香りで美と健康シリーズ 7 こころの疾患と香り―香りがこころに効く秘密―
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目次
- 表紙
- 目次
- 第1章 はじめに
- 第2章 おもしろく、力強く、おだやかに
- 1) おもしろく生きる
- 2) 愛おしい桜
- 3) 水仙の花
- 4) 病の治療はプロだけ
- 5) 土の香り
- 6) 西行法師
- 第3章 香りとの出会い
- 1) 香りの効能の中で脳はとても重要
- 2) 香りとの出会い
- 第4章 精神神経免疫学
- 1) 第3の医療
- 2) 精神神経免疫学の基本的枠組みとその意義
- 第5章 先達の研究とアロマコロジー
- 1) アロマコロジー
- 2) 日本における先行研究
- 第6章 香りと精神神経免疫学 ; 香りの抗ストレス作用
- 1) 久留米大学免疫学教室の研究
- 2) 三重大学での研究
- 第7章 香りの抗うつ作用の検討 ; 動物実験
- 第8章 うつ病の本質と症状
- 1) うつ病とか何か
- 2) 自殺の問題
- 3) 身体症状と診断の難しさ
- 第9章 うつ病は風邪のようには治らない
- 第10章 うつ病の治療
- 1) 治療の基本 ; 休養の意味
- 2) 薬物に対する誤解
- 3) 認知行動療法
- 第11章 ストレスからうつ病に至るプロセス ; 抗うつ薬の作用機序
- 第12章 うつ病治療の工夫
- 第13章 うつ病の免疫機能亢進仮説
- 第14章 香りによるうつ病の治療
- 1) 臨床応用に至った動機
- 2) 自殺対策と臨床応用の実行
- 3) 結果
- 4) 再発・再燃予防
- 5) 適応と限界
- 6) うつ病に対する臨床応用発表後
- 第15章 不眠に対する香りの応用
- 1) 不眠について
- 2) 睡眠薬を上手に使う
- 3) 精神生理性不眠
- 4) 睡眠に対する香りの効果の検定
- 5) バレリアン
- 第16章 不安
- 1) リラックスとは
- 2) 気分、感情、情動
- 3) 情動の1つである不安
- 4) 強迫
- 5) パニック
- 6) 不安に対する香りの効果
- 第17章 ストレス
- 第18章 ストレスから不安へ
- 第19章 非定型うつ病
- 第20章 香りの自律神経系に対する作用
- 第21章 統合失調症のリハビリテーションに対する香りの効果
- 第22章 健常者を対象とした香りの効果
- 1) 柑橘系香料の抗ストレス効果の検証
- 2) バレリアンの睡眠延長作用の実証
- 3) 香りが脳血流に与える影響
- 4) 檜油の香りによるリラックス効果評価試験
- 5) 熊野古道
- 6) 働く女性のストレス緩和
- 7) セドロールのリラックス効果と導眠効果の検証のための予備試験
- 8) 宇宙ステーションにおける香りの応用
- 第23章 香りを精神疾患の治療に使う本当の意義
- 1) 香りは薬物としては劣る
- 2) 精神療法の重要性
- 3) 症状が軽い場合の香りの応用
- 4) 慢性の経過をたどりやすい統合失調症や慢性化したうつ病
- 5) 緩和ケアなどへの応用
- 第24章 香りはコミュニケーションのツール ; PTSDへの応用も含めて
- 第25章 生きる意味と生き方
- 1) 生きる目的
- 2) 緩急をつけ、やるときにはやる
- あとがき
- 奥付