標準薬理学 第8版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2021-03-25
分野: 薬学  >  薬理学
ISBN: 9784260041638
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7,480 円(税込)

商品紹介

薬物治療の基本概念を学ぶ薬理学は、疾患に関わる病態機構が解明されるにつれて深化・複雑化するようにみえる。本書は医学生を対象にその大切なところをまとめあげたスタンダードテキスト。基礎的な内容と合わせ、薬物を臨床応用する際に必要な概念も解説。病態と薬物の関係がよくわかる。改訂第8版では新章「内因性情報伝達物質」において生理活性物質を化学構造に基づいて整理した。この1冊で縦横に、存分に、薬理学を学ぼう!

目次

  • 第I編 総論
     構成マップ(第1~3章)
     第1章 薬理学とは
      A なぜ薬理学を学ぶのか
      B 受容体――概念から実体へ
      C 薬理学の歴史と展望
      D どのように薬理学を学ぶか
     第2章 薬理学総論
      A 分子・細胞レベルでの薬理作用
      B 個体・集団レベルでの薬理作用
      C 薬物の生体内動態
     第3章 臨床薬理学
      A 臨床薬理学総論
      B 臨床薬物動態学
      C 薬理遺伝学
      D 薬物相互作用
      E 高齢者の薬物療法
      F 妊産婦・小児における薬物動態
      G 病態時における薬物動態
      H 処方と調剤

    第II編 薬物と生体機能制御系
     構成マップ(第4~13章)
     第4章 Gタンパク質共役型受容体
      A GPCRとGタンパク質
      B GPCRの分類と構造の特徴
      C GPCRに結合するリガンド
      D GPCRの調節メカニズム
      E バイアス型シグナリング
      F 主要なGPCR
      G GPCRに対する自己抗体と疾患
     第5章 サイクリックヌクレオチド
      A cAMP
      B cGMP
      C サイクリックヌクレオチド分解系
     第6章 イオンチャネル型受容体
      A 構造と機能
      B 代表的な受容体
     第7章 チャネル
      A イオンチャネル
      B 水チャネル
     第8章 トランスポーター
      A 輸送と拡散
      B イオンポンプ
      C ABCトランスポーター
      D SLCトランスポーター
      E トランスポーターの生体内での機能と病態への関与
     第9章 Ca2+シグナル機構
      A Ca2+シグナルの薬理学的意義
      B Ca2+シグナル機構の概要
      C 細胞内Ca2+濃度調節機構の概要
      D 細胞膜を介したCa2+流入経路
      E 小胞体のCa2+放出チャネル
      F ミトコンドリアのCa2+輸送
      G Ca2+の能動輸送
      H Ca2+結合タンパク質
     第10章 酵素型受容体とシグナル伝達
      A 酵素型受容体
      B チロシンキナーゼ型受容体
      C セリン・スレオニンキナーゼ型受容体
      D サイトカイン受容体
      E グアニル酸シクラーゼ型受容体
      F その他の受容体
     第11章 細胞内受容体
      A 一酸化窒素と可溶性グアニル酸シクラーゼ
      B ホスホジエステラーゼ
      C 核内受容体
     第12章 神経系の化学伝達
     第13章 内因性情報伝達物質
      A アミノ酸およびその代謝物
      B エステル
      C ポリペプチド:ペプチド,タンパク質
      D 脂質
      E プリン化合物

    第III編 薬物と器官病態制御
     第14章 末梢神経系
      本章の構成マップ
      A 末梢神経系の薬理学
      B 交感神経系に作用する薬物
      C 副交感神経系に作用する薬物
      D 自律神経節に作用する薬物
      E 神経筋接合部遮断薬
      F 局所麻酔薬
     第15章 循環系
      本章の構成マップ
      A 心不全治療薬
      B 虚血性心疾患治療薬
      C 高血圧治療薬
      D 抗不整脈薬
     第16章 体液
      本章の構成マップ
      A 利尿薬
      B 輸液
     第17章 中枢神経系
      本章の構成マップ
      A 統合失調症治療薬(抗精神病薬)
      B 抑うつ障害および双極性障害治療薬
      C 不安症・強迫症治療薬
      D 睡眠-覚醒障害治療薬
      E 抗てんかん薬
      F パーキンソン病治療薬
      G アルツハイマー型認知症治療薬
      H アルコール
      I 鎮痛薬
      J 薬物依存
      K 全身麻酔薬
     第18章 内分泌・代謝系
      本章の構成マップ
      A 内分泌
      B 代謝
     第19章 抗感染症薬
      本章の構成マップ
      A 感染症治療の原則
      B 抗菌薬とその原理
      C ペプチドグリカン生合成過程に作用する抗菌薬
      D タンパク質合成阻害薬
      E 葉酸代謝阻害薬
      F DNA,RNAに関与する薬物
      G その他の抗菌薬
      H 抗酸菌症治療薬
      I 抗真菌薬
      J 原虫・蠕虫治療薬
      K 抗ウイルス薬
      L ワクチン
      M 消毒薬
      N 多剤耐性菌とその治療薬
      O 小児,妊婦への抗菌薬投与と安全性
     第20章 抗悪性腫瘍薬
      本章の構成マップ
      A 細胞障害性抗癌薬
      B 分子標的薬
      C ホルモン薬とホルモン拮抗薬
      D その他の抗癌薬
      E 抗癌薬に対する耐性
     第21章 血液系
      本章の構成マップ
      A 造血
      B 赤血球系疾患
      C 白血球系疾患
      D 巨核球系疾患
      E 血栓性疾患/出血性疾患
     第22章 呼吸器系
      本章の構成マップ
      A 生理と薬理
      B 呼吸器系疾患の病態と薬物治療
     第23章 消化器系
      本章の構成マップ
      A 消化性潰瘍の治療薬
      B 機能性消化管障害の治療薬
      C 止瀉薬と瀉下薬
      D 炎症性腸疾患の治療薬
      E 制吐薬と催吐薬
      F 肝臓疾患の治療薬
      G 胆道系疾患の治療薬
      H 膵臓疾患の治療薬
     第24章 免疫・炎症系
      本章の構成マップ
      A 抗炎症作用を発揮する薬物
      B 免疫機能を調節する薬物
      C アレルギー疾患治療薬
      D 抗リウマチ作用を発揮する薬物
      E サイトカイン,ケモカインを標的とする薬物

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