靴下は今夜も宙を舞う

出版社: 本の種出版
著者:
発行日: 2022-09-28
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784907582265
書籍・雑誌
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1,870 円(税込)

商品紹介

ここは知的障害のある利用者さんたちが、ひとつ屋根の下で一緒に暮らすグループホーム。生活支援員として利用者さんをサポートする95(キューゴ)の周りでは、今日もさまざまな「トラブル」が起きています。
手探りで始めるコミュニケーション。夜更けに響く奇妙な声。そしてリビングを華麗に舞う靴下…。「どうしてこんなことが起きるの?」なんて思いながら、このグループホームでは利用者さんたちの何にも代えがたい笑顔と日常が続いています。
どんな障害があったとしても、面白おかしく笑って暮らせる場所は、きっとある。ありのままの日々を軽妙なタッチでつづる、笑って泣けるハートフル障害福祉エッセイ、ここに誕生!

目次

  • はじめに

    第1章 信頼関係から始めてみよう
     自転車乗りとラポール形成
     95のグループホーム日誌(1) 雨の夜の不思議な現象

    第2章 利用者本位って何?
     パターナリズムと利用者本位と食後のコーヒー
     北風と太陽のような支援
     95のグループホーム日誌(2) オウム返しには理由がある?

    第3章 隣り合わせの支援で手をつなぐ
     教科書通りじゃない「聴く」技術
     思いも寄らない逆さの支援
     95のグループホーム日誌(3) ぬる~いお茶をどうぞ

    第4章 グループホームは楽しいトラブルだらけ
     こだわり出したら、止まれない
     ミントブルーの海岸線をドライブしながら
     真夜中の怪奇現象
     95のグループホーム日誌(4) ハッピーになるための障害福祉

    第5章 出会いと別れを繰り返しながら
     知的障害者だって恋をする
     ひとつ屋根の下で
     入所施設と親子の再会
     95のグループホーム日誌(5) 地域で暮らしていくために

    第6章 パーフェクト支援員への道のり
     パーフェクトな裁縫
     パーフェクトな入浴介助
     パーフェクトなTEACCHプログラムの構造化
     パーフェクトな牛丼屋での謎解き
     95のグループホーム日誌(6) ただのしかばねのようだ

    第7章 みんなが笑って暮らせる場所を求めて
     支援員の資質って何?
     自宅で暮らすことだけが、すべてじゃない
     グループホームだからこそ起きる「連携プレイ」

    あとがき

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