看護の原点を求めて よりよい看護への道

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 1987-04-05
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784818001985
電子書籍版: 1987-04-05 (第25刷)
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2,640 円(税込)

商品紹介

看護を学ぶ人にぜひ身につけてほしい科学的な実践方法論の成り立ちとその骨子を看護教師としての経験から論じた。看護の行為と看護の原理を問いなおすための好書。

目次

  • 表紙
  • 目次
  • はじめに
  • I 看護することへの開眼
  • [1] 看護することへのおそれから研究室へ
  • 看護することへのおそれ
  • 看護とは何かを文献・調査研究で探る
  • 事実としてではなく論理としてわかるわかり方
  • [2] 看護の事実から本質をつかむために現場へ転身する
  • 実際の看護行為からいのちを守る行為への安定感を得る
  • その人への意味を問わない行為への反発も
  • 行為のその人への意味が見えていなかったことを知る
  • [3] 行為を導くその人の見つめ方を求めて
  • その人への行為を判断させた見つめ方の成功と失敗
  • 知識とわざとやさしさ をどんな行為にも
  • [4] "その人の新しいわかり方" から科学的な実践方法論の仮説を立てる
  • 看護できなかったナゾを追ってナイチンゲールとの新しい出会い
  • 成功・失敗の論理から行為を導く思考のプロセスをとりだす
  • II 仮説検証的な教育実践
  • [5] 看護教育のなかで実践方法論の仮説検証を試みる
  • 看護行為を導くための人間の見つめ方を教えはじめる
  • 臨床実習での学生の対象の見つめ方・とりくみ方に励まされて
  • [6] 理論に導かれつつ経験を重ねることの大切さを改めて知る
  • すぐれた実践に教えられて
  • 何を、どう、学んだか
  • 理論の有用性を確かめる
  • [7] 看護学を一つの専門分野として認めさせるために必要なこと
  • 事実を示し事実に語らせる表現力を
  • 看護の独自性・専門性の根拠を科学的に
  • [8] 実践方法論の科学的根拠を
  • 実践方法を決定する看護観とその表現技術
  • 看護過程を分析しつつ論理をひきだす訓練を
  • III 実践方法論の骨子
  • 対象の全体像を大づかみにえがく
  • 対象の主観に近づく
  • 看護上の問題をつかむ
  • 変化をもたらす力を探り、もてる力を発揮させる
  • 実践方法論にもとづく看護の展開例
  • 参考文献
  • 奥付

この書籍の参考文献

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参考文献

P.161 掲載の参考文献
1) 日本医師会病院課 : 看護問題に関する資料(一)~(七), 1961~62.
2) Johnson, D.E. : A philosophy of nursing, Nursing Outlook, 7(4),198-200,1959. The nature of a science of nursing, Nursing Outlook, 7(5)291-294,1959. The significance of nursing care, American Journal of Nursing, 61(11),63-66 1961.
3) Henderson, V. : Basic priciples of nursing care, London I.C.N., 1960.
4) Orland, I.J. : The dynamic nurse-patient relationship, function, process and principles, 1961, 稲田八重子, 看護の探求, メヂカルフレンド新社, 1964.
5) 日本医師会病院課 : 看護の必要度に関する実験的調査, 日本医師会雑誌, 第49巻12号, 1203-1226, 1963.
6) 湯槇ます・小玉香津子・薄井坦子: 看護の必要度に関する実験的調査について, 看護, 第15巻12号, 7-15, 1963.
P.162 掲載の参考文献
7) Nightingale, F. : Notes on nursing: what it is, and what it is not, 1859.
8) ポルトマン : 人間はどこまで動物か, 岩波書店, 1961.
9) シング : 狼に育てられた子, 福村出版, 1975.
10) 寺本松野 : 看護のなかの死, 日本看護協会出版会, 1975.
11) 薄井坦子 :『看護のなかの死』から何を学んだか, 看護, 第27巻5~8号, 10~12号, 第28巻1~2号, 1975~1976.
12) 宮内恭子 : 友だちの死を身近に体験した十歳男児とのかかわりを通して, 総合看護, 1984年3号.
13) 薄井坦子 : 看護学原論講義 33~36頁, 現代社, 1984.
14) 湯槇ます他 : 座談会・看護学の新しい段階を迎えて, 看護, 第33巻4号, 1981.
15) 千葉大学看護学部基礎看護学講座 : Module方式による看護方法実習書, 現代社, 1982.
16) ナイチンゲール : 看護覚え書・補章 看護婦とは何か, 現代社, 1973.
17) 小玉香津子編訳 : ヴァージニア・ヘンダーソン論文集・看護に優れるとは, 日本看護協会出版会, 1982.

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