第I編 総論
構成マップ(第1~3章)
第1章 薬理学とは
A なぜ薬理学を学ぶのか
B 受容体――概念から実体へ
C 薬理学の歴史と展望
D どのように薬理学を学ぶか
第2章 薬理学総論
A 分子・細胞レベルでの薬理作用
B 個体・集団レベルでの薬理作用
C 薬物の生体内動態
第3章 臨床薬理学
A 臨床薬理学総論
B 臨床薬物動態学
C 薬理遺伝学
D 薬物相互作用
E 高齢者の薬物療法
F 妊産婦・小児における薬物動態
G 病態時における薬物動態
H 処方と調剤
第II編 薬物と生体機能制御系
構成マップ(第4~13章)
第4章 Gタンパク質共役型受容体
A GPCRとGタンパク質
B GPCRの分類と構造の特徴
C GPCRに結合するリガンド
D GPCRの調節メカニズム
E バイアス型シグナリング
F 主要なGPCR
G GPCRに対する自己抗体と疾患
第5章 サイクリックヌクレオチド
A cAMP
B cGMP
C サイクリックヌクレオチド分解系
第6章 イオンチャネル型受容体
A 構造と機能
B 代表的な受容体
第7章 チャネル
A イオンチャネル
B 水チャネル
第8章 トランスポーター
A 輸送と拡散
B イオンポンプ
C ABCトランスポーター
D SLCトランスポーター
E トランスポーターの生体内での機能と病態への関与
第9章 Ca2+シグナル機構
A Ca2+シグナルの薬理学的意義
B Ca2+シグナル機構の概要
C 細胞内Ca2+濃度調節機構の概要
D 細胞膜を介したCa2+流入経路
E 小胞体のCa2+放出チャネル
F ミトコンドリアのCa2+輸送
G Ca2+の能動輸送
H Ca2+結合タンパク質
第10章 酵素型受容体とシグナル伝達
A 酵素型受容体
B チロシンキナーゼ型受容体
C セリン・スレオニンキナーゼ型受容体
D サイトカイン受容体
E グアニル酸シクラーゼ型受容体
F その他の受容体
第11章 細胞内受容体
A 一酸化窒素と可溶性グアニル酸シクラーゼ
B ホスホジエステラーゼ
C 核内受容体
第12章 神経系の化学伝達
第13章 内因性情報伝達物質
A アミノ酸およびその代謝物
B エステル
C ポリペプチド:ペプチド,タンパク質
D 脂質
E プリン化合物
第III編 薬物と器官病態制御
第14章 末梢神経系
本章の構成マップ
A 末梢神経系の薬理学
B 交感神経系に作用する薬物
C 副交感神経系に作用する薬物
D 自律神経節に作用する薬物
E 神経筋接合部遮断薬
F 局所麻酔薬
第15章 循環系
本章の構成マップ
A 心不全治療薬
B 虚血性心疾患治療薬
C 高血圧治療薬
D 抗不整脈薬
第16章 体液
本章の構成マップ
A 利尿薬
B 輸液
第17章 中枢神経系
本章の構成マップ
A 統合失調症治療薬(抗精神病薬)
B 抑うつ障害および双極性障害治療薬
C 不安症・強迫症治療薬
D 睡眠-覚醒障害治療薬
E 抗てんかん薬
F パーキンソン病治療薬
G アルツハイマー型認知症治療薬
H アルコール
I 鎮痛薬
J 薬物依存
K 全身麻酔薬
第18章 内分泌・代謝系
本章の構成マップ
A 内分泌
B 代謝
第19章 抗感染症薬
本章の構成マップ
A 感染症治療の原則
B 抗菌薬とその原理
C ペプチドグリカン生合成過程に作用する抗菌薬
D タンパク質合成阻害薬
E 葉酸代謝阻害薬
F DNA,RNAに関与する薬物
G その他の抗菌薬
H 抗酸菌症治療薬
I 抗真菌薬
J 原虫・蠕虫治療薬
K 抗ウイルス薬
L ワクチン
M 消毒薬
N 多剤耐性菌とその治療薬
O 小児,妊婦への抗菌薬投与と安全性
第20章 抗悪性腫瘍薬
本章の構成マップ
A 細胞障害性抗癌薬
B 分子標的薬
C ホルモン薬とホルモン拮抗薬
D その他の抗癌薬
E 抗癌薬に対する耐性
第21章 血液系
本章の構成マップ
A 造血
B 赤血球系疾患
C 白血球系疾患
D 巨核球系疾患
E 血栓性疾患/出血性疾患
第22章 呼吸器系
本章の構成マップ
A 生理と薬理
B 呼吸器系疾患の病態と薬物治療
第23章 消化器系
本章の構成マップ
A 消化性潰瘍の治療薬
B 機能性消化管障害の治療薬
C 止瀉薬と瀉下薬
D 炎症性腸疾患の治療薬
E 制吐薬と催吐薬
F 肝臓疾患の治療薬
G 胆道系疾患の治療薬
H 膵臓疾患の治療薬
第24章 免疫・炎症系
本章の構成マップ
A 抗炎症作用を発揮する薬物
B 免疫機能を調節する薬物
C アレルギー疾患治療薬
D 抗リウマチ作用を発揮する薬物
E サイトカイン,ケモカインを標的とする薬物