周産期ボンディングとボンティング障害

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2019-07-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784623086450
書籍・雑誌
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商品紹介

「ボンディング障害」とは、一言でいえば、親が子どもとの絆を形成することができないことである。「わが子がかわいくない」という心理は、これまでタブーであったが、欧米ではここ数年、大きな研究・臨床課題となっている。一方日本ではまだ注目されておらず、まとまった成書もなかった。厚生労働省からの指導がある中、第一線で研究・臨床を行ってきた医師らのこれまでの知見を総まとめする。

目次

  • 第1章 周産期ボンディングの概念
     1 ボンディングとアタッチメントの違い
     2 アタッチメント
     3 ボンディング

    第2章 妊娠期の胎児へのボンディング
     1 胎児ボンディング
     2 望まない妊娠と妊娠への態度
     3 今後の研究課題

    第3章 周産期ボンディング障害の症状構造
     1 精神疾患の症状構造
     2 ボンディング障害の症状構造
     3 症状学の今後に向けて

    第4章 周産期ボンディング障害の発生要因
     1 精神障害とボンディング障害
     2 妊娠・出産とボンディング障害
     3 ボンディング障害の関連指標
     4 ボンディング障害の成因と今後の研究課題

    第5章 周産期ボンディング障害と抑うつ
     1 産後うつ病とは
     2 産後うつ病とボンディング障害

    第6章 周産期ボンディング障害と新生児虐待
     1 新生児虐待
     2 介入と予防

    第7章 周産期ボンディング障害の予防と治療
     1 ボンディング障害の予防
     2 ボンディング障害の治療

    第8章 周産期ボンディング障害の対象児の保護
     1 事 例
     2 子どもの保護
     3 社会的養護
     4 子どもの保護への道筋と対応

    第9章 あらためてボンディング障害とは何か
     1 なぜボンディング障害が見過ごされてきたのか
     2 ボンディング障害を理解する
     3 予防と治療に向けて

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