生体の科学 74/3 2023年5・6月号
目次
- 特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線
■I．分子レベル
転写伸長因子およびヒストンシャペロンFACTによるヌクレオソーム転写制御機構
メディエーター複合体による転写の新たな統合的制御
ヒストン翻訳後修飾と転写活性化
クロマチン基本構造体，ヌクレオソームのダイナミクスと安定性
■II．転写抑制のメカニズム
ヘテロクロマチン構造形成と転写抑制の分子機構
ヘテロクロマチン形成におけるヒストン修飾の意義
■III．核内ドメインと転写
ノンコーディングRNAと転写制御
相分離モデルで理解する転写制御――核小体と転写コンデンセート
染色体上のRNAを介した液－液相分離が相同染色体の対合を促進する
■IV．転写制御と生命現象
ダイレクトリプログラミングと転写制御
初期胚における遺伝子発現・転写制御
■V．クロマチンと転写制御に関する新技術
クロマチン構造における転写制御の理解に向けた技術開発
特定RNA分子／DNA領域のライブイメージング技術
転写制御を可能にする人工細胞核の構築
■VI．転写の理解を目指した計算機・数理モデリング
初期胚におけるクロマチン運動を制御する物理的要因
●解説
マクロファージに発現する嗅覚受容体と動脈硬化症
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