肺癌診療ガイドライン 2017年版 IV期非小細胞肺癌薬物療法
目次
- [1] IV非小細胞肺癌
■ IV期非小細胞肺癌における薬物療法の意義とサブグループ別の治療方針
■ 1-1.遺伝子変異陽性
1-1-1.遺伝子変異陽性の治療方針
CQ1 全身状態良好(PS0-1)な遺伝子変異陽性例に対する最適な1次治療は何か?
CQ2 PS2-4の遺伝子変異陽性例に対する最適な1次治療は何か?
CQ3 75歳以上の遺伝子変異陽性例に対する最適な1次治療は何か?
CQ4 遺伝子変異陽性例に細胞障害性抗癌剤は勧められるか?
CQ5 遺伝子変異陽性例に免疫チェックポイント阻害剤は勧められるか?
1-1-2.EGFR遺伝子変異陽性
・EGFR遺伝子変異陽性の1次治療:エクソン19欠失またはL858R変異陽性
CQ6 PS0-1の場合、1次治療としてどのEGFR-TKIが勧められるか?
CQ7 PS2の場合、1次治療としてどのEGFR-TKIが勧められるか?
CQ8 PS3-4の場合、1次治療としてどのEGFR-TKIが勧められるか?
CQ9 エクソン19欠失またはL858R変異陽性に1次治療としてEGFR-TKIの併用療法は勧められるか?
・EGFR遺伝子変異陽性の1次治療:エクソン18-21変異(エクソン19欠失・L858R変異を除く)
CQ10 PS0-1の場合、1次治療としてどのEGFR-TKIが勧められるか?
・EGFR遺伝子変異陽性の2次治療以降
CQ11 1次治療EGFR-TKI耐性または増悪後のT790M変異陽性例に対する最適な2次治療は何か?
1-1-3.ALK遺伝子転座陽性
・ALK遺伝子転座陽性の1次治療
CQ12 PS0-1の場合、1次治療としてどのALK-TKIが勧められるか?
CQ13 PS2-4の場合、1次治療としてどのALK-TKIが勧められるか?
・ALK遺伝子転座陽性の2次治療以降
CQ14 1次治療ALK-TKI耐性または増悪後のPS0-2に対する最適な治療は何か?
1-1-4.ROS1遺伝子転座陽性
CQ15 ROS1遺伝子転座陽性に1次治療としてクリゾチニブは勧められるか?
1-1-5.BRAF遺伝子変異陽性
CQ16 BRAF遺伝子変異陽性に1次治療としてダブラフェニブ+トラメチニブは勧められるか?
1-1-6.遺伝子変異陽性:扁平上皮癌
CQ17 扁平上皮癌で遺伝子変異陽性であった場合に、チロシンキナーゼ阻害剤は推奨できるか?
■ 1-2.PD-L1≧50%
CQ18 全身状態良好(PS0-1)なPD-L1≧50%に対する最適な1次治療は何か?
CQ19 PS2のPD-L1陽性細胞≧50%に対する最適な1次治療は何か?
■ 1-3.遺伝子異常陰性、PD-L1<50%、もしくは不明
・遺伝子異常陰性、PD-L1<50%、もしくは不明の1次治療
CQ20 遺伝子変異陰性、PD-L1<50%、もしくは不明のPS0-1、
75歳未満に対する最適なレジメンは何か?
CQ21 遺伝子変異陰性、PD-L1<50%、もしくは不明のPS0-1、
75歳以上に対する最適なレジメンは何か?
CQ22 遺伝子変異陰性、PD-L1<50%、もしくは不明のPS2に対する最適なレジメンは何か?
CQ23 プラチナ製剤併用療法を受ける場合の推奨される投与期間は?
CQ24 プラチナ製剤併用療法を受ける場合にベバシズマブの上乗せは勧められるか?
CQ25 プラチナ製剤併用療法を受ける場合に維持療法は勧められるか?
CQ26 PS3-4の患者(遺伝子変異陰性もしくは不明、PD-L1発現は問わない)に治療は勧められるか?
・遺伝子異常陰性、PD-L1<50%、もしくは不明の2次治療以降
CQ27 1次治療耐性または進行例、PS0-2に推奨される2次治療は何か?
CQ28 PS0-2に対して2次治療以降で推奨される細胞障害性抗癌剤は何か?
CQ29 2次治療でドセタキセルを用いる場合にラムシルマブの併用は推奨されるか?
CQ30 2次治療でエルロチニブは推奨されるか?
・レジメン:IV期非小細胞肺癌
付.シスプラチン投与におけるショートハイドレーション法の手引き