医療判例解説 Vol.79 2019年4月号

出版社: 医事法令社
発行日: 2019-04-15
分野: 医学一般  >  雑誌
雑誌名:
電子書籍版: 2019-04-15
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目次

  • ●「判例速報」
    ・乳腺腫瘍切除手術を受けた直後の女性患者にわいせつ行為をしたとして、
     乳腺外科医の男性が準強制わいせつ罪に問われた事例
     東京地裁:平成31年2月2O日宣告 事件番号:平成28年刑(わ)第2019号

    「解説-乳腺外科医刑事裁判」
    ・担当医から性的被害を受けたとする患者の被害申告が、麻酔薬等により発症した
     術後せん妄に基づく性的幻覚である可能性があると判断された事例について
     ◇文京あさなぎ法律事務所 弁護士 水沼 直樹

    ●「指標事例 4選」
    ・術後せん妄の発症や夜間徘徊を予見できたにもかかわらず、適切な措置を怠り
     患者を死亡させたとして損害賠償を求めた事例
     甲府地裁:平成29年4月18日判決 事件番号:平成24年(ワ)第528号

    ・陰部を打撲し受診した際、泌尿器科専門医への転医を勧めなかったために
     精巣摘出に至ったとして損害賠償を求めた事例
     大阪地裁:平成30年4月25日判決 事件番号:平成26年(ワ)第5884号

    ・強直性脊椎炎患者の人工股関節置換手術の際、体位が不適切だったため、
     神経が圧迫されて上肢麻痺が生じたとして損害賠償を求めた事例
     大阪地裁:平成30年6月26日判決 事件番号:平成27年(ワ)第12094号

    ・両側前頭開頭による前頭蓋底髄膜腫除去手術の際、翻転した皮弁に
     眼球を圧迫され失明したとして控訴した事例
     大阪高裁:平成29年12月7日判決 事件番号:平成29年(ネ)第732号

この書籍の参考文献

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判例速報

P.42 掲載の参考文献
P.44 掲載の参考文献
33. 水野樹・中田善規ほか「覚醒時興奮の要因と予防」 (麻酔60巻4号425頁. 2011年4月)
34. 水野樹・中田善規ほか「覚醒時興奮の要因と予防」 (麻酔60巻4号425頁. 2011年4月) C. Lepouse
P.45 掲載の参考文献
35. Med Hypotheses誌. 2013年.
35. Pinocchio研究. Eur J Anaesth誌. 2013年.
35. J Crit Care誌. 2017年.
35. Clin J Pain誌. 2018年.
36. ミラー麻酔科学書日本語版 (2007年)
37. Mayo Clin Proc誌. 2010年
P.46 掲載の参考文献
P.51 掲載の参考文献
56. 三輪純吉「唾液の法医学的研究 (第3報) 日大歯学第56巻413-419 (1985)
56. 中山修一「唾液の法医学的研究 (第5報)」日大歯学第59巻18-25 (1985)
P.62 掲載の参考文献
76. Schneemilch C, et al. "Sexual hallucinations and dreams under anesthesia and sedation : medicolegal aspects" Anesthesist. 2012 Mar ; 61 (3) : 234-41 (ドイツ語)

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