訪問診療における義歯修理のコツ

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2017-06-10
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 9784263445013
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

5,280 円(税込)

商品紹介

訪問歯科診療で最も実施頻度が高い診療行為が,義歯修理や義歯治療といわれています.本書は訪問現場下の限られた時間・限られた器材で行う,全部床・部分床義歯のリベースやクラスプ・床の修理,咬合調整などのコツや工夫についてやさしくまとめた実践書です.残存歯の活用により義歯性能をアップさせる工夫や舌接触補助床(PAP)と軟口蓋挙上装置(PLP)適応と効果や製作法についても解説した訪問診療時必携の一冊です.

目次

  • 訪問診療における義歯修理のコツ

    ―目次―

    Chapter 1 訪問診療の現場で行う全部床義歯のリベース
     1 訪問診療では,今使用している義歯の改善を第一に考える
     2 「リベース」と「リライン」について
     3 口腔内で行う直接法は必ずリベース材を使用すること!
     4 訪問下での限られた時間で効果を発揮する上顎全部床義歯の
        吸着力回復を目的としたリベースの考え方
     5 上顎全部床義歯のリベース─診療時間を短くし,
        苦痛を与えず効果を上げる必要最小限のリベース
     6 下顎全部床義歯のリベース─辺縁封鎖が甘いのはどこか
     7 訪問下で上・下リベースに失敗しないコツ

    Chapter 2 全部床義歯と部分床義歯の考え方,対応の違い
     1 部分床義歯設計の3原則
     2 部分床義歯の安定
     3 部分床義歯の設計は,一番大事な支持機構としての
       レストの配置を決めることから始める
     4 咬合調整するときの全部床と部分床の大きな違い
     5 部分床義歯のリベース
     6 訪問下での褥瘡性潰瘍に対する粘膜面の義歯調整

    Chapter 3 短時間でクラスプ・床の修理,咬合調整を行う
     1 はじめに─義歯を使用できなくなる理由
     2 クラスプの修理について
     3 部分床義歯から全部床義歯への移行
        ─支台装置維持から辺縁封鎖に
     4 義歯床の修理について
     5 咬合調整について─咬合を考える諸条件

    Chapter 4 残存歯の活用により,義歯性能をアップさせる
     1 遊離端義歯の設計ポイント
     2 訪問下での床外形の決め方
     3 食べる幸せを運ぶ「テレスコープもどきオーバーデンチャー」
     4 意思の疎通困難な寝たきり状態の患者の咬合採得や咬合調整

    Chapter 5 舌接触補助床(PAP)と軟口蓋挙上装置(PLP)
     1 はじめに
     2 PAP
     3 PLP

最近チェックした商品履歴

Loading...