IBDフェローのためのFirst Aidマニュアル

出版社: 筑波大学出版会
著者:
発行日: 2022-09-28
分野: 臨床医学:内科  >  消化器一般
ISBN: 9784904074718
書籍・雑誌
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3,850 円(税込)

商品紹介

炎症性腸疾患(IBD)は,潰瘍性大腸炎とクローン病に代表される原因不明の腸炎であり,本邦でも,コモン難病と称されるほど患者数が急激に増加し,IBD先進国である米国の軌跡を辿っている.本書は,米国シカゴ大学でIBDフェローを経験した著者による若手医師向けのIBD指南書である.シカゴ大学の実症例をもとに,Management pointとして最新のエビデンスを端的に紹介し,図表やフローチャートを豊富に盛り込むことで,より実用性の高い構成となっている.

目次

  • 総論
     1.Inflammatory Bowel Disease(IBD)の免疫機序
     2.IBD診療における必須事項
     3.IBD内科治療戦略概要
     4.IBDの外科治療

    外来症例編
     1.ベドリズマブを導入した左側大腸炎型の潰瘍性大腸炎症例
     2.トファシチニブを導入した全大腸炎型潰瘍性大腸炎症例
     3.ウステキヌマブを導入した小腸大腸型クローン病症例
     4.ウステキヌマブを導入した全大腸炎型潰瘍性大腸炎症例
     5.潰瘍性大腸炎に合併したdysplasia症例
     6.インフリキシマブを導入した初発クローン病症例
     7.痔瘻を形成した小腸大腸型クローン病症例
     8.クローン病様の表現型を呈した回腸嚢炎(Pouch with Crohn's disease-like features)症例

    入院症例編
     1.生物学的製剤使用歴のない潰瘍性大腸炎増悪症例
     2.Clostridioides difficile infection(CDI)により増悪した潰瘍性大腸炎症例
     3.カルシニューリン阻害薬(CNI)を導入した潰瘍性大腸炎急性増悪症例
     4.TNF阻害薬を再導入した潰瘍性大腸炎症例
     5.瘻孔形成により腹腔内膿瘍を形成した穿通型クローン病症例
     6.狭窄形成により腸閉塞を呈したクローン病症例

    コラム
     1.5-ASA不耐症の増加
     2.USMLE受験対策
     3.USMLEアップデート
     4.シカゴ大学IBDフェローとしての臨床
     5.シカゴ大学IBDフェローとしての研究
     6.TDMの日本での実践
     7.留学の意義は人それぞれ

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