看護のための放射線学 放射線生物学・医科学から放射線看護まで

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2023-09-10
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784263237731
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商品紹介

看護職にとって必要不可欠な放射線の知識を網羅した決定版テキスト!
放射線医学の発展や原子力災害を背景に,放射線への正しい理解が看護職にもいっそう求められる中で,必要な知識を網羅した最新テキストです.

目次

  • 第1章 放射線概論:看護への活用指針
     1 放射線の歴史
     2 医療放射線の利用における看護職の役割
     3 身の回りの放射線
     4 放射線の作用
     5 放射線の影響と線量限度
     6 放射線の線量・線量率
     7 医療の現場でなにが必要か

    第2章 放射線の基礎
     1 放射能
     2 放射性物質(放射性核種)
     3 放射線の種類と性質
     4 放射線の測定
     5 半減期
     6 放射線に関する単位
     7 放射線防護量

    第3章 放射線の生物影響
     1 放射線による細胞の生死
     2 放射線による細胞死の標的
     3 細胞死の測定
     4 DNA損傷と修復
     5 放射線照射細胞の回復過程
     6 放射線照射方法の放射線感受性への影響
     7 放射線の線質の違いによる効果への影響
     8 細胞周期の放射線感受性への影響
     9 酸素環境の放射線感受性への影響

    第4章 放射線の人体・健康への影響
     1 放射線の人体への影響
     2 代表的臓器の放射線障害
     3 妊婦と胎児への影響
     4 放射線による遺伝的影響
     5 放射線による発がん

    第5章A 放射線の防護─知識編
     1 放射線被ばくの種類
     2 部分被ばくと全身被ばく
     3 身体的影響と遺伝的影響
     4 確定的影響と確率的影響
     5 放射線被ばくの防護
     6 放射線防護の手段
     7 環境からの被ばく
     8 医療からの被ばく状況

    第5章B 放射線の防護─看護職の役割
     1 看護職における放射線防護に必要な知識
     2 看護職における放射線防護について
     3 看護職における放射線防護の方法について
     4 放射線防護における看護職の役割

    第6章A 放射線の医学利用(診断・核医学)─知識編
     1 X線の発生と性質
     2 X線を用いた診断
     3 超音波診断,MRI診断との相違
     4 CT(computed tomography)
     5 透視,IVR
     6 核医学検査

    第6章B 放射線の医学利用(診断・核医学)─看護職の役割
     1 放射線検査に関する患者の理解度の確認
     2 放射線検査を受ける患者の個々の背景をふまえた精神的ケア
     3 核医学検査における看護職の役割
     4 造影剤による副作用
     5 IVRにおける看護職の役割
     6 患者急変時の対応

    第7章A 放射線の医学利用(治療・内用療法)─知識編
     1 がんの特徴と治療の方法
     2 放射線が細胞や臓器に与える影響
     3 放射線治療の方法と種類
     4 放射線治療の対象疾患
     5 放射線治療による有害事象
     6 温熱療法
     7 粒子線治療

    第7章B 放射線の医学利用(治療・内用療法)─看護職の役割
     1 放射線治療と看護
     2 放射線治療を受ける患者の理解と看護
     3 放射線治療による有害事象と看護
     4 放射線治療におけるチーム医療と看護の役割

    第8章A 原子力災害,被ばく医療,医療被ばく─知識編
     1 放射線事故/原子力災害とは
     2 過去の原子力災害・放射線事故事例
     3 被ばく医療,原子力災害医療
     4 放射線医療と医療被ばく

    第8章B 原子力災害,被ばく医療,医療被ばく─看護職の役割
     1 原子力災害と医療体制
     2 原子力災害時の医療対応
     3 福島第一原子力発電所での事故による住民の影響と健康支援

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