系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[1] 成人看護学総論 第16版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2022-01-31
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784260047012
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商品紹介

成人看護学の対象を、変動する社会状況にかかわりながら社会生活を営む「大人」と位置づけ、成人に特徴的な健康生活の様相とそれにかかわる看護を学びます。
全体を3部に分けています。まず第1部と第2部では、成人の生活と健康および看護の基本的知識を学び、成人看護学全体を概観できる構成にしています。それをふまえ第3部では、健康レベル別に成人看護の実際と技術をまとめ、その特性を充実した解説で紹介しています。
最新の医療状況に即して内容の全面的な見直しを行いました。また、テキストで解説されている理論などが臨床とどう結びついているのか、事例や図解を多数用いて解説しました。
各部のはじめにイントロダクションを設け、学生の理解のたすけになるよう工夫をこらしました。

目次

  • 第1部 成人の生活と健康
     第1章 成人と生活
      A 対象の理解――大人になること,大人であること
       1 生涯発達の特徴
       2 各発達段階の特徴
      B 対象の生活――働いて生活を営むこと
       1 生活を営むこと
       2 仕事をもち,働くこと
       3 家族からとらえる大人
       4 人生をたどること
     第2章 生活と健康
      A 成人を取り巻く環境と生活からみた健康
       1 成人を取り巻く環境と生活の状況
       2 成人の健康の状況
       3 健康の維持・促進を目ざした生活
      B 生活と健康をまもりはぐくむシステム
       1 保健・医療・福祉システムの概要
       2 保健・医療・福祉システムの連携

    第2部 成人への看護アプローチの基本
     第3章 成人への看護アプローチの基本
      A 生活のなかで健康行動を生み,はぐくむ援助
       1 大人の健康行動のとらえ方
       2 行動変容を促進する看護アプローチ
      B 症状マネジメント
       1 症状と徴候
       2 症状マネジメントの基盤となる考え方
       3 効果的な症状マネジメントを導く看護アプローチ
      C 健康問題をもつ大人と看護師の人間関係
       1 医療における人間関係
       2 患者と看護師の人間関係
      D 人々の集団における調和や変化を促す看護アプローチ
       1 集団(グループ)のもつ意味
       2 看護における集団へのアプローチの種類と目的
       3 看護における集団へのアプローチの基本
      E チームアプローチ
       1 チームアプローチの種類
       2 チームアプローチの要素と機能
       3 患者中心のチームアプローチと看護師の役割
      F 看護におけるマネジメント
       1 看護の質の保証
       2 リスクマネジメント
       3 ケアマネジメント
      G 看護実践における倫理的判断
       1 医療の場における倫理的課題
       2 倫理的判断の基盤となるもの
       3 倫理的課題へのアプローチ
      H 意思決定支援
       1 医療におけるむずかしい決断とは
       2 意思決定とは
       3 意思決定の過程
       4 意思決定支援
       5 意思決定過程における看護師の役割
       6 意思決定過程に関与する要因
       7 意思決定支援の新しいアプローチ
      I 家族支援
       1 システムとしてとらえる家族
       2 家族機能
       3 家族アセスメント
       4 家族支援の実際

    第3部 成人の健康レベルや状態に対応した看護
     第4章 ヘルスプロモーションと看護
      A ヘルスプロモーションと看護
       1 ヘルスプロモーション
       2 個人の主体的な健康づくり
       3 健康増進のための環境づくり
      B ヘルスプロモーションを促進する看護の場と活動
       1 地域社会におけるヘルスプロモーションを促進する看護
       2 職場におけるヘルスプロモーションを促進する看護
     第5章 健康をおびやかす要因と看護
      A 健康バランスの構成要素
      B 健康バランスに影響を及ぼす要因
       1 ライフスタイルと健康問題
       2 ストレスと健康生活
      C 生活行動がもたらす健康問題とその予防
       1 就業・労働形態の変化がもたらす健康問題
       2 飲酒がもたらす健康問題
       3 喫煙と健康問題
       4 身体活動量の低下と運動不足
       5 肥満
       6 生活環境衛生と健康
       7 感染症
       8 引きこもり,うつ病,ネット依存などの新たな健康問題
     第6章 健康生活の急激な破綻とその回復を支援する看護
      A 健康の急激な破綻
       1 生命の危機状態
       2 急性期にある人が受ける医療
       3 急性期にある人の特徴
      B 急性期にある人の看護
       1 健康破綻による危機状況と危機にある人々への支援
       2 急性期の治療過程にある患者の看護
     第7章 慢性病とともに生きる人を支える看護
      A 慢性病とともに生きる人を理解する
       1 慢性病と慢性病をもつ人の特徴
       2 慢性病とともに生きること
      B 慢性病とともに生きる人を支える
       1 セルフケアおよびセルフマネジメントへの支援
       2 生活の再構築への支援
     第8章 障害がある人の生活とリハビリテーション
      A 障害がある人とリハビリテーション
       1 障害とは
       2 障害がある人の障害の認識過程
       3 障害がある人のリハビリテーション
      B 障害がある人とその生活を支援する看護
       1 障害がある人とその生活を支援する看護の特徴
       2 看護の実際
     第9章 人生の最期のときを支える看護
      A 人生の最期のときにおける医療の現状
       1 延命医療から患者の自己決定を重視した医療へ
       2 人生の最期のときにおける緩和ケア
      B 人生の最期のときを過ごしている人の理解
       1 人間にとっての死
       2 全人的苦痛(トータルペイン)
       3 死とともに生きること
      C 人生の最期のときを支える看護
       1 看護の目的
       2 援助者の態度
       3 人生の最期のときを支える看護師の役割・機能
     第10章 さまざまな健康レベルにある人の継続的な移行支援
      A 移行支援の基礎知識
       1 移行と移行支援
       2 療養の場の移行支援が必要とされる背景
       3 療養の場の移行を支える看護アプローチの特徴
      B 継続的な移行を支える支援の実際
       1 生命の危機状況を脱し,病とともに生活する人の療養の場の移行支援
       2 人生の最期のときにある人の療養の場の移行支援
     第11章 新たな治療法,先端医療と看護
      A 新たな治療法・医療処置の開発・普及
       1 移植・再生医療
       2 臨床試験(治験)
       3 遺伝医療・ゲノム医療
      B 新たな治療法や医療処置を受ける患者・家族の看護
       1 新たな治療法の選択における問題
       2 看護方法の開発

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