TACSシリーズ・13 家族看護学

出版社: 建帛社
著者:
発行日: 2005-10-20
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784767934136
電子書籍版: 2005-10-20 (初版)
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1,870 円(税込)

商品紹介

事例研究により理論と実践をつなぐ看護学のテキスト。実践・研究を行う上での倫理と倫理的課題についても詳述。14の様々なケース・疾病別の事例でそれぞれの看護展開を探究する。
家族看護学の基本的考え 家族看護実践のモデル 家族看護専門看護師育成 家族看護実践のエキスパートの現状 事例で見る家族看護の実践(ホスピス/在宅への移行/老老介護ほか14事例)

目次

  • 表紙
  • 監修にあたって
  • 編集にあたって
  • 目次
  • 第1部 家族看護学の構造
  • I 家族看護学の基本的な考え
  • 1. 家族看護の発展過程と時代的課題
  • 2. 家族看護の基本的な姿勢と特性
  • [1] 家族看護における価値観
  • [2] 家族看護における対象の捉え方
  • [3] 家族アセスメントによる全体像の形成
  • [4] 家族への援助的関わり
  • II 家族看護実践のモデル紹介
  • 1. 家族看護エンパワーメントモデル
  • [1] 家族看護エンパワーメントモデルにおける「家族」についての基本的な考え方
  • [2] 家族看護エンパワーメントモデル
  • [3] 家族看護エンパワーメントモデルにおける家族に対する働きかけ
  • [4] おわりに
  • 2. カルガリー家族アセスメント / 介入モデル
  • [1] カルガリー家族アセスメントモデル
  • [2] カルガリー家族介入モデル
  • [3] 面接の展開
  • [4] 短時間で行う面接
  • [5] まとめ
  • 3. 家族生活力量モデル
  • [1] モデルの開発経緯
  • [2] 基盤となる考え方
  • [3] 家族生活力量モデルとは
  • [4] 家族生活力量モデルの実践への適用
  • 4. ハイモビックモデルの応用による家族長期ケアモデル
  • [1] ハイモビックモデルの応用による「家族長期ケアモデル」とその特徴
  • [2] 看護実践への活用
  • [3] 有効性と今後の課題
  • III 家族看護専門看護師の育成
  • 1. はじめに
  • [1] 専門看護師
  • [2] 家族看護専門看護師
  • 2. 日本の現状
  • [1] 家族看護専門看護師教育課程
  • [2] 専門看護師養成の実習の概要と展開 : 高知女子大学の場合
  • [3] 今後の計画と将来の展望
  • IV 家族看護実践のエキスパートの現状
  • 1. 家族看護における専門看護師の教育機能
  • [1] 教育とは
  • [2] 教育のプロセス
  • [3] 家族看護専門看護師の行う教育の実際
  • [4] 専門看護師に求められる教育能力
  • 2. 家族看護における調整機能
  • [1] 家族看護における看護職の調整機能とは
  • [2] 療養者のケアの経過に沿った家族調整
  • [3] 家族調整の計画と実施
  • [4] 調整者に必要な能力 - 科学的知識, コミュニケーション能力, 問題解決能力
  • [5] 調整を進める際の重要なプロセス - 情報提供, 家族の判断促進, 結果の尊重
  • [6] 家族間の意見相違の調整
  • [7] 地域特性や社会規範による家族の行動特性
  • 3. 家族看護におけるコンサルテーションの実際
  • [1] コンサルテーションの目的
  • [2] コンサルテーションのプロセス
  • [3] コンサルタントに必要な能力
  • 4. 家族看護における倫理
  • [1] 倫理と家族看護における倫理
  • [2] 実践・研究場面での家族看護に関する倫理
  • [3] 家族看護の対象の特徴と倫理的課題
  • 第2部 事例で見る家族看護の実践
  • 1 - ホスピス入院中の配偶者の予期悲嘆への援助
  • [1] 症状マネジメント
  • [2] トータルペインへの対応
  • [3] 家族へのケア
  • [4] 看護支援のポイント
  • 2 - 慢性期疾患患者の在宅への移行期の家族への看護
  • [1] 肝硬変の特徴
  • [2] 視点
  • [3] 介入時までの経過
  • [4] 家族のアセスメント
  • [5] 看護の実際
  • [6] まとめ
  • 3 - 老老介護の在宅高齢者を抱える家族への看護
  • 1. 介入の実際
  • [1] 家族の発達課題
  • [2] 家族の対処状況のアセスメント
  • [3] 家族の適応状況のアセスメント
  • [4] 援助仮説
  • [5] 看護目標
  • [6] 看護計画
  • [7] 事例における援助の結果
  • 2. おわりに
  • 4 - くも膜下出血患者の家族への援助
  • 1. 疾患の特徴
  • 2. 介入の実際
  • [1] 初療時期
  • [2] 初療~手術待機中
  • [3] ICU入室初期
  • 3. 病状安定時期まで - ICU入室から生命危機を脱出するまで
  • 4. おわりに
  • 5 - 喉頭癌手術後患者の夫婦のコミュニケーションへの援助
  • 1. 疾患の特徴
  • [1] 失声者を含む家族の特徴
  • 2. 介入の実際
  • [1] 家族アセスメント
  • [2] 家族との関わり・援助関係の形成
  • 6 - 前立腺癌手術患者の夫婦面接の効果
  • 1. 疾患の特徴
  • [1] 視点
  • 2. 手術から介入までの時期
  • 3. 介入の実際
  • 4. 考察
  • [1] 尿失禁の受け止め方
  • [2] 尿失禁に伴う夫婦関係の変化の特徴
  • [3] 夫婦合同面接で変化を促した要因
  • 7 - 在宅ターミナルの患者を抱える家族への看護
  • 1. ターミナル期の患者・家族の特徴
  • 2. 看護の視点
  • 3. 患者・家族の現状
  • 4. 家族との関わり・援助関係の形成・介入
  • [1] 家族への情緒的支援
  • [2] 地域社会資源の活用
  • [3] 対処行動や対処能力の強化
  • [4] 家族のストレスマネジメント
  • 8 - 統合失調症をもつ患者の家族への援助
  • 1. 疾患の特徴
  • 2. 介入に至るまで
  • 3. 家族との援助関係形成の必要性についての気づき
  • 4. 介入の実際
  • 9 - 思春期の慢性疾患患児を抱える家族への看護
  • 1. 疾患の特徴と事例家族の把握
  • 2. 介入の実際
  • [1] 援助関係の形成と維持
  • [2] 家族に対する看護ケア
  • 10 - 心臓疾患患児を抱える家族へのケア
  • 事例1 退院が近づいてきたW君の家族
  • [1] 家族アセスメント
  • [2] 家族像の形成
  • [3] 家族像に基づいた家族への看護介入
  • 事例2 突然, 状態が悪化したKちゃんの家族
  • [1] 家族アセスメント
  • [2] 家族像の形成
  • [3] 家族像に基づいた家族への看護介入
  • まとめ
  • 11 - 健康信念・療養行動に問題が見られる慢性疾患患者の家族への看護
  • 1. 慢性疾患, 特に糖尿病の特徴
  • 2. 介入の実際
  • [1] 家族の病気についての態度
  • [2] 家族アセスメントと家族像
  • [3] 家族の保健行動
  • [4] 保健行動の修正のためのアプローチ
  • [5] 家族の健康信念, 価値観を見直す関わり
  • 3. おわりに
  • 12 - 難病患者の家族を地域で支える看護
  • 1. 疾患の特徴
  • 2. 介入の実際
  • 3. まとめ
  • 13 - 急性心臓発作から回復に向かう患者の家族への看護
  • 1. 疾患の特徴と看護の視点
  • 2. 事例における疾病と家族像
  • [1] 発症前
  • [2] クリティカル期
  • [3] 回復期
  • [4] 家族への関わりと援助関係
  • 3. おわりに
  • 14 - 多くのケアが必要な在宅療養者と家族への援助
  • 1. 家族に出会った段階での家族の状態
  • [1] 家族アセスメント
  • [2] 家族像
  • [3] 家族との援助関係の形成
  • 2. 家族看護展開の実際
  • 索引
  • 編著者紹介
  • 奥付

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