癌看護に求めるもの 医師と看護婦との対話

出版社: 癌と化学療法社
著者:
発行日: 1990-06-30
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784906225125
電子書籍版: 1990-06-30 (第1刷)
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801 円(税込)

商品紹介

第27回日本癌治療学会総会のメイン・テーマを「癌治療とquality of life」とした。この「癌治療とquality of life」と非常に関係が深い癌看護について、医師側、看護婦側から発言・討論を行うこととした。本書はこれらを一冊の本にまとめた。(序文より)

目次

  • 表紙
  • 監修の言葉
  • 序論
  • 目次
  • 癌の積極的治療と看護
  • 癌化学療法の看護―短期入院化学療法を受ける患者に対するQuality of Lifeの向上をめざした看護―
  • 骨髄移植における無菌室患者の看護
  • 癌手術後のリハビリテーション
  • 癌の末期医療と看護―看護に望むもの―
  • 末期医療と看護―埼玉県立がんセンターにおける死亡患者の実態調査より―
  • 癌患者の自殺について―埼玉県立がんセンターでの経験―
  • 末期癌疼痛と看護
  • 癌性疼痛治療の現状と問題点
  • ホスピス・ケアの基本的要件
  • 癌患者の看護―患者の立場から―
  • 癌患者からみた看護
  • まとめ―癌看護を考える―
  • <特別講演> 癌の告知
  • 編集に当たって
  • 奥付

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

癌患者の自殺について―埼玉県立がんセンターでの経験―

P.80 掲載の参考文献
1) スチュワート・ピッケン, (堀たお子訳): 日本人の自殺<西欧との比較>. サイマル出版会, 東京, 1979.
2) メディカル・エシックス'89, 週刊医学のあゆみ 第5土曜特集 150(5), 医歯薬出版, 東京, 1989, pp.295-432.
3) アルフォンス・デーケン: 死への準備教育の意義-生涯教育として捉える. 死への準備教育. メジカルフレンド社, 東京, 1989, pp.16-23.
4) 布施豊正: 自殺と文化. 新潮社, 東京, 1985.
5) デュルケーム, (宮島喬 訳): 自殺論 中央公論社, 東京, 1985.
6) 宮島喬: デュルケム自殺論. 有斐閣, 東京, 1989.
7) M. ジィフィン, C. フェルデンタール, (霜山徳爾, 妙木浩之訳): 自殺のシグナル-青年期前後の記録-. 産業図書, 1986.
8) 小此木啓吾: モラトリアム人間の心理構造. 中央公論社, 東京, 1989.
9) 武田文和: 癌の痛みに対する鎮痛薬の使い方-ブロンプトン・カクテルでよいのか-. がんの「いたみ」克服の知恵 (藤田達士 編). 真興交易医書出版部, 東京, 1988, pp.49-80.
10) 宮本裕子, 稲村博, 平林進・他: 死への準備教育の場とそのあり方. <叢書>死への準備教育 第1巻 死を教える(A. デーケン編). メヂカルフレンド社, 東京, 1989, pp.64-139.

癌性疼痛治療の現状と問題点

P.103 掲載の参考文献
1) 平賀一陽: 日本におけるホスピスの概況と参加者の末期癌・ホスピスに関する意識調査から. 日本におけるホスピスの現状と展望(平賀一陽監修). 協和企画通信, 東京, 1988, pp.7-15.
2) World Health Organization: Cancer Pain Relief. WHO, Geneva, 1986. (武田文和訳, 世界保健機関編: がんの痛みからの解放. 金原出版, 東京, 1987.)
3) 平賀一陽, 水口公信, 尾山力: 日本における癌患者の疼痛および鎮痛法の実態(癌の合併症対策, 疼痛). 日本臨牀 47(増刊号, 癌治療学, 下):749-758, 1989.
4) 平賀一陽: わが国におけるがん患者の疼痛緩和をめぐる動向. 月刊ナーシング 9:418-424, 1989.
5) 平賀一陽, 横川陽子, 西野卓・他: 特集・癌の痛み治療について: 麻薬投与法の実際-副作用防止対策, 補助薬投与を含めて-. 月刊薬事 30:2071-2079, 1988.
6) 平賀一陽, 横川陽子, 尾熊隆嘉・他: モルヒネ徐放錠および水溶液投与後の癌患者におけるモルヒネの体内動態. 臨床薬理 20:639-647, 1989.

ホスピス・ケアの基本的要件

P.112 掲載の参考文献
1) 石谷邦彦: 社会科学からみた医療の実践. 現代のエスプリ 1:1990.
2) 季羽倭文子監修, ホスピス・ケア研究会編: ホスピス・ケアのデザイン. 三輪書店, 東京, 1988.
3) Dame, C. Saunders 編, 岡村昭彦監訳: ホスピス・ケア・ハンドブック. 家の光協会, 東京, 1984.
4) 石谷邦彦: 癌治療の turning point-palliative cancer care. 癌治療と宿主 1(1):28, 1989.
5) 石谷邦彦: 人間的看護実践の場としてのターミナル・ケア. 看護技術 32(14):1780, 1986.
6) Abraham, H. Maslow 著, 小口忠彦監訳: 人間性の心理学. 産業能率短期大学, 1971.
7) Kenneth, P. C. 著, 斉藤武・他訳: ホスピス. 医学書院, 東京, 1982.

まとめ―癌看護を考える―

P.132 掲載の参考文献
1) ホスピスケア研究会調査報告: ターミナルケアに関する看護婦の意識. 1989.
2) Rogers, C.: 人間関係論. 岩崎学術出版社, 東京, 1977, pp.23.
3) 林滋子編: 看護の定義と概念. 日本看護協会出版会, 東京, 1976, pp.39.
4) 大山瑞穂・他: 末期患者の心を蘇らせたケア. 綜合患護 24(4):1989.
5) 厚生省・日本医師会編: 末期医療のケア. 中央法規, 東京, 1989, pp.3.
6) Mayeroff, M.: ケアの本質. ゆみる出版, 東京, 1987, pp.13-15.
7) American Nurses Asociation 編, 小玉香津子・他訳: いま改めて看護とは. 日本看護協会出版会, 東京, 1984.
8) 日野原重明監修, 岡安大仁・他編: ターミナルケア医学. 医学書院, 東京, 1989.

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