認知行動療法の哲学

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商品紹介

認知行動療法は、古代ストア哲学の末裔である――
霊と呪術から心を解放した近代科学の正嫡・認知行動療法には“知られざる系譜”が存在した……心の正面ドアをノックする「理性のコントロール」か? はたまた心の裏階段から忍び込む「非理性のカタルシス」か? アーロン・ベックとアルバート・エリスが愛したストア派の賢者たち――マルクス・アウレリウス、エピクテトス、セネカ――に導かれ、心の治癒の一大精神史を体感する。

目次

  • 序論-哲学と心理療法

    ▼第1部-哲学と認知行動療法
    第1章-認知行動療法の「哲学的起源」
    第2章-認知行動療法の起源
    第3章-哲学的治療小史
    第4章-ストア哲学と心理学

    ▼第2部-ストア派はどのように治療をしていたか?
    第5章-理想的賢者を観想する
    第6章-ストア派の〈いま・ここ〉へのマインドフルネス
    第7章-自己分析とソクラテス的論駁
    第8章-自己暗示・予期瞑想・回顧的瞑想
    第9章-災厄の予期(プラエメディタティオー・マロルム)と心的リハーサル
    第10章-ストア派と第三世代の認知行動療法
    結論-運命は望む者を導く

    付録-ストア派セラピーのツールキット――日々の自己改善に向けた養生法

    理性に癒される――解題に代えて
    監訳者あとがき

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