薬剤師のための 医療情報検索テクニック

出版社: 日経メディカル開発
著者:
発行日: 2019-12-23
分野: 薬学  >  処方/薬局
ISBN: 9784931400979
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2,970 円(税込)

商品紹介

薬剤師業務に役立つ医療情報検索・活用テクニックを事例に沿ってしっかり解説!
的確・迅速な医療情報検索は薬剤師にとって必須のスキルです。本書では、EBM(エビデンスに基づく医療)を実践する2人の著者が、検索テクニックを丁寧に分かりやすく解説しています。検索対象は添付文書、インタビューフォーム、診療ガイドライン、医学論文(PubMed、コクラン・ライブラリー)など。薬剤師が現場で出会いそうな疑問を事例として取り上げ、どんな資料をどう検索すれば答えが得られるかを示します。単なる診療ガイドラインの読み方、PubMed検索の仕方などにとどまらない、薬剤師の仕事の実情に沿った内容です。

目次

  • 医療情報検索テクニック 基礎編
     1.情報検索の大切さ
       「コデインリン酸塩」の小児投与リスク、いつから知ってた?
       患者さんの人生も左右する薬剤師の「情報検索力」
     2.添付文書の活用
       この睡眠薬(エスゾピクロン)は、飲んだらすぐ効くの?
       血中濃度の推移について検索する
     3.インタビューフォームの活用[1]
       妊娠希望の患者さん、「ロラタジン」継続は選択肢になる?
       妊娠中の薬剤の安全性について検索する
     4.インタビューフォームの活用[2]
       私に出された睡眠薬、飲む量が夫より少ないのはなぜ?
       性別・年齢による用量調節について検索する
     5.診療ガイドラインの活用[1]
       片頭痛の頓服薬、1カ月何回以上は使い過ぎ?
       「薬物乱用頭痛」の診断基準について調べる
    6.診療ガイドラインの活用[2]
    「ロサルタン」の「1日2回服用」は間違い?
       添付文書に記載がない薬剤の例外的な用法を検索する
     7.診療ガイドラインの活用[3]
       妊娠に気付かず吐き気止めを飲んでしまった
       添付文書上は「禁忌」の薬の影響を調べる
     8.医学論文の活用[1]
    「バルプロ酸」と「テビペネム」の併用、3日間なら大丈夫?
       併用禁忌の薬で起こる副作用の詳細を調べる
     9.医学論文の活用[2]
    「チアマゾール」と「プロピルチオウラシル」、副作用のリスクが高いのは?
       類似薬を比較検討したデータを調べる

    医療情報検索テクニック 応用編
     10.医学論文の活用[3]
    「桔梗湯」で喉の痛みは本当に軽減するの?
    「前後比較研究」による有効性の評価
     11.医学論文の活用[4]
    「桔梗湯」の効果そのものの評価に適した試験は?
    「ランダム化比較試験」による有効性の評価
     12.医学論文の活用[5]
       SGLT2阻害薬で下肢切断リスクが増加する?
    「ランダム化比較試験」による有害事象リスクの評価
     13.医学論文の活用[6]
       有害事象のリスク、評価に適した試験デザインは?
    「コホート研究」による有害事象リスクの評価
     14.医学論文の活用[7]
       DPP-4阻害薬の中で類天疱瘡のリスクに違いはある?
    「総説論文」の活用
     15.医学論文の活用[8]
       有害事象のリスク評価、コホート研究以外で参照するのは?
    「症例対照研究」による有害事象リスクの評価
     16.医学論文の活用[9]
    「フェブキソスタット」で心血管死亡が増える?
       システマティックレビュー・メタ分析の活用
     17.医学論文の活用[10]
       片頭痛かどうかをどう判断する?
       有病割合やリスクファクター情報の活用
     18.医学論文の活用 [11]
       PubMed以外に便利な論文検索サイトはある?
    「コクラン・ライブラリー」を検索する

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