標準保健師講座・2 公衆衛生看護技術 第5版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2023-01-06
分野: 保健・体育  >  保健学一般
ISBN: 9784260050029
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商品紹介

本巻は、保健師国家試験出題基準(令和5年版)の次の内容に対応しています。

目次

  • 1章 公衆衛生看護における機能と技術
     A 公衆衛生看護における機能と技術とはなにか
      1.公衆衛生看護に求められる機能と技術の背景
      2.公衆衛生看護に求められる機能と技術
      3.公衆衛生看護の技術を発展させる能力
      4.公衆衛生看護における保健指導
     B 地域保健活動
      1.地域保健活動の基盤となるもの
      2.保健師による地域保健活動の展開

    2章 公衆衛生看護における対象の理解
     A 公衆衛生看護の対象と健康問題への支援
      1.生活者としての個人の理解と支援技法
      2.家族を単位とした対象の理解と支援技法
      3.グループ・組織の理解と支援技法
      4.対象の理解のための地域の健康問題の構造

    3章 公衆衛生看護の基盤となる理論
     A 保健行動理論と保健指導で活用できる理論
      1.行動を取り巻くさまざまな要因
      2.保健行動理論を学ぶ意義
      3.用語の定義と解釈
      4.保健行動理論の基盤――クルト=レヴィンからの学び
      5.保健行動理論とモデル
     B 保健行動・健康行動を生み出す「力」
      1.保健行動・健康行動と「力」
      2.ヘルスリテラシー
      3.自己効力感
      4.首尾一貫感覚とストレスに強い力
     C 地域活動の理論・方法論
      1.集団レベルの理論・モデル・フレームワーク
      2.コミュニティエンパワメント
      3.コミュニティオーガニゼーションとコミュニティビルディング
      4.コミュニティ開発
      5.コミュニティを基盤とする参加型リサーチ(CBPR)
      6.コミュニティ-アズ-パートナーモデル
      7.プリシード-プロシードモデルとソーシャルマーケティング

    4章 対人支援活動の展開
     A 対人支援の基本
      1.対人支援の目的
      2.対人支援を行う際の視点・価値観
      3.対人支援の過程と特徴
     B 対人支援の技術
      1.カウンセリング
      2.コーチング
     C ケースマネジメント
      1.ケースマネジメントの概要
      2.対象とその状況を総合的にとらえた支援
      3.ケースマネジメントのプロセス
     D 健康相談
      1.健康相談とは
      2.健康相談の方法とその特徴
      3.健康相談の種類
      4.健康相談の契機
      5.健康相談の展開方法
      6.支援者の基本姿勢
      7.健康相談から地域の活動への展開
      8.事例:若年性認知症患者を介護する妻からの健康相談
     E 健康診査
      1.健康診査とは
      2.健康診査の方法
      3.健康診査における保健指導の展開
      4.健康診査の評価
      5.健康診査の実際
     F ICTを用いた保健指導
      1.保健医療分野における情報化
      2.公衆衛生看護における情報通信技術(ICT)の活用
      3.ICT利用の注意点
      4.公衆衛生看護におけるICT活用事例

    5章 家庭訪問による支援の展開
     A 家庭訪問における保健指導
      1.保健師による家庭訪問とは
      2.家庭訪問の対象
      3.家庭訪問のプロセス――準備から計画・実施・評価まで
      4.家庭訪問において必要な技術と保健師の役割
      5.地区活動への反映,事業化,施策化
     B 家庭訪問による支援の実際
      事例1:新生児期の低出生体重児への初回訪問
      事例2:筋萎縮性側索硬化症の療養者・家族への支援
      事例3:地域包括支援センター保健師の独居高齢者への訪問
      事例4:発達に不安のある子どもへの訪問支援

    6章 健康教育の展開
     A 地域における健康教育の位置づけ
      1.公衆衛生看護における健康教育のパラダイムの変化
      2.健康教育の定義
      3.健康教育の目的と目標
      4.健康教育の対象と場
      5.健康教育の展開における理論やモデルの活用
     B 健康教育の技術
      1.健康教育に求められるもの
      2.学習方法の分類
      3.学習を支援する方法と教育
      4.主体的な学習を促す技術
     C 教育媒体(教材)
      1.教育媒体(教材)とは
      2.健康教育における教材
      3.教材の選定
     D 健康教育の展開過程
      1.健康教育の準備――企画書と指導案の作成
      2.健康教育の実施
      3.健康教育の評価
      4.健康教室終了後の参加者のフォロー
      5.自立支援・組織化への支援
     E 健康教育の実際
      1.企画書を作成する
      2.指導案を作成する
      3.健康教育を実施する
      4.健康教育を評価する
      5.健康教育修了後の参加者のフォロー

    7章 地域組織活動の展開
     A 地域組織活動にかかわる概念
      1.公衆衛生看護における地域組織活動
      2.地域組織活動の展開
      3.地域組織活動における保健師の役割
      4.地域組織活動で用いられるおもな概念
     B 当事者組織とその支援
      1.当事者組織とは
      2.当事者組織の機能と種類
      3.当事者組織への保健師の支援
     C 住民の自立支援と地域組織活動の実際
      1.事例:和泉市における住民ボランティア組織の育成と地域づくり
      2.解説
     D 地域組織活動の歴史
      1.明治期の衛生行政と住民の地域組織活動
      2.大正~昭和初期の地域組織活動
      3.1950年代~1960年代前半の地域組織活動
      4.1960年代後半~1970年代の地域組織活動
      5.1980年代~1990年代の健康学習と自主的な地域組織活動
      6.2000年以降の地域組織活動の展開

    8章 地域ケアシステム
     A 地域ケアシステムの構築
      1.地域ケアシステムの概念
      2.地域ケアシステムの構築過程
      3.地域ケアシステムの構築に必要な技術
     B 地域ケアシステムの評価
      1.地域ケアシステムの評価の必要性
      2.地域ケアシステムの評価の概要

    付録 公衆衛生看護の記録
      1.公衆衛生看護の記録とは
      2.記録の書き方
      3.具体的な記載例
      4.情報の取り扱いに関する注意点

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