医療系のためのもっとやさしい統計学入門 改訂第2版

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2023-11-01
分野: 医学一般  >  医療統計学
ISBN: 9784787826268
電子書籍版: 2023-11-01 (電子版)
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商品紹介

医療系スタッフ・学生のための統計学入門書のロングセラー,待望の改訂です! 図表を多く使った丁寧な解説,統計手法を選ぶ際の道しるべとなるフローチャートなど,大好評の初版のわかりやすさはそのまま,最新の情報にアップデートしました.読むだけでは理解しづらい内容も,サンプルのExcelデータを使用して実際に解析を練習できるので安心! 初めての方にも統計学だけでなく,研究の始まりから発表までの流れがわかる1冊です!

目次

  • I章 研究を始める前に知っておきたいこと
     01 研究のアウトライン
      A はじめに
      B EBM
      C 因果関係
      D 根拠のレベル
      E 疫学や臨床疫学で使われる指標
     02 情報収集(文献検索)
      A 情報収集の目的
      B 情報の種類
      C 情報の検索・収集
      D 引用文献の利用
     03 研究における倫理的配慮
      A なぜ倫理的配慮が必要なのか
      B 個人情報保護法
      C 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針
      D インフォームド・コンセント
      E 倫理審査
      F 個人データの管理
      G 利益相反の管理

    II章 統計手法の基礎について勉強しよう―Excelでできることを中心に―
     01 代表値,ばらつき
      A データの種類
      B 質的データの記述統計
      C 数量データの記述統計
     02 記述統計としての相関係数,1次回帰,オッズ比
      A 相関
      B 回帰
      C オッズ比
      D リスク比
     03 統計学的推論(推定と検定)
      A 推定と検定
      B 統計学的推定(statistical estimation)
      C 統計学的検定 (statistical test)
     04 平均の差(推定と検定)
      A 平均の差における推定
      B 平均の差における検定
     05 割合の差(推定と検定)
      A 1つの母集団の割合
      B 2群の割合の差
     06 相関係数と1次回帰係数(推定と検定)
      A 相関係数
      B 1次回帰係数
      C これだけはやってはいけない

    III章 使えなくても理解できるようにしておこう―生兵法はケガのもと,専門家と組んで解析したい―
     01 交絡因子
      A 交絡因子とは
      B 交絡因子の制御
     02 層化解析(マンテル・ヘンツェル法)
      A 層化とは
      B マンテル・ヘンツェル法
     03 ロジスティック回帰分析
      A ロジスティック回帰分析の概念
      B ロジスティック回帰分析の2つのモデル
     04 生存分析
      A カプラン・マイヤー法
      B 2群の生存確率関数の差の検定
      C コックス回帰分析
     05 分散分析,共分散分析,共分散構造分析
      A 分散分析
      B 共分散分析
      C 共分散構造分析(SEM)
     06 因子分析
      A 主成分分析
      B 因子分析
      C 主成分分析と因子分析の違い
     07 一致性の検討(カッパ統計量)
      A カッパ統計量の求め方
      B 重みづけカッパ統計量の求め方
     08 ノンパラメトリック解析
      A マン・ホイットニーのU検定
      B ウィルコクソンの符号つき順位和検定
      C クラスカル・ウォリス検定
      D ノンパラメトリック解析を行う際の留意点

    IV章 研究結果を公表してみよう
     01 図表の描き方(グラフ,ヒストグラム,チャート)
      A 図と表
      B 図
      C 表
     02 学会発表(演題申し込みから発表まで)
      A どの学会で発表するか
      B 演題名を決める
      C 共同演者を決める
      D ポスター発表にするか口演発表にするか
      E 抄録の作成
      F 発表資料の作成
      G 予行演習
      H 発表そして質疑応答
      I 学会発表後に行うべきこと
     03 論文投稿(執筆から校正まで)
      A 論文の主要部分の構成
      B 論文のその他の部分
      C 論文の順序
      D 著者を誰にするか
      E 投稿する雑誌をどれにするか
      F 論文完成から投稿まで
      G 投稿
      H 編集委員会とのやりとり
      I 論文採用後の対応
      J 論文刊行後

    V章 専門家との共同研究
     専門家と共同研究を行うにはどうすればよいか
      A 研究計画の段階から相談する
      B きちんとした仮説をもつ
      C 問題の構造を図示する
      D 研究に正直であることを心がける
      E データの質に責任をもつ
      F 協力してくれた専門家には敬意を払う
      G 共同研究してくれる専門家を探す

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

I章 研究を始める前に知っておきたいこと

P.2 掲載の参考文献
1 中村好一. 基礎から学ぶ楽しい疫学. 第4版. 医学書院, 2020.
P.9 掲載の参考文献
5 厚生労働統計一覧 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/index.html
政府統計の総合窓口 http://www.e-stat.go.jp
P.15 掲載の参考文献
3 個人情報保護委員会 : 法令・ガイドライン等 https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/
P.16 掲載の参考文献
5 文部科学省 : ライフサイエンスの広場 生命倫理・安全に対する取組 http://www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/
6 厚生労働省 : 研究に関する指針について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html
P.21 掲載の参考文献
12 文部科学省 : 研究活動における不正行為への対応等 https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fusei/index.htm
13 日本小児科学会 : 二重投稿・二重出版に関する判断基準と取り扱い https://www.jpeds.or.jp/modules/publications/index.php?content_id=15

II章 統計手法の基礎について勉強しよう - Excelでできることを中心に -

P.33 掲載の参考文献
2 中村好一. 症例対照研究. 基礎から学ぶ楽しい疫学. 第4版. 医学書院, 2020 : 63-70.
P.34 掲載の参考文献
3 Rios-Hernandez A, et al. The mediterranean diet and ADHD in children and adolescents. Pediatrics 2017 ; 139 : e20162027.
P.44 掲載の参考文献
柳川洋 (編). 医療・保健のための臨床統計. 診断と治療社, 2001.
石村貞夫 : 統計解析のはなし. 東京図書, 1998.
Petrie A, et al (著), 吉田勝美 (監訳) : 一目でわかる医科統計学. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2006.
加納克己, 他. 基礎医学統計学. 南江堂, 2005.
縄田和満. Excel による統計入門. 朝倉書店, 2000.
P.62 掲載の参考文献
中村好一. 基礎から学ぶ楽しい疫学. 第4版. 医学書院, 2020.
日本疫学会 (監). はじめて学ぶ やさしい疫学. 改訂第3版. 南江堂, 2018.
尾島俊之. 保健統計のページ http://toukei.umin.jp/hokentoukei/
P.73 掲載の参考文献
櫻井勝, 他. 相関係数. 中村好一 (編). 論文を正しく読み書くためのやさしい統計学. 改訂第3版. 診断と治療社, 2019 : 51-57.
黒沢洋一, 線形回帰. 中村好一 (編). 論文を正しく読み書くためのやさしい統計学. 改訂第3版. 診断と治療社, 2019 : 58-67.
大木秀一. 基本からわかる看護統計学入門. 改訂第2版. 医歯薬出版, 2016.
涌井良幸, 他. 図解でわかる回帰分析. 日本実業出版社, 2002.
中山和弘. 相関図, 回帰直線, 相関係数. 看護学のための多変量解析入門. 医学書院, 2018 : 41-55.

III章 使えなくても理解できるようにしておこう - 生兵法はケガのもと, 専門家と組んで解析したい -

P.76 掲載の参考文献
1 中村好一. 交絡因子とその制御. 基礎から学ぶ楽しい疫学. 第4版. 医学書院, 2020 : 104-121.
2 Buechely RW, et al. Altitude and ischemic heart disease in tricultural New Mexico : an example of confounding. Am J Epidemiol 1979 ; 109 : 663-666.
P.77 掲載の参考文献
3 Howards PP. An overview of confounding. Part 1 : the concept and how to address it. Acta Obstet Gynecol Scand 2018 ; 97 : 394-399.
P.79 掲載の参考文献
5 Wu EB, et al. Colorectal cancer risk in patients with hemorrhoids : a 10-year population-based retrospective cohort study. Int J Environ Res Public Health 2021 ; 18 : 8655.
6 厚生労働省 : 人口動態統計. 政府統計の総合窓口 (e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/.
P.81 掲載の参考文献
8 中村好一. 交絡因子とその制御. 基礎から学ぶ楽しい疫学. 第4版. 医学書院, 2020 : 104-121.
9 Nakamura Y, et al. Relationships between smoking habits and other behavior factors among males : from the results of the 1990 National Cardiovascular Survey in Japan. J Epidemiol 1996 ; 6 : 87-91.
P.88 掲載の参考文献
18 Mantel N, et al. Statistical aspects of the analysis of data from retrospective studies of disease. J Natl Cancer Inst 1959 ; 22 : 719-748.
P.93 掲載の参考文献
2 Suzuki K, et al. Effect of medical institution change on gestational duration after the Great East Japan Earthquake : The Fukushima Health Management Survey. J Obstet Gynaecol Res 2016 ; 42 : 1704-1711.
P.99 掲載の参考文献
3 Cox DR : Regression models and lifetables. J R Stat Soc [B] 1972 ; 34 : 187-220.
P.100 掲載の参考文献
高橋信. すぐ読める生存時間解析-カプラン・マイヤー法/ロジスティック回帰解析/コックスの比例ハザードモデルが, よくわかる! 東京図書, 2007.
打波守. Excelで学ぶ生存時間解析, オーム社, 2005.
Petrie A, et al (著), 吉田勝美 (監訳). 一目でわかる医科統計学. 第2版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2006.
加納克己, 他. 基礎医学統計学. 改訂第7版. 南江堂, 2019.
P.104 掲載の参考文献
4 Zheng W, et al. Maternal smoking during pregnancy and growth in infancy : a covariance structure analysis. J Epidemiol 2015 ; 25 : 44-49.
P.106 掲載の参考文献
中村好一 (編). 論文を正しく読み書くためのやさしい統計学. 改訂第3版. 診断と治療社, 2019.
佐久間昭 (編). 医薬統計 Q&A. 金原出版, 2007.
浜島信之. 多変量解析による臨床研究. 第3版. 名古屋大学出版会, 2000.
Dawson B, et al (著), 澤智博, 他 (監訳). 医学統計データを読む-医学医療に必要な統計学活用法. 第3版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2006.
P.114 掲載の参考文献
6 Streiner DL, et al (eds). Health Measurement Scales. 2nd ed. Oxford University Press, 1995 : 116-118.
7 Fleiss JL. Statistical Methods for Rates and Proportions. 2nd ed. John Wiley & Sons, 1981 : 212-225.
P.116 掲載の参考文献
上原里程. 一致性の観察. 中村好一 (編). 論文を正しく読み書くためのやさしい統計学. 改訂第3版. 診断と治療社, 166-174, 2019.
P.125 掲載の参考文献
石居進. 生物統計学入門-具体例による解説と演習. 培風館, 1975.
市原清志. バイオサイエンスの統計学-正しく活用するための実践理論. 南江堂, 1990.
Siegel S (著), 藤本熙 (監訳). ノンパラメトリック統計学-行動科学のために. マグロウヒルブック, 1983.
Snedecor GW, et al. Statistical Methods. 8th ed. Iowa State University Press, 1989.

V章 専門家との共同研究

P.164 掲載の参考文献
市川伸一. 考えることの科学-推論の認知心理学への招待. 中央公論新社, 1997.
大村平. 実験計画と分散分析のはなし-効率よい計画とデータ解析のコツ. 改訂版. 日科技連出版社, 2013.
佐藤允一. 問題構造学入門-知恵の方法を考える. ダイヤモンド社, 1984.
久恒啓一. 図で考える人の図解表現の技術-思考力と発想力を鍛える20講. 日本経済新聞社, 2002.

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