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出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2023-01-15
分野: 医学一般  >  医学情報学
ISBN: 9784260050180
書籍・雑誌
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3,520 円(税込)

商品紹介

アクセプトされる症例報告を書くポイントは? この症例は報告に値するだろうか? どのようなスケジュールで進めればいい? 臨床で出合った症例を紙面に残して報告するのは、臨床医としての大切な役割だ。初学者向けの基礎から熟練者による指導方法まで、効果的な執筆プロセスを解説。臨床医の多忙な業務の合間にも執筆を進められる「考え方」や「方法論」を提示する。

目次

  • 序章 インパクトの高い症例報告を執筆するために
     症例報告の種類
     症例報告執筆の考え方
     効果的かつ効率的な執筆の方法
     本書の目的と構成
     本書の活用方法
     column 1 臨床医がなぜ症例報告を執筆するのか

    第1章 症例の学びを抽出する
     臨床医としての学びと,症例報告としての学びは異なる
     報告に適した症例を見極める
     学びを洗練させる方法
     症例の適切さと学びの質を確認する
     column 2 画像の投稿について

    第2章 ストーリーを抽出し,症例報告を構築する
     記憶に残る,ストーリーの型を活用する
     症例提示を構築する
     推敲する
     column 3 エピソードを文献にまとめる

    第3章 効果的な執筆チームを構成する
     効果的な執筆チームの構成
     目標を設定する
     執筆に当たっての注意点
     指導上の注意点
     column 4 論文執筆を戦略的に行う

    第4章 ディスカッションを組み立てる
     症例の学びを抽出する(第1章の復習)
     ディスカッションの論理構成,段落構成,その構築方法を理解する
      ステップ 1 │ ディスカッションの4つの構成要素を考える
      ステップ 2 │ 段落構成を考えて,構成要素の内容を振り分ける
      ステップ 3 │ 執筆を行う
      ステップ 4 │ 論拠となる文献の研究デザインを同定し,文献を検索する
      ステップ 5 │ 論拠となる文献を,批判的吟味を行った上で引用する
      ステップ 6 │ 全体を見直して推敲する
     column 5 効果的な指導とは

    第5章 投稿できる体裁に整える
     投稿要件と既存文献を再確認する
     著者基準(Authorship criteria)を確認する
     患者と家族の想いに配慮する
     医療従事者の想いに配慮する
     カバーレターを執筆する
     column 6 症例検討会の逆再生──執筆を想定して英語を学ぶ

    第6章 フォローアップを確実に行う
     修正・再投稿・催促を行う
     掲載までの編集作業,および謝辞と報告を行う
     掲載後の対応を,最後まで確実に行う
     column 7 信頼できる責任著者となるために

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