バイオ実験を安全に行うために

出版社: 化学同人
著者:
発行日: 2018-09-10
分野: 基礎医学  >  基礎医学一般
ISBN: 9784759819212
書籍・雑誌
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1,320 円(税込)

商品紹介

遺伝子や細胞を扱うバイオ系の実験は,化学実験に比べると事故の可能性や危険度が低いと思われがちですが,注意を怠ると,自身の安全だけでなく,研究室や大学,社会にも影響を及ぼす事故を引き起こす可能性があります.本書では,バイオ実験を安全におこなうためには具体的にどのような点に注意すればよいか,丁寧に解説.注意を喚起するために実際の事故例も多数掲載.また,経験の少ない学生にも要点がわかりやすいよう,実験をおこなう人の目線での説明を心がけています.研究室に必ず常備していただきたい「安全のてびき」です.

目次

  • 第1章 研究室や実験室における注意事項
     1.1 研究室や実験室におけるリスクと責任
     1.2 実験者が守るべきこと

    第2章 試薬の取り扱い
     2.1 一般的な注意
     2.2 危険物
     2.3 高圧ガス
     2.4 有毒物質
     2.5 寒剤
     2.6 酸性・アルカリ性物質
     2.7 試薬の廃棄

    第3章 器具・機器の取り扱い
     3.1 一般的な注意
     3.2 ガラス器具の取り扱い
     3.3 オートクレーブ
     3.4 遠心分離機
     3.5 低温槽・乾燥機・乾熱器
     3.6 減圧操作
     3.7 紫外線ランプ
     3.8 電子レンジなど
     3.9 クリーンベンチ
     3.10 天秤
     3.11 電気泳動
     3.12 その他の注意すべき事例

    第4章 生物試料の取り扱い
     4.1 一般的な注意
     4.2 生体物質・培養細胞
     4.3 遺伝子組換え体
     4.4 病原体
     4.5 実験動物
     4.6 資料の譲渡
     4.7 生物試料の破棄

    第5章 情報の保管と管理
     5.1 ソーシャルメディアの利用
     5.2 著作権
     5.3 情報漏洩を防ぐために

    第6章 応急手当・災害対策
     6.1 薬品による障害(化学傷)
     6.2 外傷
     6.3 やけど(熱傷)
     6.4 凍傷
     6.5 感電(電撃傷)
     6.6 放射線被ばく
     6.7 心肺蘇生法(CPR)
     6.8 防災対策

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