多職種で取り組む抗菌薬適正使用 AST活動はじめの一歩

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2022-06-10
分野: 臨床医学:内科  >  感染症/AIDS
ISBN: 9784263226957
電子書籍版: 2022-06-10 (第1版第1刷)
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商品紹介

これから抗菌薬適正使用に取り組む 薬剤師・臨床検査技師・看護師などの医療スタッフ向けの入門書!

目次

  • step 1 抗菌薬適正使用の基礎知識
     1 抗菌薬適正使用支援(AS)およびASTSに取り組む意義
     2 ASTの概要
     3 抗菌薬使用の基本的な考え方
     4 抗菌薬適正使用支援(AS)に関連する項目
     5 主な感染症と第一選択薬
     6 主な原因菌と第一選択薬
     7 抗菌薬の種類と特徴(抗菌薬の基礎知識)

    step 2 抗菌薬適正使用 実践Q&A
     1 抗菌薬(抗微生物薬)と他薬剤の併用で特に注意すべき薬剤や組み合わせを教えてください
     2 複数の抗菌薬の併用が有用な場合や有効な組み合わせを教えてください
     3 抗菌薬の用法・用量が添付文書とガイドライン等で異なる場合,どちらを重視すべきでしょうか?
     4 抗菌薬の有効・無効はどの時点でどのように判断すればよいでしょうか?
     5 注射薬から経口薬に移行可能なタイミングや条件を教えてください
     6 薬剤熱を疑うべき状況や対処法を教えてください
     7 腎機能が低下している患者における用法・用量の調節について教えてください
     8 術後に感染予防目的で経口セフェム系薬が投与されていますが,有効なのでしょうか?
     9 カルバペネム系薬が2週間以上投与されていますが改善がみられません.
       ASTとしてどのようなアドバイスが妥当でしょうか?
     10 TDM(治療薬物モニタリング)の実施率を上げるための工夫について教えてください
     11 アンチバイオグラム作成や活用の際の注意点を教えてください
     12 デ・エスカレーションを推奨してもあまり受け入れてもらえません.
        実施率を高める工夫があれば教えてください
     13 院内の分離菌サーベイランスを行う際の注意点と活用の際の工夫を教えてください
     14 血液培養の2セット率はどうすれば高められるでしょうか?
     15 薬剤感受性検査に加えて耐性機序の検査も必要となるのはどのような場合でしょうか?
     16 感染症の治療中にも培養検査は必要でしょうか? 実施するとすれば
        どのタイミングがよいでしょうか?
     17 微生物検査は外注なので検査結果の報告が遅れてしまいます.
        何か改善できる方法があれば教えてください
     18 看護師が特に注意すべき患者の観察項目を教えてください.
        また,ASTに伝達すべきなのはどのような場合でしょうか?
     19 臨床検査技師は患者の状況がわかりにくいのですが,検査の実施にあたり
        特に把握しておくべき患者情報があれば教えてください
     20 AST活動においてAMR対策アクションプランはどのように参考にすればよいのでしょうか?

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

step 1 抗菌薬適正使用の基礎知識

P.5 掲載の参考文献
1) 8学会合同抗微生物薬適正使用推進検討委員会 : 抗菌薬適正使用支援プログラム実践のためのガイダンス, 2017.
P.13 掲載の参考文献
P.15 掲載の参考文献
1) WHO : Global Guidelines on The Prevention of Surgical Site Infection, https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/250680/9789241549882-eng.pdf?sequence=8
2) 日本化学療法学会/日本外科感染症学会 : 術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン, 2016.
P.21 掲載の参考文献
1) 日本TDM学会ホームページ, https://jstdm.jp/
2) 木村利美編著 : 図解 よくわかるTDM. 第3版, じほう, 2014.
3) 日本化学療法学会ホームページ, http://www.chemotherapy.or.jp/
P.29 掲載の参考文献
1) http://amr.ncgm.go.jp/pdf/201904_antibaiogram_guideline.pdf
P.75 掲載の参考文献
1) 松本哲哉編 : 臨床微生物学. p127-149, 医歯薬出版, 2017.
2) 山崎勝利ほか : 2011年に臨床材料から分離したプラスミド性AmpC β-lactamase 産生腸内細菌の調査. 日臨微誌, 23 : 194-202, 2013.
3) 日本感染症学会編 : 多剤耐性菌感染症における化学療法の治療戦略. 感染症専門医テキスト. 改訂第2版, p325-354, 南江堂, 2017.
P.91 掲載の参考文献
1) 三鴨廣繁監修, 坂野昌志編著 : もう迷わない! 抗菌薬Navi. 第2版. 南山堂, 2018.
2) 戸塚恭一編集 : 本当に使える! 抗菌薬の選び方・使い方ハンドブック. 羊土社, 2013.
P.92 掲載の参考文献
1) 三鴨廣繁監修, 坂野昌志編著 : もう迷わない! 抗菌薬Navi. 第2版. 南山堂, 2018.
2) 戸塚恭一編集 : 本当に使える! 抗菌薬の選び方・使い方ハンドブック. 羊土社, 2013.
P.95 掲載の参考文献
1) 三鴨廣繁監修, 坂野昌志編著 : もう迷わない! 抗菌薬Navi. 第2版. 南山堂, 2018.
2) 戸塚恭一編集 : 本当に使える! 抗菌薬の選び方・使い方ハンドブック. 羊土社, 2013.

step 2 抗菌薬適正使用 実践Q & A

P.107 掲載の参考文献
1) Johnson DH, Cunha BA : Drug Fever. Infect Dis Clin North Am. Mar ; 10 (1) : 85-91. 1996.
2) 横江正道 : これが不明熱の正体. この1冊で極める不明熱の診断学 (野口善令監修・横江正道編集). p60-64. 文光堂, 2012.
3) 青木洋介. 不明熱の検査の基本的進め方. ちょっと待った! その抗菌薬はいりません (青木洋介編集). p41-44. メジカルビュー社, 2018.
4) 藤山幹子, 橋本公二 : 薬剤性過敏症症候群とHHV-6の再活性化について. ウイルス : 59 (1), 23-30, 2009.
P.109 掲載の参考文献
1) Harbarth S, et al. : Prolonged antibiotic prophylaxis after cardiovascular surgery and its effect on surgical site infections and antimicrobial resistance. Circulation, 101 : 2916-2921, 2000.
2) WHO : Global guidelines for the prevention of surgical site infection. https://apps.who.int/iris/handle/10665/277399
3) Berrios-Torres SI, et al. : Centers for Disease Control and Prevention Guideline for the Prevention of Surgical Site Infection, JAMA Surg, 152 : 784-791, 2017.
4) 日本化学療法学会/日本外科感染症学会 : 術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン. p9-12, 2016.
P.113 掲載の参考文献
1) http://amr.ncgm.go.jp/pdf/201904_antibaiogram_guideline.pdf

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