腫瘍病理鑑別診断アトラス 前立腺癌 第2版

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商品紹介

腫瘍病理鑑別診断シリーズ「前立腺癌」,待望の第2版.2022年には前立腺癌取扱い規約やWHO分類第5版が発行されたほか,初版刊行から14年が経ち,分子病理学の進歩は言うまでもなく,導管内癌(IDC-P)の新しい考え方や治療関連型神経内分泌前立腺癌(t-NECP)等の新たな疾患概念が提唱されるなど,泌尿器系腫瘍病理を取り巻く状況は大きく変化している.そのような状況を踏まえ,本改訂では,最新の知見を盛り込み,病理診断や鑑別のポイントを精選した病理写真とともに解説した.そして臨床と病理の連携を目的に,画像診断や病理診断報告書の記載法,近年急速に進展しているがんゲノム医療の実施・運営方法についても解説した.

目次

  • 第1部 検鏡前の確認事項
     I.病理標本の取り扱い:生検,手術
     II.前立腺の解剖学・組織学
     III.病理組織分類の変遷と現状
     IV.WHO2022(第5版)における注目点(取扱い規約第5版との相違点)

    第2部 組織型と診断の実際
     I.腺房腺癌(通常型):癌の診断とGleason分類の評価法
     II.腺房腺癌(亜型)
     III.高グレード前立腺上皮内腫瘍
     IV.導管内癌
     V.導管腺癌
     VI.その他の癌(尿路上皮癌,扁平上皮性腫瘍,基底細胞癌)
     VII.神経内分泌腫瘍
     VIII.治療関連型神経内分泌前立腺癌(t-NEPC)
     IX.間葉系腫瘍
     X.前立腺の良性病変

    第3部 鑑別ポイント
     I.異型腺管の診断
     II.補助診断としての免疫染色の使用方法
     III.IDC-P,cribriform patternとその関連病態
     IV.Gleason分類の運用上の注意点
     V.pT3の評価
     VI.尿路上皮癌との鑑別

    第4部 臨床との連携
     I.前立腺癌の標準治療
      1 監視療法
      2 根治療法
      3 薬物療法
     II.前立腺癌診療における画像診断の役割:病理との関係を含めて
     III.病理診断報告書の記載
     IV.病理所見に基づく治療選択
     V.組織学的治療効果判定
     VI.がんゲノムと病理
      1 総論
      2 組織およびNGS
      3 リキッドバイオプシー
     VII.ラテント癌,偶発癌とオカルト癌

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