最新臨床検査学講座 医療安全管理学 第2版

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2023-03-10
分野: 医療技術  >  臨床検査技術
ISBN: 9784263223918
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商品紹介

「令和3年版臨床検査技師国家試験出題基準」対応。
「臨床検査技師学校養成所指定規則改定」対応。
タスク・シフト/シェアに対応し、臨床検査技師に可能となった業務を網羅して掲載。
業務範囲拡大に伴い、倫理や法的責任に関する知識が求められていくことから、「医療倫理」の章を追加したほか、「リスクマネージメント」の章には「法的知識と責任範囲」の項目を追加。
最新のガイドラインや社会情勢を反映し、全体をアップデートした第2版。

目次

  • 第1章 臨床検査技師と患者とのかかわり
        I 臨床検査技師と患者とのかかわり
        II 接遇・コミュニケーションスキル
         1 挨拶と声掛け
         2 電話対応
         3 検査時の対応
         4 苦情(クレーム)対応
        III 臨床検査技師による検査説明
         1 検査の事前説明
         2 検査中の説明
         3 検査の事後説明
         4 検査結果の説明
        IV チーム医療への臨床検査技師のかかわり
         1 ICT(感染制御チーム)
         2 AST(抗菌薬適正使用支援チーム)
         3 NST(栄養サポートチーム)
         4 糖尿病療養指導チーム
         5 臨床研究支援チーム
         6 その他のチーム医療
        V その他
    第2章 医療倫理
        I 総論
         1 倫理と医療倫理
         2 検査の倫理規定
        II 各論
         1 ヒポクラテスの誓い
         2 患者の権利の尊重
         3 医療倫理
         4 ヘルシンキ宣言
         5 インフォームド・コンセント
         6 個人情報保護
         7 医療者のコンプライアンス
         8 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針
          1)ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(ゲノム指針)
          2)人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(医学系指針)
          3)人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(生命・医学系指針)
    第3章 リスクマネージメント
        I 臨床検査と医療事故
        II インシデント・アクシデント報告
        III 患者取り違え・検体取り違え
        IV パニック値対応
        V 患者・家族への対応
         1 事故の対応と責任分担
         2 医療事故が発生した場合の対応
          1)緊急処置
          2)患者・家族への対応
          3)死亡事故が,医療過誤かその可能性がある(または原因不明)と判断される場合
          4)診療録への記録と資料の収集・整理
          5)事故の調査
          6)その他
        VI 法的知識と責任範囲
         1 臨床検査技師の地位
          1)臨床検査技師とは
          2)臨床検査技師の業務範囲
          3)臨床検査技師の義務
         2 法的責任
          1)法的責任とは
          2)民事責任とは
          3)刑事責任とは
          4)行政責任とは
          5)各法的責任の関係
    第4章 感染対策
        I 感染対策の意義と考え方
         1 なぜ感染対策が必要か
          1)入院患者の特殊性
          2)感染源としての患者
          3)医療安全の面から
          4)職員の安全管理の面から
         2 感染対策の基本的概念
          1)病原体の感染経路
          2)感染源から他の患者への感染経路
          3)感染対策の基本的とらえ方
          4)標準予防策と感染経路別予防策
          5)外因性感染と内因性感染
        II 手指衛生
        III 個人防護具(PPE)の使用法
         1 手袋
         2 エプロン,ガウン
         3 マスク
         4 ゴーグル,フェイスシールド
         5 キャップ
         6 シューカバー
        IV 標準予防策
         1 標準予防策の対象
         2 標準予防策の実施項目
        V 感染経路別予防策
         1 接触感染予防策
         2 飛沫感染予防策
         3 空気感染予防策
        VI ワクチン等による予防
         1 インフルエンザ
         2 B型肝炎
         3 麻疹,風疹,流行性耳下腺炎,水痘
         4 新型コロナウイルス
        VII アウトブレイク
         1 アウトブレイクの定義
         2 アウトブレイクの検知
         3 アウトブレイクが発生した場合の対応
         4 アウトブレイクの予防策
        VIII 感染対策業務の組織化と実践
         1 医療機関における感染対策組織
         2 院内感染対策マニュアル
         3 職員の教育
         4 サーベイランス
         5 感染対策の地域連携
    第5章 各種検査等の手技に伴う注意事項・安全管理
     A 総論
        I 臨床検査技師による検体採取,タスク・シフト/シェアの意義
        II 検体採取における必要事項・注意点
         1 目的
         2 必要な知識(解剖・生理)
         3 検体採取の手技
         4 患者への配慮
         5 検体採取の注意点
         6 検体採取後の対応
     B 検体採取
      B-1 採血
         1 目的
         2 解剖・生理
          1)浅層上肢(肘窩)の皮静脈
          2)浅層上肢(肘窩)の皮神経
         3 検体採取の技術(標準採血法)
          1)採血器具
          2)採血条件
          3)抗凝固剤,解糖阻止剤
          4)標準静脈採血法
          5)毛細血管採血法
         4 患者への配慮
          1)患者接遇
          2)採血術者の身なりと態度
          3)患者の不安感の解消
         5 注意点(採血時の安全管理)
          1)患者に対する安全管理
          2)採血術者に対する安全管理
         6 検体採取前後の対応
          1)採血前後の不適切な検体採取の回避
          2)検体の搬送
          3)検体の保存
      B-2 各部位からの検体採取
       a.鼻腔・咽頭等からの検体採取
        I 鼻腔
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
        II 咽頭・喉頭
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
       b.喀痰の採取
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
       c.皮膚・口腔等からの検体採取
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
       d.消化管内視鏡検査による組織検体の採取
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
       e.肛門からの検体採取(綿棒を用いて肛門から糞便を採取する行為)
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
     C タスク・シフト/シェア
      C-1 採血に伴う静脈路確保(電解質輸液の注入を含む)
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
          1)起こりうる合併症
          2)ヘパリンロックと生食ロック
          3)電解質輸液
      C-2 静脈路への成分採血装置の接続並びに操作
         1 概要
         2 成分採血(アフェレーシス)
          1)臨床検査技師が実施可能な成分採血の種類
          2)末梢血幹細胞採取の方法
         3 患者/ドナーへの配慮
          1)開始前の確認事項
          2)開始後の注意事項
          3)終了後の注意事項
         4 注意点
          1)血管迷走神経反応(VVR)
          2)クエン酸中毒(低Ca血症)
          3)血小板減少
          4)その他
      C-3 運動誘発電位検査・体性感覚誘発電位検査に係る電極装着(針電極含む)・脱着
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
      C-4 超音波検査における静脈路からの造影剤注入
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
      C-5 直腸肛門機能検査
         1 概要
         2 患者への配慮
         3 注意点
          1)カテーテルやバルーン挿入前の確認事項
          2)カテーテルやバルーン挿入時の注意点
          3)カテーテルやバルーンの挿入が困難な原因
          4)禁忌疾患および合併症と緊急時対応
      C-6 持続皮下グルコース検査
         1 概要
         2 注意点
          1)患者の適応年齢と医療者側の条件
          2)8時間以内に必ずリーダーをかざすこと
          3)血糖値の乖離
          4)センサー接着によるトラブル
          5)他の機器との禁忌事項
      C-7 喀痰の採取
      C-8 消化管内視鏡検査による組織検体の採取

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