臨床婦人科産科 75/6 2021年6月号
目次
- 今月の臨床 大規模災害時の周産期医療
―災害に負けない準備と対応
■災害医療の基本
周産期医療と災害
災害時の基本的医療――TTT（Triage，Treatment，Transport）
災害医療派遣チーム（DMAT）と広域災害救急医療情報システム（EMIS）
災害医療教育研修――MIMMS，NDLS，MCLS
■激甚災害の経験から得られた周産期医療体制の問題点と現状
データからみる2011年東日本大震災と周産期医療
2016年熊本地震
2019年秋の台風およびそれに関連した豪雨災害への対応
令和2年7月豪雨――人吉球磨地域の産婦人科医療への影響
■大規模災害時の周産期医療体制構築への試み
災害時小児周産期リエゾン設立までの経緯
日本産科婦人科学会の取り組み――大規模災害対策情報システム（PEACE）について
■感染症パンデミックへの対応――新型コロナウイルス感染症を踏まえて
母体と医療従事者への感染を防ぐには
新生児の水平感染を防ぐには
■災害時の医療機関のインフラ確保――Triage Greenの健康維持のために
災害を想定した防災リテラシー――水の確保と医療施設の自立体制
電源の確保
●Obstetric News
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種：妊婦と母乳哺育女性（III）
――推奨（米国産婦人科学会）
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