系統看護学講座 専門分野 成人看護学[3] 循環器 第16版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2024-01-10
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784260053112
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商品紹介

序章では、循環器疾患をもつ患者の姿やこれから学習する医学・看護の関連を示し、本書で学ぶことがイメージできるようにしました。
医学・看護の記述は相互に参照をつけ、連携を強化しました。それぞれの授業の際に、互いを振り返りながら学習を進め、看護の理解・実践に結びつくように工夫しています。
第5章「疾患の理解」では、A節「本章で学ぶ循環器疾患」を新設しました。これまでに学習している心臓の解剖生理とこれから学習する疾患を結びつけながらやさしく解説し、循環器疾患を学習する入り口となるようにしています。
第6章「患者の看護」では、A節「疾患をもつ患者の経過と看護」で心不全患者の事例を取り上げ、急性期・回復期・慢性期・終末期を連続的に示し、健康レベルの変化に応じた看護の移行とつながりをみえるようにしています。
第7章「事例による看護過程の展開」では、「冠状動脈バイパス術を受ける患者の手術直後の看護」「恒久的ペースメーカ植え込み術を受ける患者の看護」「心不全患者の看護」を掲載しました。

目次

  • 第1章 循環器の看護を学ぶにあたって
     A 医療の動向と看護
      1 患者の動向と看護
      2 治療の動向と看護
     B 患者の特徴と看護の役割
      1 身体的な問題とその援助
      2 心理・社会的な問題とその援助
      3 家族への援助

    第2章 循環器の構造と機能
     A 心臓の構造と機能
      1 心臓の構造
      2 刺激伝導系と心臓の電気活動
      3 心臓のポンプ作用
      4 心臓機能の適応性
     B 血管の構造と機能
      1 動脈および静脈の構造
      2 体循環と肺循環
      3 血液の循環力学
     C 循環の調節
      1 自律神経系による調節
      2 液性因子による調節

    第3章 症状とその病態生理
     A 胸痛
      1 狭心症の胸痛
      2 心筋梗塞の胸痛
      3 急性心膜炎の胸痛
     B 動悸
     C 呼吸困難
      1 労作性呼吸困難
      2 起座呼吸
      3 発作性夜間呼吸困難
      4 急性肺水腫
      5 チェーン-ストークス呼吸
     D 浮腫
     E チアノーゼ
      1 中心性チアノーゼ
      2 末梢性チアノーゼ
     F めまい・失神
      1 心原性失神
      2 反射性失神(神経調節性失神)
      3 起立性低血圧
     G 四肢の疼痛
      1 間欠性跛行
      2 四肢動脈血栓塞栓症
      3 レイノー現象
      4 静脈疾患による痛み
     H ショック
      1 心原性ショック
      2 循環血液量減少性ショック
      3 心外閉塞・拘束性ショック
      4 血液分布異常性ショック

    第4章 検査と治療
     A 診察と診断の流れ
     B 検査
      1 心電図
      2 胸部X線検査
      3 心エコー法
      4 脈波検査
      5 心臓カテーテル法
      6 血行動態モニタリング
      7 心臓核医学検査
      8 コンピュータ断層撮影(CT)
      9 磁気共鳴画像法(MRI)
     C 治療
      1 内科的治療
      2 外科的治療
      3 補助循環装置

    第5章 疾患の理解
     A 本章で学ぶ循環器疾患
     B 虚血性心疾患
      1 分類
      2 安定冠状動脈疾患
      3 急性冠症候群
      4 冠状動脈硬化の危険因子
     C 心不全
      1 病態とその分類
      2 診断
      3 治療
     D 血圧異常
      1 高血圧の基準・分類とその影響
      2 本態性高血圧
      3 二次性高血圧
      4 本態性低血圧
     E 不整脈
      1 正常洞調律とは
      2 徐脈性不整脈
      3 頻脈性不整脈
      4 不整脈の治療
     F 弁膜症
      1 僧帽弁狭窄症(MS)
      2 僧帽弁閉鎖不全症(MI)
      3 大動脈弁狭窄症(AS)
      4 大動脈弁閉鎖不全症(AI)
      5 その他の弁膜症
      6 感染性心内膜炎(IE)
     G 心膜炎・心タンポナーデ
      1 急性心膜炎
      2 慢性心膜炎
      3 心タンポナーデ
     H 心筋疾患
      1 心筋症
      2 心筋炎
      3 心臓の腫瘍
     I 肺性心
     J 先天性心疾患
      1 動脈管開存症(PDA)
      2 心房中隔欠損症(ASD)
      3 心室中隔欠損症(VSD)
      4 ファロー四徴症(TOF)
      5 完全大血管転位症
     K 動脈系疾患
      1 大動脈瘤
      2 大動脈解離
      3 動脈の閉塞性疾患
     L 静脈系疾患
      1 血栓性静脈炎・静脈血栓症
      2 深部静脈血栓症(DVT)
      3 静脈瘤
      4 肺塞栓症(PE)
      5 上大静脈症候群
     M リンパ系疾患
      1 リンパ管炎
      2 リンパ節炎
      3 リンパ浮腫

    第6章 患者の看護
     A 疾患をもつ患者の経過と看護
     B 症状に対する看護
      1 胸痛のある患者の看護
      2 動悸のある患者の看護
      3 浮腫のある患者の看護
      4 呼吸困難のある患者の看護
      5 チアノーゼのある患者の看護
      6 失神をおこした患者の看護
      7 四肢の疼痛がある患者の看護
      8 ショック状態の患者の看護
     C 検査を受ける患者の看護
      1 心臓カテーテル法を受ける患者の看護
      2 心電図検査を受ける患者の看護
      3 運動負荷試験を受ける患者の看護
      4 血行動態モニタリングを受ける患者の看護
      5 動脈血ガス分析を受ける患者の看護
      6 画像診断を受ける患者の看護
     D 治療を受ける患者の看護
      1 薬物療法を受ける患者の看護
      2 カテーテル治療を受ける患者の看護
      3 手術を受ける患者の看護
      4 冠状動脈バイパス術を受ける患者の看護
      5 弁置換・弁形成術を受ける患者の看護
      6 大血管再建術を受ける患者の看護
      7 血栓除去術を受ける患者の看護
      8 補助循環装置を装着する患者の看護
     E 疾患をもつ患者の看護
      1 虚血性心疾患患者の看護
      2 心不全患者の看護
      3 血圧異常患者の看護
      4 不整脈患者の看護
      5 弁膜症患者(感染性心内膜炎患者)の看護
      6 心筋症患者の看護
      7 先天性心疾患患者の看護
      8 動脈系疾患患者の看護
      9 静脈系疾患患者の看護
      10 脂質異常症患者の看護
     F 心臓リハビリテーションと看護
      1 心臓リハビリテーションの目的と看護師の役割
      2 心臓リハビリテーションの時期的区分
      3 心臓リハビリテーションと患者教育
      4 患者教育の実際

    第7章 事例による看護過程の展開
     A 冠状動脈バイパス術を受ける患者の手術直後の看護
      1 患者についての情報
      2 看護過程の展開
      3 事例のふり返り
     B 恒久的ペースメーカ植込み術を受ける患者の看護
      1 患者についての情報
      2 看護過程の展開
      3 事例のふり返り
     C 心不全患者の看護
      1 患者についての情報
      2 看護過程の展開
      3 事例のふり返り

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