心と体を蝕む「ネット依存」から子どもたちをどう守るのか

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2017-11-30
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784623080823
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

オンラインゲームやSNSにはまって学校生活が破綻する子どもたちが大きな社会問題になっています。なぜネット依存になってしまうのか、またネット依存は脳の発達にどのような悪影響を及ぼすのか、ネット依存はどうやったら治るのか、などをイラストを交えてわかりやすく解説したオールカラーの入門書。甘くみたら怖いネット依存とどう向き合うかについて、依存症治療の第一人者である樋口進先生がその処方箋をやさしく解説します。

目次

  • [はじめに]知っていますか? ネット依存

    第1章 ネット依存の驚くべき実態
     世界に広がるネット依存
     日本におけるネット依存の実態
     ネット依存になる誘因は?
     ネット依存患者の特徴と症状
     ネット依存による体の健康障害
     子どものネット依存と発達障害

    第2章 ネット依存はどうして起こるか
     ネット依存の最大原因は?
     ネット依存になりやすいタイプ
     ネット依存を起こしやすい環境
     ネット依存と他の依存

    第3章 ネット依存の脳で何が起こっているか
     ネット依存は脳を破壊する!?
     衝動性がネット依存を強める
     脳の「報酬系」のメカニズム
     依存が進むと「報酬系」が変化
     ネット依存の脳が受けるダメージ
     脳は回復できるか


    第4章 ネット依存を予防するにはどうするか
    [個人でできる取り組み]
      ネット依存を予防するために
      ネット利用のルールづくり
      ネットの使用を制限する機能
      ネット以外に興味の対象を探す
      子どもの理解者を相談相手に
      生活行動記録をつける
    [社会全体での取り組み]
      ネット依存を防ぐ仕組みとは
    [自治体・学校の取り組み]
      自治体のネット依存予防の試み
      岡山県のスマホ対策
      中高生の「スマホサミット」

    第5章 ネット依存の治療
     久里浜医療センター ネット依存外来の治療
      初診からの治療の流れ
      検査によって本人が状態を理解
      ネットから引き離すアプローチ
      カウンセリングによる治療
      グループディスカッション
      独自の活動NIPの試み
     久里浜医療センター 入院治療
      入院して治療する
     久里浜医療センター ネット依存治療キャンプ
      治療キャンプの内容と効果
     久里浜医療センター 家族の対応
      家族はどう対応すべきか

    [おわりに]ネット依存は治療できる

    [資料]
     「ネット依存」専門治療施設
      全国の精神保健福祉センター

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