専門医取得に必要な形成外科手技37　口頭試問への対策　下

出版社： 克誠堂出版
著者：
発行日： 2023-03-20
分野： 臨床医学：外科  >  形成外科学
ISBN： 9784771905740
電子書籍版： 2023-03-20 （第1版第1刷）
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商品紹介

形成外科の専門医試験、口頭試問の設問を想定した問題・解説集。加えて「概説」として、この設問を解くにあたって必要最低限の知識や学ぶべき内容を具体的に示されています。
雑誌『形成外科』に掲載された連載を単行本化した大好評の初版から、このたび８年ぶりに改訂されました。今回は実際に本試験の試験官を直近で経験した人を著者に迎え、より専門性の高い出題内容とされています

目次

  • (上巻から続く)
    第３章　外傷
    　21　手の外傷
    　（１）腱損傷
    　22　手の外傷
    　（２）切断指・指尖部損傷
    　23　新鮮熱傷

    第４章　腫瘍
    　24　血管腫・血管奇形
    　25　皮膚悪性腫瘍
    　26　耳下腺腫瘍
    　27　腫瘍切除後の再建
    　（１）頭頸部，舌・口腔底
    　28　腫瘍切除後の再建
    　（２）四肢　
    　　　　　足底原発悪性黒色腫の診断・切除・再建
    　29　乳房再建
    　　　乳房インプラント，自家組織移植

    第５章　瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド
    　30　顔面・頸部
    　31　四肢

    第６章　難治性潰瘍
    　32　糖尿病性足潰瘍
    　33　褥瘡の手術治療
    　34　重症軟部組織感染症
    　35　慢性静脈不全症

    第７章　炎症・変性疾患
    　36　後天性眼瞼下垂症
    　37　顔面神経麻痺

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第3章 外傷

P.202 掲載の参考文献
1) 上羽康夫:手;その機能と解剖. 金芳堂, 京都, 1996
 
2) 財団法人新潟手の外科研究所:新潟手の外科セミナー・テキスト
 
3) 島田賢一:第2章 手足の外傷・変形 1. 上肢・手指の損傷3) 腱損傷. 形成外科治療手技全書III 創傷外科, 平林慎一ほか編, pp99-107, 克誠堂出版, 東京, 2015
 
P.210 掲載の参考文献
1) 上羽康夫:手;その機能と解剖. 金芳堂, 京都, 1996
 
2) 安瀬正紀監, 菅又章編:外傷形成外科, 克誠堂出版, 東京, 2007
 
3) 磯貝典孝:第2章手足の外傷・変形 2. 手足の外傷・変形 2. 切断指再接着 2) 指切断. 形成外科手術全書III 創傷外科, 平林慎一ほか編, pp133-143, 克誠堂出版, 東京, 2015
 
P.217 掲載の参考文献
1) 日本熱傷学会用語委員会編:熱傷用語集(改訂版). 日本熱傷学会, 2015
 
2) 日本熱傷学会学術委員会:熱傷診療ガイドライン. 日本熱傷学会, 2009, 2022
 
3) 百束比古編:熱傷の治療 最近の進歩. 克誠堂出版, 東京, 2003
 
4) 木所昭夫編著:熱傷治療マニュアル. 中外医学社, 東京, 2007
 

第4章 腫瘍

P.230 掲載の参考文献
1) Mulliken JB, Glowacki J:Hemangiomas and vascular malformations in infants and children:a classification based on endothelial characteristics. Plast Reconstr Surg 69:412-422, 1982
PubMed
2) Enjolras O, Mulliken JB:Vascular tumors and vascular malformations(new issues). Adv Dermatol 13:375-423, 1997
PubMed
3) ISSVA Classification. Available online:https://www.issva.org/classification.
 
4) 難治性血管腫・血管奇形・リンパ管腫・リンパ管腫症および関連疾患についての調査研究班:血管腫・血管奇形・リンパ管奇形 診療ガイドライン(改訂第2版)2017. https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0175/G0001002
 
5) Mimura H, Akita S, Fujino A, et al:Japanese Clinical Practice Guidelines for Vascular Anomalies 2017, J Dermatol 47:e138-e183, 2020
PubMed
6) 大原國章, 林礼人:こどものあざとできもの-診断力を身につける. 全日本病院出版会, 東京, 2020
 
P.240 掲載の参考文献
1) 日本形成外科学会ほか編著:皮膚軟部腫瘍診療ガイドライン;形成外科診療ガイドライン1(2021年版), 金原出版, 東京, 2021
 
2) 日本皮膚科学会ほか編著:科学的根拠に基づく皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン第3版, 金原出版, 東京, 2022
 
3) 平林慎一ほか編:形成外科治療手技全書V 腫瘍・母斑・血管奇形. 克誠堂出版, 東京, 2018
 
4) 山本有平編:形成外科医に必要な皮膚腫瘍の診断と治療. 文光堂, 東京, 2009
 
P.250 掲載の参考文献
1) 日本頭頸部癌学会編:頭頸部癌診療ガイドライン2022年版(第4版), 金原出版, 東京, 2022
 
2) 切替一郎, 野村恭也, 加我君孝:新耳鼻咽喉科学(改訂12版), 南山堂, 東京, 2022
 
3) 河田了:耳下腺腫瘍手術の要点-顔面神経主幹を安全・確実に見つけるには-. 日耳鼻 121:777-782, 2018
 
4) 東野正明:耳下腺腫瘍の診断と治療におけるインフォームド・コンセント. MB ENT 255:58-66, 2021
 
P.262 掲載の参考文献
1) 日本頭頸部癌学会編:頭頸部癌取扱い規約(第6版補訂版), 金原出版, 東京, 2019
 
2) 形成外科 2012年55巻1号:特集 舌・口腔癌切除後の再建法の標準化に向けて;私の推奨する方法. pp3-66, 克誠堂出版
 
3) 中川雅裕, 井上啓太, 五来克也:周術期管理. PEPARS 60:79-86, 2011
 
4) Kimata Y, Sakuraba M, Hishinuma S, et al:Analysis of the relation between the shape of the reconstructed tongue and postoperative functions after sub-total or total glossectomy. Laryngoscope 113:905-909, 2003
PubMed
5) 橋川和信, 杉山大典, 横尾聡ほか:がん切除後下顎骨再建における新しい理論「CATコンセプト」;第1報 その概念と妥当性の検討. 頭頸部癌 38:84-89, 2012
 
6) Porgrel MA, Podlesh S, Anthony JP, et al:A comparison of vascularized and nonvascularized bone grafts for reconstruction of mandibular continuity defects. J Oral Maxillofac Surg 55:1200-1206, 1997
 
P.272 掲載の参考文献
1) Netter FH:第8章 下肢 足関節と足. ネッター解剖学アトラス(原書第7版), 相磯貞和ほか訳, 南江堂, 東京, 2022
 
2) 皮膚悪性腫瘍ガイドライン(第3版)メラノーマ診療ガイドライン2019:日本皮膚科学会, 日本皮膚悪性腫瘍学会:皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン改訂委員会(メラノーマ診療ガイドライングループ)中村泰大ほか編, 日皮会誌 129:1759-1843, 2019
 
3) Abbasi NR, Shaw HM, Rigel DS, et al:Early diagnosis of cutaneous melanoma:revisiting the ABCD criteria. JAMA 292:2771-2776, 2004
PubMed
4) 斎田俊明, 岩月啓, 高田実ほか:2解剖学的事項;領域と所属リンパ節. 皮膚悪性腫瘍取扱い規約(第2版), 石原和之ほか監, 日本皮膚悪性腫瘍学会編, pp9-18, 金原出版, 東京, 2010
 
5) 並木保憲, 鳥居修平:足底非荷重部を利用した皮弁作製に必要な局所解剖. 形成外科 31:682-689, 1988
 
6) 宮本義洋, 茂木定之, 生田義和ほか:「つちふまず」皮弁(instep island flap)に必要な足底の解剖と手術の要点. 日形会誌 7:389-401, 1987
 
P.288 掲載の参考文献
1) 乳癌および乳腺腫瘍術後の乳房再建を目的としたゲル充填人工乳房および皮膚拡張器に関する使用要件基準 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 http://jopbs.umin.jp/medical/guideline/docs/guideline_202203.pdf
 
2) ブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫について 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 http://jopbs.umin.jp/medical/guideline/docs/BIA-ALCL3_20190802.pdf
 
3) 矢野健二:スムースラウンド型インプラントを用いた乳房再建術の knack and pitfalls. PEPARS 183:73-80, 2022
 
4) 野平久仁彦:Free DIEP flap. 乳房再建カラーアトラス, 矢永博子, 野平久仁彦編著, pp76-86, 永井書店, 大阪, 2008
 
5) 岡崎睦:第6章 筋弁・筋皮弁 2.広背筋皮弁. pp192-199
 
矢野健二, 冨田興一:第6章 筋弁・筋皮弁 3.腹直筋筋皮弁. pp200-206
 
形成外科治療手技全書II形成外科の基本手技 2, 平林慎一ほか編, 克誠堂出版, 東京, 2017
 

第5章 瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド

P.300 掲載の参考文献
1) 小川令:傷あと治療 患者さんのためにできること～基礎知識から社会復帰支援まで. 克誠堂出版, 東京, 2021
 
2) 瘢痕・ケロイド治療研究会:ケロイド・肥厚性瘢痕診断・治療指針 2018. 全日本病院出版会, 東京, 2018
 
P.310 掲載の参考文献
1) 小川令:傷あと治療:患者さんのためにできること～基礎知識から社会復帰支援まで, 克誠堂出版, 東京, 2021
 
2) 瘢痕・ケロイド治療研究会:ケロイド・肥厚性瘢痕診断・治療指針 2018, 全日本病院出版会, 東京, 2018
 
3) Yoshino Y, Kubomura K, Ueda H, et al:Extension of flaps associated with burn scar reconstruction;A key difference between island and skin-pedicled flaps. Burns 44:683-691, 2018
PubMed

第6章 難治性潰瘍

P.320 掲載の参考文献
1) 寺師浩人:糖尿病性足潰瘍の100例, 克誠堂出版, 東京, 2016
 
2) 鈴木茂彦ほか編:外科系医師が知っておくべき創傷治癒のすべて, 南江堂, 東京, 2017
 
3) 日本形成外科学会ほか編著:慢性創傷診療ガイドライン-形成外科診療ガイドライン3(2021年版), 金原出版, 東京, 2021
 
4) 寺師浩人:糖尿病性足潰瘍. 形成外科治療手技全書III創傷外科, 平林慎一ほか総編集, 克誠堂出版, 東京, 2018
 
5) 日本フットケア・足病医学会編集:重症化予防のための足病診療ガイドライン, 南江堂, 東京, 2022
 
P.333 掲載の参考文献
1) 森口隆彦, 稲川喜一:手術療法. 褥瘡ケア完全ガイド;予測・予防・管理のすべて, 真田弘美編, pp115-125, 学習研究社, 東京, 2007
 
2) 柏克彦, 小林誠一郎:褥瘡治療の基本;褥瘡の外科手術の適応と実際. 形成外科 47:S118-S125, 2004
 
3) 大浦武彦, 村住昌彦:褥瘡と手術. 形成外科 42:629-638, 1999
 
4) Mathes SJ, Nahai F: Clinical Atlas of Muscle and Musculocutaneous Flaps. Mosby, St. Louis, 1979
 
5) 石川昌一, 市岡滋:14 仙骨部. 局所皮弁 1 顔面・頸部・体幹, 小川令ほか編, 克誠堂出版, 東京, 2017
 
P.344 掲載の参考文献
1) 青木眞:レジデントのための感染症診療マニュアル(第4版), 医学書院, 東京, 2020
 
2) 形成外科 2020年63巻8号:特集 壊死性軟部組織感染症-私はこうして治療した-. 克誠堂出版
 
3) 矢野健二:壊死性筋膜炎. 形成外科 53:S52-S54, 2010
 
4) 特集 感染症をもっと知ろう!-外科系医師のために-. 小川令編, PEPARS 129, 全日本病院出版会, 東京, 2017
 
P.356 掲載の参考文献
1) 孟真:血管内治療の適応と限界 慢性静脈不全症と下肢静脈瘤 不適切な適応を含めて. 日血管外会誌 30:57-61, 2021
Medical*Online
2) 形成外科 2021年64巻7号:特集 慢性静脈不全症(CVI)の診断と治療. 克誠堂出版
 
3) 日本静脈学会:下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン 2019. http://j-ca.org/wp/wp-content/uploads/2019/08/30_19-supplement.pdf
 
4) 日本静脈学会:CEAP分類(2020年版). https://js-phlebology.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/2020-CEAP-20201205.pdf/1)
 
5) 細川亙監修:あなたの外来ではじめる下肢静脈瘤治療, 克誠堂出版, 東京, 2019
 

第7章 炎症・変性疾患

P.366 掲載の参考文献
1) 細川亙監修:眼瞼・眼窩・涙道の外科-スグに役立つ基本知識～高度技術, 克誠堂出版, 東京, 2017
 
2) 日本形成外科学会・日本創傷外科学会・日本頭蓋顎顔面外科学会編:形成外科診療ガイドライン 1 2021年版(第2版)皮膚疾患/頭頸部・顔面疾患/体幹・四肢疾患, 金原出版, 東京, 2021
 
3) 小室裕造編:眼瞼の手術アトラス-手術の流れが見える. PEPERS 171, 全日本病院出版会, 東京, 2021
 
P.377 掲載の参考文献
1) 波利井清紀, 朝戸裕貴, 多久嶋亮彦:顔面神経麻痺の形成外科的治療. JOHNS 16:444-449, 2000
 
2) 岡崎睦, 松田健, 曽束洋平ほか:第2章 顔面神経麻痺. 形成外科治療手技全書VI 再建外科, 平林慎一ほか編, pp103-147, 克誠堂出版, 東京, 2021
 
3) 松田健, 松代直樹:眼瞼周囲の病的共同運動に対する形成外科的治療戦略(続報). Facial N Res Jpn 36:65-67, 2016
 

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