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I 医師編
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1. 分野別
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1-1. 分野共通
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Q001 輸血療法において医師が果たすべき役割とは何か
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Q002 輸血を安全に行うためにどのような院内体制が必要か
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Q003 輸血を行うためにインフォームド・コンセントは必要か
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Q004 病院の事務部長から輸血管理料を取得できないかと言われた
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Q005 輸血療法委員会の議題は「輸血療法の実施に関する指針」の改正であった
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Q006 病院の事務部長から合同輸血療法委員会に出席するように言われた
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Q007 血液型検査を依頼したら判定保留の結果が返ってきた
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Q008 患者家族から生後1カ月の子どもの血液型を調べてほしいと言われた
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Q009 輸血の説明中に, 患者から放射線を照射した血液製剤を輸血しても大丈夫かと言われた
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Q010 輸血を予定している患者の入院時検査で寒冷凝集素が強陽性と判定された
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Q011 輸血部門の臨床検査技師から輸血オーダを修正するように言われた
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1-2. 外科系
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Q012 手術用準備血は十分過ぎるほど用意すべきか
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Q013 手術用準備血はすべて交差適合試験を済ませたものを用意するのか
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Q014 手術予定日前日に, 患者の不規則抗体が陽性であることが判明した
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Q015 指導医から院内採血の新鮮血を申込むように言われた
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Q016 手術に際して, 輸血は行わないでほしいと言われた
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Q017 自分の血液で手術をしたいと言われた
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Q018 自己血を800mL貯血した患者の輸血の申込みに際して, 手術用準備血は自己血製剤のみオーダすれば良いか
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Q019 Hb値9. 0g / dLと貧血を認めるが, 自己血貯血を行うことは可能か
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Q020 自己血の採血中に, 患者の顔が青ざめ冷汗が出てきた
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Q021 自己血を800mL貯血したが, 予定した手術日が延期になった
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Q022 自己血貯血を行った患者が他院で手術をすることになった
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Q023 回収式自己血輸血はどのように行うのか
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Q024 希釈式自己血輸血は有効か
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Q025 輸血中に患者がショック状態に陥った
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Q026 人工呼吸器装着中の患者で, 輸血開始後に尿道カテーテルから赤褐色尿が出現した
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Q027 輸血後10日目の患者に貧血と血尿が出現した
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Q028 輸血後に血液生化学検査で血清カリウム濃度が増加した
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Q029 アフェレーシス中に患者が口のしびれを訴えた
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1-3. 内科系
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Q030 鉄欠乏性貧血の患者 ( Hb値6g / dL ) に赤血球輸血を行う適応はあるか
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Q031 血液透析中の腎不全患者で貧血が進行した
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Q032 血小板輸血の際に, 赤血球輸血と同様にABO血液型は一致させるべきか
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Q033 血小板数5万 / μLの患者で血小板輸血の適応はあるか
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Q034 特発性血小板減少性紫斑病の患者に血小板輸血を行うことは適切か
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Q035 血栓性血小板減少性紫斑病の患者に血小板輸血を行うことは適切か
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Q036 劇症肝炎の患者が入院して血漿交換を行うことになった
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Q037 輸血感染症のリスクは血漿分画製剤と新鮮凍結血漿で違いはあるか
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Q038 非代償期肝硬変患者にアルブミン製剤を投与する適応はあるか
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Q039 輸血依存性の患者で注意すべきことは何か
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1-4. その他の輸血療法
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Q040 小児に対する輸血療法は成人の輸血療法と違いはあるか
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Q041 妊娠時の感染症検査でHTLV - Iが陽性と判定された
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Q042 重症黄疸の新生児が入院した
P.43
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Q043 外来経過観察中の妊婦が超音波検査で胎児水腫が疑われた
P.44
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Q044 新生児の貧血が進行した
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Q045 感染症を併発した好中球減少症患者に顆粒球コロニー刺激因子 ( G - CSF ) を投与したが好中球数が増加しない
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2. シチュエーション別
P.49
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2-1. 手術・大量出血関連
P.49
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Q046 胸部大動脈瘤の手術が予定された. 輸血はどのように準備すればよいか
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Q047 68歳男性, 血尿を主訴に来院. 膀胱がんと診断され, 膀胱全摘除術と回腸導管による尿路変向術が予定されている. 既往歴に高血圧があり, カルベジロールを内服している. 術前Hb値は7. 2g / dLと貧血を認めるが, その他症状や異常所見なし. 本患者の術前に赤血球輸血は必要であるか
P.52
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Q048 肝がん合併肝硬変患者が肝がん摘出手術を行うことになった. 術前より凝固障害と血小板減少を認めているが, 術前~術中のFFPおよび血小板輸血はどのように行うべきか ?
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Q049 75歳女性, 150cm, 45kg, 術前値Hb11. 0g / dL. 頸胸椎側弯症の診断で, 第7頸椎から第8胸椎の脊椎固定術を施行中である. 予定している固定部位の半分まで手術が進行した時点で出血量が1, 000mLを超えHb値は6. 9g / dLまで低下した. どの時点で輸血を開始すべきか ? 出血量がどの程度増加したらFFP投与を行うべきか
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Q050 76歳男性, 胃がんに対して胃全摘術が予定されている. 既往歴として, 大動脈弁閉鎖不全症に対する生体弁置換術と術後感染による再置換術があり, 2度の輸血歴がある. 不規則抗体 ( 抗E抗体 ) が陽性である. 一般的に, 胃全摘術の出血量が300gである病院であれば, 輸血オーダはタイプ & スクリーン ( T & S ) である. 本症例の輸血オーダはT & Sで良いか
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Q051 48歳女性, 大量の吐血によるショック状態の患者が搬送されてきた. ただちに血液型検査とパイロット採血を行い, 緊急輸血を開始した. その後, 血液型はA型, RhD陽性であったが, 不規則抗体スクリーニング検査において不規則抗体の存在が疑われた. 輸血はどのように行うべきか
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Q052 心臓血管外科手術中にAB型RhD陰性の患者が大量出血を起こして緊急で大量の輸血が必要となった. どのような輸血対応を取るべきか
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Q053 常位胎盤早期剥離, 胎児徐脈のため緊急帝王切開手術 ( NICE分類カテゴリー1 : 超緊急手術 ) の申込みがあった. 外出血は少なく, 超音波画像で胎盤肥厚が認められた. 出血量が多くないにもかかわらず産科医はFFPを投与するよう指示した. 現時点でFFPの投与は必要ないのではないか
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Q054 腹腔内の手術後, ドレーンから淡血性液の漏出が続いており, 軽度の血小板減少 ( 10万 / μL弱 ) とPT, APTT値の軽度延長 ( 50 % 前後 ) を認めている. どのような輸血対応を取るべきか ?
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Q055 まれな血液型の患者で, 膝の人工関節置換術を計画している. 自己血輸血は可能か
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Q056 自己血貯血において, 400mLの採血バッグに半分程度しか採血できなかった. 使用しても良いか
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2-2. 内科関連
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Q057 がん患者の化学療法後に生じた貧血に対して, 赤血球輸血の適応となるHb値はどれくらいか
P.76
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Q058 がん患者の化学療法後に生じた血小板減少症に対して, 血小板輸血の適応となる血小板数はどれくらいか
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Q059 痔核の慢性的な出血により生じた貧血は, 赤血球輸血の適応となるか
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Q060 播種性血管内凝固 ( DIC ) を併発した白血病患者の血小板減少症は, 血小板輸血の適応となるか
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Q061 敗血症患者が3万 / μL以下の高度な血小板減少とPT, APTT値の延長を呈していた. FFPおよび血小板輸血はどうすべきか ?
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Q062 28歳女性, 初産婦, 非妊娠時の体重50kg, 既往歴に特記すべきことなし. 妊娠26週に血小板数4. 4万 / μLと低値を指摘され, 血液内科にコンサルトされた. 妊娠28週に血小板数2. 8万 / μLとさらに低下したため副腎皮質ステロイド剤による治療を開始した. その後, 血小板数の増減を繰り返すため免疫グロブリン大量療法を施行したが反応が悪く, 妊娠35週 ( 58kg ) には血小板数2万 / μLとなり, 血小板製剤10単位を輸血して4. 8万 / μLまで増加した. この血小板数の増加は想定通りか
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2-3. 輸血副作用・合併症関連
P.88
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Q063 赤血球輸血中に38℃以上の発熱が発症した. 輸血は中止するべきか
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Q064 血小板製剤を輸血中に38℃以上の発熱が発症した. 輸血は中止するべきか
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Q065 輸血開始後じんま疹が出現した. どのように対処すれば良いか
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Q066 FFP - 480 1パックを輸血後しばらくして, 患者が呼吸苦を訴え始めた. 何を考え, どのような治療を行うべきか
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Q067 輸血中に患者から血尿がみられた. 輸血との関係はあるか
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Q068 輸血しすぎて問題になることはあるか
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2-4. その他
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Q069 過誤輸血はどのような場合に疑われるか. またそのような場合にはどう対処すれば良いか
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Q070 25歳男性, 多発交通外傷にて搬送された. 持続する腹痛を訴える. 血液型, 血算, 血液生化学検査, 血液ガス検査が行われた. 血液型オモテ検査とウラ検査の結果不一致が報告された. 腹腔内出血のため緊急手術となった. 血液型検査でオモテ検査とウラ検査の結果不一致の場合どう対応するのか ?
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Q071 血液型不明の患者が出血性ショックの状態で搬送されてきた. どのような輸血対応を取るべきか
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Q072 血液型検査の結果, 本人の記憶とは異なるABO血液型だといわれた
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Q073 赤血球製剤は室温に戻してから輸血すべきなのか, 冷たいままでも良いのか
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Q074 赤血球製剤を室温に放置したことが翌日に判明した. そのまま使用しても良いか
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Q075 他院から血液バッグも一緒に患者が搬送された. その血液製剤は使用しても良いか
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Q076 血小板輸血を行ったが血小板数が増加しない. どのように対処すべきか
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Q077 腹水を伴う肝硬変患者において, 血清アルブミン値 ( 1. 9g / dL ) と低い場合にアルブミン製剤投与の適応となるか
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Q078 輸血のルートはどこから確保すれば良いか. またその際に針はどの位まで細くても大丈夫か
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Q079 輸血用血液はどれ位の速度で輸血すべきか
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