「型」が身につく 蛋白尿・血尿の診かた・考えかた【電子版付】

出版社: 日本医事新報社
著者:
発行日: 2021-06-14
分野: 臨床医学:内科  >  腎臓
ISBN: 9784784993826
書籍・雑誌
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5,940 円(税込)

商品紹介

たかが尿検査,されど尿検査
本書を読めば,尿検査を出して,きちんと評価したくなる!
尿検査はとても簡便で,コストパフォーマンスに優れた万能検査。プライマリ・ケア医と腎臓・泌尿器科専門医,両方の目線を持つ医師を執筆陣に迎え,腎臓を専門としていない医師やスタッフがつまずきやすいポイント,ぜひ知ってほしいポイントを抽出。尿検査の見方に関する「型」を効率的に身につけることができます。

目次

  • 第1章 ちょっと待って! その患者さんの尿検査 しなくて大丈夫?
    1 そうだ,尿検査をしよう─尿検査の疑問解決はこれ1冊で大丈夫
    2 様々な臨床場面における尿検査の有用性

    第2章 シナリオ こんな蛋白尿・血尿で困っていませんか?
    1 健診で蛋白尿が指摘された症例
    2 健診で血尿が指摘された症例
    3 健診で蛋白尿・血尿が指摘された症例
    4 肉眼的血尿を主訴に来院した症例(20歳代)
    5 肉眼的血尿を主訴に来院した症例(70歳代)
    6 徐々に蛋白尿が増悪した外来患者(40歳代)
    7 蛋白尿・血尿を新規に指摘された外来患者
    8 徐々に蛋白尿が増悪した外来患者(80歳代)

    第3章 CQ こんなに簡単でいろいろわかる尿検査
    1 尿で何がわかるの?─鑑別診断を考えた上で尿検査でさらにグレードアップ
    2 いつ尿検査を行うことを想起するの?
    3 蛋白尿って何? なぜ蛋白尿が出るの? どの疾患を考える?
    4 いつ尿蛋白の定量を行うべき?
    5 外来で1日尿蛋白量を推定する方法は?
    6 血尿って何? なぜ血尿が出るの? どの疾患を考える?
    7 早朝尿を採取する意味は?
    8 蛋白尿・尿潜血が偽陽性・偽陰性になるシチュエーションは?
    9 尿比重は何を反映しているの?
    10 尿沈渣はいつ提出すべき? 何がわかるの?
    11 尿細胞診はどの程度あてになるの? やっぱり出したほうがいいの?
    12 3歳児検尿・学校健診における尿検査の意義は?
    13 妊婦健診における尿検査の意義は?
    14 尿検査って実際にどう扱われているの?
    15 尿検査と診療報酬

    第4章 CQ 本当に放っておいて大丈夫? その蛋白尿・血尿・腎機能障害
    16 蛋白尿・血尿があると予後が悪いの?
    17 経過観察が許される尿蛋白・尿潜血陽性のシチュエーションは?
    18 いつ病診連携・腎生検を想起するの?
    19 腎生検ってどんな意味があるの? 何がわかるの?
    20 蛋白尿がある場合の鑑別の進め方は?
    21 血尿がある場合の鑑別の進め方は?
    22 血尿がある場合,尿蛋白定量に影響するの?
    23 尿定性で蛋白陰性─本当に蛋白尿はない?
    24 尿検査異常はそれほどない腎機能障害は放っておけばいい?
    25 尿検査異常・腎機能障害がある場合に腹部超音波検査等の画像検査はどのような意味があるの?
    第5章 CQ かかりつけ医に知ってほしい 蛋白尿・血尿を呈する腎疾患のこれだけは!
    26 蛋白尿・血尿を呈する,かかりつけ医が知っておくべき腎疾患とは?
    27 腎硬化症のillness script
    28 糖尿病性腎症のillness script
    29 慢性腎炎症候群とIgA腎症のillness script
    30 急性腎炎症候群と急速進行性糸球体腎炎のillness script
    31 ネフローゼ症候群のillness script
    32 尿所見から腎疾患を推測する

    第6章 CQ あなたは知っていますか? 蛋白尿・血尿をフォローする上で大切なこと
    33 蛋白尿をどう治療するの? エビデンスをふまえて
    34 血尿をどう治療するの? エビデンスをふまえて
    35 プライマリ・ケア医は蛋白尿・血尿をどのような検査でフォローアップするの? フォロー間隔は?
    36 専門病院からみた望ましい病診連携とは? 最良の病診連携に結びつく紹介状って?

    第7章 尿検査・蛋白尿・血尿をより深く知りたいあなたのために
    1 尿糖陽性とその病的意義は?
    2 尿路感染症や尿路結石で特徴的な尿所見とは?
    3 かかりつけ医が押さえるべき効率的なCKD管理
    4 膠原病診療と蛋白尿・血尿
    5 パラプロテイン血症と腎疾患─尿定性で引っかからなくても疑う?
    6 肥満関連腎症ってどんな病気?
    7 SGLT2阻害薬って腎臓病にいいの? わかっていることとこれからの展望
    8 患者のために知っておきたい 指定難病と医療費助成制度

    付 録
    1 紹介状サンプル
    2 尿検査/蓄尿検査
    3 フォローアップ時の注意事項

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