Knack & Pitfalls 乳癌薬物療法の要点と盲点

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2023-06-24
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784830622649
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8,800 円(税込)

商品紹介

現在の標準治療をベースに,患者背景に合わせたレジメン選択や適切に治療を続ける工夫など,ガイドラインの行間を埋める乳癌薬物療法の実践書. 「日常診療で知っておくと便利なコツと落とし穴」を軸に,第一線で活躍する執筆陣の経験知や対処法を豊富に掲載.最近のトピックスやコントラバーシーな話題も,「ワンポイントアドバイス」として読みやすく掲載した,新たな1冊.

目次

  • I.基本事項
      1.基本アルゴリズムの理解のしかた
       a.周術期治療
       b.進行・再発期治療
      2.薬物動態を理解するためのポイント
      3.薬物相互作用のポイントとピットフォール
      4.医療経済と公的支援
      5.遺伝性遺伝子の検査
      6.がん遺伝子パネル検査
      7.遺伝子発現解析(多遺伝子アッセイ)
      8.若年性乳癌治療のコツ
      9.高齢者乳癌治療のコツ
      10.合併症を有する場合の化学療法のコツ
      11.Stage Ⅳ乳癌に対する集学的治療

    II.術前・術後薬物療法の要点と盲点
     A.化学療法
      1.EC/AC
      2.毎週パクリタキセル
      3.3週毎ドセタキセル
      4.TC
      5.ddAC-ddPAC
      6.classical CMF
      7.S-1
      8.カペシタビン
      9.タキサン+トラスツズマブ+ペルツズマブ
      10.ドセタキセル+カルボプラチン+トラスツズマブ(+ペルツズマブ)
      11.トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)
      12.ペムブロリズマブ+化学療法
      13.オラパリブ
     B.内分泌療法
      1.アロマターゼ阻害薬(ANA・LET・EXE)
      2.タモキシフェン・トレミフェン
      3.LH-RHアナログ
      4.アベマシクリブ

    III.進行・再発乳癌に対する薬物療法の要点と盲点
     A.HER2陽性乳癌
      1.パクリタキセル+トラスツズマブ+ペルツズマブ
      2.ドセタキセル+トラスツズマブ+ペルツズマブ
      3.トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)
      4.トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)
      5.カペシタビン+ラパチニブ
      6.その他の化学療法+トラスツズマブ+ペルツズマブ
     B.HER2陰性乳癌
      1.EC/AC
      2.毎週パクリタキセル
      3.毎週パクリタキセル+ベバシズマブ 
      4.3週毎ドセタキセル
      5.nabパクリタキセル
      6.エリブリン
      7.カペシタビン
      8.S-1
      9.ビノレルビン
      10.ゲムシタビン
      11.CPT-11
      12.カペシタビン+シクロホスファミド
      13.アテゾリズマブ+nabパクリタキセル
      14.ペムブロリズマブ+化学療法
      15.オラパリブ
     C.HR陽性乳癌
      1.アロマターゼ阻害薬(ANA・LET・EXE)
      2.タモキシフェン・トレミフェン
      3.フルベストラント
      4.EXE+エベロリムス
      5.内分泌療法+パルボシクリブ
      6.内分泌療法+アベマシクリブ
      7.メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(MPA)
      8.エチニルエストラジオール(EE2)
     D.骨修飾薬
      1.ゾレドロン酸
      2.デノスマブ

    IV.有害事象への対応と間違えやすい病態
      1.白血球減少と発熱性好中球減少症
      2.貧血・血小板減少
      3.悪心・嘔吐
      4.便秘・下痢
      5.口腔粘膜炎
      6.皮膚障害
      7.脱毛
      8.浮腫
      9.心毒性
      10.間質性肺炎・薬剤性肺障害
      11.末梢神経障害
      12.B型肝炎の再活性化対策
      13.免疫関連有害事象(irAE)
      14.倦怠感・疲労感
      15.ホットフラッシュ・更年期症状・ホルモン関連有害事象
      16.関節痛・骨量低下(骨強度低下・骨粗鬆症)
      17.血栓・塞栓症
      18.妊孕性保持の工夫

    V.症状緩和のための対策
      1.疼痛に対するオピオイドや支持薬
      2.うつ・不眠などの心理反応に対する支持薬

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