セルフケア指導 脱!誤解と思い込み

出版社: クインテッセンス出版
著者:
発行日: 2021-05-10
分野: 歯科学  >  歯科学一般
ISBN: 9784781208107
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5,500 円(税込)

商品紹介

「慣例」や「みんなが言っている」等の情報にはとかく誤解や思い込みがつきもので、セルフケアに関しても例外ではない。本書ではそのような流布する口腔清掃・口腔保健に関する32の誤解・思い込みを、科学的根拠と、誤解が生じた背景をもって解き明かす。根拠となった論文の抄訳やガイドライン、その解釈、臨床での効果的な方法がわかり、すぐにも患者さんへの指導に活用したい1冊である。

目次

  • PART1 口腔保健・生活習慣に関する誤解・思い込み
      1 昔よりも、う蝕は減った
      2 う蝕の母子感染を防ぐために、食器の共有は避けた方がよい
      3 母乳は、う蝕の原因にならない
      4 キシリトールはう蝕予防に効果がある
      5 イオン飲料や炭酸飲料を飲むと酸蝕症になる
      6 「糖類ゼロ」と表記された飴は、う蝕の原因とならない
    7 大人になってからの口腔衛生習慣は、子どものときの口腔清掃状態とは関連しない
      8 睡眠時間や朝食の欠食などの生活習慣は、歯科疾患との関連が少ない
      9 口腔が不衛生だと、心筋梗塞のリスクが高くなる
      10 歯周病治療は糖尿病の悪化を防ぐことができる
      11 妊婦の歯周病は早産のリスクになる
      12 リコール間隔は6ヵ月おきがよい
      13 根面う蝕の予防は、歯冠部う蝕の予防と同様である

    PART2 口腔清掃に関する誤解・思い込み
      14 歯ブラシはヘッドが小さく、毛丈は切りそろえられたものがよい
      15 歯ブラシの把柄部はストレートタイプがよい
      16 歯ブラシは、毛先が広がらなければ交換の必要はない
      17 歯ブラシは消毒した方がよい
      18 手用歯ブラシより電動歯ブラシの方が、歯科疾患予防に効果がある
      19 歯磨きは、弱い力で磨く方がよい
      20 食後すぐに歯を磨かない方がよい
      21 歯磨きは、1日3回以上行うのがよい
      22 ブラッシング後のすすぎの回数や使用する水の量は、特に留意する必要はない
      23 歯磨剤は、歯が摩耗するので使用しない方がよい
      24 フッ化物濃度の低い歯磨剤でも、う蝕予防効果がある
      25 歯磨剤はできるだけ少量使用した方がよい
      26 6歳未満で1,000ppmを超えるフッ化物配合歯磨剤を使用するのは危険
      27 フッ化物配合歯磨剤とフッ化物洗口の併用は、う蝕予防効果を高める
      28 顆粒が配合された歯磨剤の使用が、歯肉に炎症を起こす
      29 インプラント治療後は、フッ化物配合歯磨剤を使用しない方がよい
      30 洗口剤は歯周病予防に効果がある
      31 フロスは、う蝕や歯周病予防に効果がある
      32 フロスよりも歯間ブラシの方が予防効果が高い

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