作業療法の世界
商品紹介
わが国の近代作業療法の草創期から、作業療法を開設し、臨床に携わり、わが国で初めての４年制教育、大学院教育を手がけてきた鎌倉先生、その凛としたしなやかさが本書を貫いている。作業療法の生い立ちに始まり、わが国における伝統的作業療法から近代作業療法に至る経過を偏ることなく解く。そして、12の作業療法の物語を通して現代作業療法とは何かを語り、作業療法の枠組みを示す｡
目次
- 作業療法の世界
作業療法を知りたい･考えたい人のために
目次
1.作業療法の生い立ち
1-1古代養生法としての作業
1-2作業療法の源流
1-3作業の再発見
1-4米国における作業療法の成立
1-5むすび
2.わが国における作業療法の発展
2-1黎明期
2-2作業療法の再建と新生
2-3「新しい」作業療法の始まり
2-4安定への道のり
2-5作業療法哲学の問い直し
2-6結び
3.作業療法の現在
3-1作業療法実践の12の物語
3-2作業療法における作業の意義
3-3作業療法におけるセラピストの役割
3-4集団の利用
その他
4.作業療法実践の枠組み
4-1作業療法の前提概念
4-2対象者
4-3作業療法が行われる場所
4-4作業療法実践のプロセス
4-5評価と介入の技術
5.作業療法モデル論
5-1ＡＯＴＡ統一用語集にみる作業療法の設計
5-2人間作業モデルの立場
5-3カナダ作業療法モデル
5-4作業科学の登場
5-5むすび
6.作業療法の進化
6-1作業療法の効果の検証
6-2量的研究と質的研究
6-3作業療法の技術開発
6-4わざを言語化すること
6-5むすび
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