新版 看護のコミュニケーション・センス アクティブラーニングで仲間とみがく
出版社: |
医歯薬出版 |
著者: |
|
発行日: |
2024-01-10 |
分野: |
看護学
>
看護学一般
|
ISBN: |
9784263710661 |
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:4~8営業日
目次
- 行動してみがくコミュニケーション
「知っている」と「できる」はちがう
行動能力は,その行動をすることによって身につく
新版 看護のコミュニケーション・センス(内容と構成)
I コミュニケーションの基本センスをみがく
1 展開・組み立ての基本センス
(1) 聴く
(2) 話す
(3) 相手のメッセージを受けとめる
(4) 1回1回の対応の積み重ねが会話の方向をつくる―読み取ることと表現すること―
2 相手を生かし,自分を生かす―アサーティブ・コミュニケーション―
(1) 自分から出る
(2) 自分を出す―相手を受けとめつつ,いかに自分を主張するか―
(3) 相手を知り,相手を生かす
簡単には「相手の身になる」ことはできない
3 表現のセンスをみがく
表現のセンス8つのポイント
言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション
(1)声,話しかた─大きさ,発音,話す速度,間の取りかた
(2)目,表情,身体で表現─表情,視線,うなずき,位置,距離,姿勢
(3)オープン・クエスチョン と クローズド・クエスチョン
(4)呼びかけ と あいづち
(5)5W1H─要素,順序,区切りかた
(6)メール・チャット─文字だけのコミュニケーション
(7)敬語・丁寧語
(8)仲間・仕事・世代と言葉
II 現実の場面から探る看護のコミュニケーション・センス
1 安全,そして安楽に看護ケアを行う
事例1 開腹手術後2日目.歩行の許可が出ているが,傷の痛みを気にして起きようとしない患者に,
トイレまで歩行介助を行う場面(60代女性)
2 療養生活を組み立てるための情報の入手と伝達
事例1 胃腸炎後,回復期に食欲不振が続く患者に,食事量をたずねる(70代男性)
3 患者の苦痛や不安を読み取り,受けとめる
事例1 不眠を訴える患者,入院2日目(70代女性)
事例2 抗がん剤治療後,手術のために再入院.1週間後に手術予定の患者(60代男性)
事例3 バイク事故による受傷(頭部および全身打撲),入院当日(19歳男性)
事例4 娘の容体を心配する母親(娘20代,急性腎炎による入院後2週間)
4 さまざまな環境,変化する状況に対応する
事例1 大部屋にいる患者(左片麻痺)の部分清拭と寝巻の交換(80代女性)
事例2 洗髪予定の患者がうとうとしている場面(70代男性)
事例3 多人数の見舞い客が来たときの対応(20代女性/大腿骨骨折)
5 さまざまな患者に対応する
事例1 長期入院患者への与薬場面(1)(6歳男児/小学生)
事例2 長期入院患者への与薬場面(2)(40代男性/自営業)
事例3 長期入院患者への与薬場面(3)(80代女性/耳が遠い)
事例4 障害のある患者への食事援助場面(1)(60代女性/左片麻痺)
事例5 障害のある患者への食事援助場面(2)(70代男性/視覚障害(失明))
6 ナースコールに対応する
事例1 ナースコール1(点眼の介助の求め)
事例2 ナースコール2(大部屋からのコール)
事例3 ナースコール3(患者への連絡)
事例4 ナースコール4(患者からの連絡)
事例5 ナースコール5(家族からの連絡)
7 チームをつなぐ
チーム医療:自宅における緩和ケアの例
コラム 言語,視覚,聴覚,認知に障害のある患者とのコミュニケーション
〈図解〉看護のコミュニケーション・センスはこうしてみがく
III 演技して探究する看護のコミュニケーション・センス
1 患者の疑似体験
2 患者に寄り添い,患者の心を開く
3 演技して探究する─台本型ロールプレイ─
IV 自分を振り返ってコミュニケーション・センスを高める
もうひとりの自分による,自分の行動の分析と修正