臨床検査値活用術

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2022-03-30
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784758320764
書籍・雑誌
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商品紹介

PT・OT向けに,臨床で遭遇する症状(炎症,意識障害など)別に具体的な症例を挙げ,それぞれの検査結果から複数の検査値を組み合わせてどのように解釈するかを解説。さらに,そこから得られる一般的な考え方にも言及。
検査値の解釈に留まらず,検査値を踏まえたリハビリテーションについて運動負荷量やプログラム内容などをより具体的に解説しており,読者が臨床で応用しやすい構成となっている。

目次

  • 第1章 まずは検査値の基本を知ろう
     1.臨床検査値の活用

    第2章 炎症症状の原因と予後を予測しリハビリテーション治療に活かす
     1.それぞれの検査値を知ろう
       WBC,好中球,赤沈,CRP,PT,APTT,d-dimer,FDP,Fib
     2.くも膜下出血 × 誤嚥性肺炎
     3.人工股関節全置換術後 × 深部静脈血栓症
     コラム:CRPと組み合わせて考える各種炎症疾患

    第3章 一過性の意識障害を予測しリハビリテーション治療に活かす
    【貧血】
     1.貧血に関連するそれぞれの検査値を知ろう
       RBC,Ht,Hb,MCV,Fr,Fe,TIBC
     2.脳出血 × 大腸がん
     3.腰部脊柱管狭窄症術後 × 慢性腎臓病
     コラム:アドバンスド:こういう組み合わせも知っておこう
     コラム:貧血のフィジカルアセスメント
    【起立性低血圧】
     4.起立性低血圧に関連するそれぞれの検査値を知ろう
       Na,BUN,Cr,UA,尿比重
     5.パーキンソン病 × 低栄養
     6.大腿骨骨幹部骨折 × 血液透析
     コラム:脱水のフィジカルアセスメント
     コラム:自律神経のフィジカルアセスメント

    第4章 浮腫の原因を予測しリハビリテーション治療に活かす
     1.それぞれの検査値を知ろう
       BNP,NT-proBNP,尿タンパク,AST,ALT,ChE
     2.心臓弁膜症による心不全 × 一過性脳虚血発作(TIA)
     3.慢性心不全,慢性腎不全 × 骨盤骨折
     4.非アルコール性脂肪性肝疾患×アテローム血栓性脳梗塞
     コラム:浮腫のフィジカルアセスメント

    第5章 息苦しさの原因を予測しリハビリテーション治療に活かす
     1.それぞれの検査値を知ろう
       PaO2,PaCO2,HCO3−,pH,BE
     2.血液ガスを知る前に酸塩基平衡を理解しよう
     3.ギラン・バレー症候群
     4.心不全 × 脳梗塞
     5.慢性閉塞性肺疾患(COPD) × 腰椎圧迫骨折
     6.間質性肺炎 × 関節リウマチ
     コラム

    第6章 栄養状態を予測しリハビリテーション治療に活かす
     1.それぞれの検査値を知ろう
       Alb,TP,A/G 比,TC,AST,ALT,ChE,Tf,TTR
     2.肝硬変 × 脳梗塞
     3.心不全 × 大腿骨転子部骨折
     コラム:下腿周径について

    第7章 倦怠感を予測しリハビリテーション治療に活かす
     1.それぞれの検査値を知ろう
       BS,HbA1c,CPR,尿糖,尿ケトン,PSA,Ca,ALP,PLT
     2.糖尿病 × 慢性硬膜下血腫
     3.変形性膝関節症 × 前立腺がんの脊椎転移 

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