看護の現場ですぐに役立つ 終末期ケアのキホン
商品紹介
高齢多死社会といわれる今、最後まで自分らしい生活を送るための医療や看護、精神的・社会的支援を行う終末期ケアは、非常に関心が高まっています。しかし、経験の浅い看護師は終末期ケアと聞くと「難しい、できれば避けたい」と考えがち。本書は、最期まで患者・家族と寄り添うための終末期ケアを、図表を交えて解説した手引書です。日々のケア、患者の身体的・精神的苦痛に対するケア、家族へのサポートなど具体的で実践的なケアの方法が学べます。
目次
- Chapter1 終末期とは
終末期とはなにか？
終末期における患者の変化・特徴
column 全人的苦痛
終末期医療と看護師の役割
column バッドニュースの伝え方「SHARE」
ケアのやるべきこと、やってはいけないこと
グリーフケア
Chapter2 Advance Care Planning（ACP）
ACPとは
患者の意思決定にどのように関わるか
代理意思決定への支援をどのように行うか
column 意思決定する力を構成する4つの要素
column ACPの症例紹介
Chapter3 日常生活を支えるケア
コミュニケーション
column キューブラー=ロスの死の受容の5段階
ケアの本質
良肢位保持
整容・清潔
口腔ケア
摂食嚥下
栄養
排泄
褥瘡と皮膚トラブルについて
Chapter4 身体症状・精神症状に対するケア
ケアの目標とスクリーニング
疼痛
呼吸困難
全身倦怠感
食欲不振
消化器症状（悪心・嘔吐・便秘・下痢など）
不眠
せん妄
抑うつ・不安
浮腫
column スモールチェンジ法（スモールシフト法・小枕法）
フレイルとサルコペニア
column リハビリテーションについて
column 娘はカリフォルニアから来るのか?
Chapter5 疾患別のケア
はじめに
悪性腫瘍
心疾患
慢性呼吸器疾患
腎疾患
脳血管障害
認知症
神経疾患
肝疾患
老衰
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