救急・集中治療領域における緩和ケア

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2021-02-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784260041478
書籍・雑誌
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2,970 円(税込)

商品紹介

救命ができても死が避けられなくても、がんだけではなく心不全でも外傷でも、緩和ケアニーズは存在する。救急外来やICUにおける緩和ケアニーズのアセスメント、患者・家族とのコミュニケーション、苦痛症状に対するケア──時間が限定された救急外来やICUだからこそ、提供できる緩和ケアがある。「救命か、緩和か」ではなく、「救命も、緩和も」かなえるために、領域を越えて編まれたはじめての書。

目次

  • Prologue これまでの歩みを踏まえ,領域を越えた協働を実現するために

    Chapter 1 緩和ケアの実際
     overview

    Chapter 2 緩和ケア視点からの評価を通常のケアに統合する
     アセスメント
     Section 1 救急外来における緩和ケアニーズのアセスメント
     Section 2 ICUにおける緩和ケアニーズのアセスメント

    Chapter 3 治療の中止と差し控え
     法律と倫理
     Section 1 治療の中止と差し控えをめぐる法的側面
     Section 2 延命治療中止に関するジレンマ
      法律家からのコメント「刑事訴追の恐れがある」にどう対応するか?
     Section 3 治療の中止と差し控えにどう対応するか
      「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」
       に基づいた臨床実践とは?

    Chapter 4 患者・家族と話し合う
     コミュニケーション
     Section 1 ケアのゴールについて患者・家族と話し合う
     Section 2 治療の中止と差し控えについて話し合う

    Chapter 5 苦痛症状に対するケア

    Chapter 6 生命維持治療の中止とその後に行うべき緩和ケア

    Column
     臓器提供の可能性がある場合,家族にいつ,どう伝え,何を一緒に考えるか
     ICUにおける緩和ケアの導入
     救急・集中治療領域における緩和ケア──患者中心のケアのために
     スタッフのケア──バーンアウトを防ぐために
     POLST(Physician Orders for Life Sustaining Treatment)
      ──患者の意向に沿った人生の最終段階をかなえるために
     患者と死別した後の家族のケア
     ほぼ亡くなった状態での救急搬送への対応・看取り

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