から
      高齢者施設・住宅の現状と展望

    3章 地域包括ケアシステムを牽引する法制度
     医療介護総合確保推進法

    4章 地域包括ケアにおける多職種協働
     かかりつけ医としての役割
      −多職種協働・地域連携のための情報共有
     医師の立場からみた多職種連携の実際
     歯科医療従事者の立場から
     訪問看護師の役割
     薬剤師の役割
     リハビリテーション専門職の役割−高齢者・脳卒中を中心に
     多職種連携によるケアチームの育成
     管理栄養士の役割

    5章 地域包括ケアにおける地域連携
     日本医師会−かかりつけ医と在宅医療
     国立長寿医療研究センターの取り組み
     保健所
     日本在宅ケアアライアンス
     全国在宅療養支援診療所連絡会と全国在宅医療医歯薬連合会
     全国在宅療養支援歯科診療所連絡会
     全国薬剤師・在宅療養支援連絡会

    6章 地域包括ケアの実践
     長崎在宅Dr.ネット(長崎市)
     チームドクター5 ファイブの挑戦(京都府乙訓地域)
     稲城市(東京都)の取り組み
     在宅看取りの実際

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