時代の流れとともに、保育所が地域開放や一時預かりなど外部に開かれるようになり、保育士には子どもを育てる専門家としての様々な役割が求められてきている。本書は、最新の統計や知見を収載するとともに、子どもの健康や病気・障害・事故について、具体的事例を通して指導者と一緒に考えられるよう工夫した実践の書である。「講義」の他、「演習」として様々な課題を提示することで考えを深め、また学習内容を確実なものとする「おさらいテスト」を各章ごとに付した。子育てパートナーが現場でも役立てられる実習テキストとしてご活用いただきたい。