最新医薬品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本 第7版
出版社: |
秀和システム |
著者: |
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発行日: |
2023-07-24 |
分野: |
薬学
>
薬学一般
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ISBN: |
9784798068930 |
書籍・雑誌
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目次
- 第1章 医薬品業界の現状
1-1 世界の医薬品産業におけるコロナ禍の影響
1-2 コロナ禍でわかった新たな課題
1-3 医薬品産業はすでに転換期にあった
1-4 多極化する世界の医薬品市場
1-5 低迷する日本の医薬品産業(1)
1-6 低迷する日本の医薬品産業(2)
1-7 少子高齢化がもたらす真の問題とは
1-8 ジェネリック普及にもマイナス面が
1-9 ジェネリック・メーカーの不祥事
1-10 ジェネリック供給不足も新たな問題
コラム ビタミンの話(1) 道端でしゃがんで話す若者はビタミンB1欠乏症かも?
第2章 国内外大手メーカーの動向と主力製品
2-1 海外進出を加速させる国内大手メーカー
2-2 年々拡大する外資系メーカーの国内シェア
2-3 武田薬品の欧大手メーカー買収は吉と出るか
2-4 新薬1剤でグローバル企業となった大塚ホールディングス
2-5 海外に強いメーカーが合併したアステラス製薬
2-6 第一三共の柱は医療用医薬品
2-7 エーザイは認知症治療薬で世界進出
2-8 外資系の傘下に入った日本メーカーは成長
2-9 米国ファイザーは大型合併で世界売上高一位に
2-10 ロシュは種々の画期的新薬の開発で世界トップに
2-11 アッヴィは発足数年で世界のトップメーカーに
2-12 ノバルティス・ファーマはマンモスの結婚で誕生した
2-13 メルクは国内外の市場でファイザーとしのぎを削る
2-14 複数の有力医薬品をそろえる世界の大手メーカー
コラム 日本人は肥満遺伝子を持っている
第3章 医薬品業界の仕組みと仕事
3-1 医学・医療の合言葉となったEBM
3-2 新薬の開発(1) 薬理学の基礎
3-3 新薬の開発(2) 治験とは
3-4 新薬の開発(3) 認可と申請
3-5 医薬品開発の分業化 期待されるCRO(開発業務受託機関)
3-6 医薬品の輸入と輸出 日米欧共同のガイドライン
3-7 医薬品の分類方法
3-8 医薬品の製造業にはいろいろな種類がある
コラム 薬はいったいどの程度効くのか
第4章 製薬企業の組織
4-1 一般的な医薬品メーカーの組織
4-2 MRの仕事(1) 医薬情報担当者と呼ばれるスペシャリスト
4-3 MRの仕事(2) JPMAの行動基準
4-4 MRの仕事(3) MRの営業が売上の鍵を握る
4-5 デジタル情報急増で学術部の業務が拡大
4-6 プロダクトマネージャの役割
4-7 研究開発(R&D)部門の仕事
4-8 生産部門の仕事
4-9 海外部門の仕事
4-10 法務・財務の仕事
4-11 レベルの高い教育研修制度
4-12 コミュニティ活動と環境対策
4-13 医薬品メーカーのIR活動
4-14 卸売業は医薬品産業の毛細血管
コラム 漢方は日本の伝統医学(1)
第5章 ドラッグストアと調剤薬局
5-1 厚生労働省が推進する医薬分業とは
5-2 医薬品小売業のさまざまな業態
5-3 大衆薬の売上増に貢献するスイッチOTC
5-4 医療用医薬品とOTCとの違い
5-5 医薬品と医薬部外品はどう違う
5-6 成長を続けるドラッグストア
5-7 調剤薬局は地域密着型のヘルスステーション
5-8 新たな調剤サービスを求めて
コラム 行政を動かしたドン・キホーテの挑戦
第6章 変わる医薬品開発の視点
6-1 医薬品は安全性の観点から三つの種類に分けられる
6-2 E-Drug、P-Drugという薬の分類法
6-3 拡大するジェネリック医薬品市場
6-4 改良後発品は新薬といえるか
コラム 覚えておきたい最新の医学・薬学・医療関連用語(1)
6-5 メタボリック・シンドロームの治療薬
6-6 耐性菌との終わりなき戦い
6-7 高齢人口拡大を踏まえた治療薬の開発
6-8 脳梗塞予防の薬に変身した鎮痛薬
6-9 胃腸薬の主役は消化剤から制酸剤へ
6-10 改良されてきた感染症ワクチン
6-11 新型コロナウイルスが背中を押した新規ワクチンの開発
6-12 オーファンドラッグの振興
コラム 漢方は日本の伝統医学(2)
第7章 医薬品業界のインサイドストーリー
7-1 医薬品は高い付加価値で利益を上げる
7-2 国内医薬品メーカーに見られる成り立ちの違い
7-3 売上増をはるかに超えるコスト増
7-4 日本市場は大きいがオリジナルの医薬品は少ない
7-5 医薬品に多いヒヤリハット事例
7-6 承認審査の遅れが医療費負担を増加させる
7-7 治験の空洞化
7-8 特許切れ後の新薬開発はゲノム創薬に
7-9 わが国の保険制度の問題点
7-10 薬害訴訟の歴史
第8章 医薬品業界の法律と規制
8-1 医薬品業界のすべてを監視する『厚生労働省』
8-2 『薬機法』は業界の基本法
8-3 医学研究における人権尊重を謳うヘルシンキ宣言
8-4 医薬品の品質管理を徹底させるGMP基準
8-5 医薬品は開発から流通まで厳重に管理される
8-6 ICHレギュレーションは新薬申請の国際規格
8-7 厳格な医薬品の広告規制
8-8 薬害を根絶するための安全対策
8-9 薬価制度の抜本改革
8-10 薬価は薬の公定価格
コラム ビタミンの話(2) 尽きることのないビタミンCの魅力
第9章 医薬品業界のトレンドとトピックス
9-1 世界の3大疾患における日本の貢献(1) 新興・再興感染症
9-2 世界の3大疾患における日本の貢献(2) がん
9-3 世界の3大疾患における日本の貢献(3) 認知症
9-4 サイトカインという生体反応の鍵
9-5 酸化ストレスとアディポサイトカイン
9-6 腸内細菌叢へのアプローチ
9-7 低開発費で医薬品の価値を高めるDDS
9-8 ゲノム解析からゲノム創薬へ
9-9 ゲノムが導く新しい医薬品の世界
9-10 バイオテクノロジーと遺伝子治療
9-11 病気の原因と治療法のヒントになるSNP
9-12 遺伝子治療が抱える問題
コラム 覚えておきたい最新の医学・薬学・医療関連用語(2)
第10章 医薬品業界の未来像
10-1 世界の大手メーカーは難治・希少疾患にシフトか
10-2 日本の医薬品産業は再び成長できるのか
10-3 開発途上国への市場拡大は可能か
10-4 ゲノム創薬の戦場は拡大するか
10-5 動き始めた中国の医薬品産業
10-6 これからの医薬品卸売業
10-7 セルフメディケーションで医療費抑制を
10-8 テーラーメイド医療を支える医薬品
10-9 製薬協 産業ビジョン2025
10-10 医薬品産業は景気の動向に左右されない
10-11 期待される医薬品業界の発展
コラム 育薬こそ、未来への道しるべ
おわりに
主な医薬品業界関連団体一覧
主な医薬品関連企業一覧
主な医薬品関連団体一覧