看護教員のためのデジタルツール活用法[Web動画付]

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2024-02-15
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784260053792
書籍・雑誌
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2,860 円(税込)

商品紹介

現在、ほとんどの教育機関で何らかのオンライン教育が行われており、そのためのさまざまなデジタルツールが登場しています。ただ、教育方法は多岐に渡り、状況に応じてどのようなツールを適正に組み合わせればよいか、悩みは多いことでしょう。本書は、著者が実際に活用しているデジタルツールについて、その効果と使い方を映像とテキストで解説したものです。映像とテキストを行き来しながら活用法を身につけてみてください。

目次

  • はじめに──デジタルツールで授業の質向上

    第1章 オンデマンド授業や自習で使う教材を作成する
     ▪ まずはここから(LEVEL 1)
      普段の講義で使っているPowerPointのスライドに講義音声と気持ちを吹き込もう!
       ──無味乾燥な「成人看護学」のスライドを,潤いのある動画に
        TIPS スライドをわざわざ「音声付き動画」にするのはなぜ?
        TIPS 動画撮影の際のちょっとしたコツ!
     ▪ 次はこうする(LEVEL 2)
      Windows標準装備のアプリでデスクトップ画面を録画して,動画をつくろう!
       ──パソコンを使った演習の準備として操作方法を動画で説明,反転授業にも使える!
        TIPS 「動画作成」のメリットは授業教材に限らない!
     ▪ ここまで行こう(LEVEL 3)
      書き出した動画を編集して,学生を魅了するクリエイティブな教材をつくろう!
       ──カット編集とテロップ&画像を使って動画をテンポアップ
        TIPS 動画編集がプレゼンスキルを向上させる!

    第2章 Web会議システムを使ったライブ授業をする
     ▪ まずはここから(LEVEL 1)
      いつもの授業をZoomミーティングでやってみよう!
       ──「在宅看護論」の授業で学生が自主的に学ぶ姿が見てみたい
        TIPS Zoomを使った授業がうまくいくポイント
     ▪ 次はこうする(LEVEL 2)
      教員(主催者)が操作を行う安定感のある授業をWebexウェビナーでやってみよう!
       ──「在宅ケアと看取りの研修会」で,複雑な内容をわかりやすく伝える
        TIPS 研修の在り方を激変させたウェビナー
     ▪ ここまで行こう(LEVEL 3)
      対面授業に,オンラインからでも違和感なく参加してもらう
      「ハイブリッド(ハイフレックス)形式」の授業に挑戦しよう!
       ──「在宅看護論」の対面授業にオンラインでも参加できるようにすると
         対面の臨場感とWebの利便性の両立が可能に
        TIPS ハイフレックス授業では「ボディランゲージ」が活用できる

    第3章 ライブ授業で参加者とコミュニケーションをとる
     ▪ まずはここから(LEVEL 1)
      スタンプを使って学生のリアクションを受け取ろう!
       ──スタンプだったら恥ずかしがり屋も問いかけに反応が
        TIPS 実務的に大変有効なスタンプ活用
     ▪ 次はこうする(LEVEL 2)
      チャット機能を使って意見集約しよう!
       ──単純なスタンプより具体的で細かな反応が見える
        TIPS 実務的なチャット活用法,出席確認
     ▪ ここまで行こう(LEVEL 3)
      オンラインアンケートツールを使って「匿名で」意見集約! リアルタイム表示で結果を共有しよう!
       ──slidoを使って「あなたは人生の最期をどこで迎えると思いますか?」と問いかけてみると
        TIPS slidoを活用するメリット

    第4章 ライブ授業でスモールグループに分けて対話させる
     ▪ まずはここから(LEVEL 1)
      Zoomのブレイクアウトルームを使って議論を活性化しよう!
       ──ブレイクアウトルームを使えば,対面よりグループワークがスムーズに
        TIPS オンラインのアクティブラーニングにブレイクアウトは必須である
     ▪ 次はこうする(LEVEL 2)
      ブレイクアウトルームのなかで資料(記録)も作成しよう!
       ──グループワーク中にGoogleドキュメントで資料が作成できる
        TIPS 授業だけじゃない! あらゆる場面で作業を効率化するクラウド型ツール
     ▪ ここまで行こう(LEVEL 3)
      ブレイクアウトルームを任意参加設定にしてジグソー法をやってみよう!
       ──オンラインでのアクティブラーニングで,グループダイナミクスを活かした学習効果が得られる
        TIPS 難しい面もある! ファシリテーションが重要なオンラインのグループワーク

    第5章 対面とオンライン参加者のコミュニケーションを違和感なく促す
     ▪ まずはここから(LEVEL 1)
      対面とオンラインをミックスし,あたかも「みんなそこにいる」かのようなディスカッションの場をつくろう!
       ──研究室のゼミで,その場にいない参加者とも自然に話せるようになる
        TIPS とっても便利なスピーカーフォン
     ▪ 次はこうする(LEVEL 2)
      講義室にいる参加者に向けてオンラインでプレゼンテーションしてもらおう!
       ──オンライン参加のプレゼンテーターに話してもらうためのセッティング
        TIPS 音質と機能性に優れたオーディオインターフェース
     ▪ ここまで行こう(LEVEL 3)
      ビデオスイッチャーを使ってサクサク画面切り替え! テレビ放送のような配信をしよう!
       ──パネルディスカッションが,カメラを切り替えながらの配信でまるでテレビ番組に
        TIPS ビデオスイッチャーをオンライン会議で使うメリットは?
     ▪ どうせだったら(LEVEL 4)
      対面とオンライン参加をミックスしたハイブリッド形式の学会を開催しよう!
       ──会議や発表をオフライン,オンライン関係なく共有すれば,学会運営もこわくない
        TIPS オンライン学会を自前でできれば費用は10分の1??

    第6章 YouTube を使って授業や演習をライブ配信する
     第1章で作成した動画教材をYouTubeで配信してみよう!
     ▪ まずはここから(LEVEL 1)
      スマートフォンを使って,手軽に簡単にさくっと授業を配信しよう!
       ──「保健統計学」を題材に,全身を映して講師の細かい訴えを可視化する
        TIPS とにかく簡単! スマホを使ったライブ配信
     ▪ 次はこうする(LEVEL 2)
      外部カメラ,外部マイクによる高品質な音と映像を配信して,学生の心をつかもう!
       ──「保健統計学」を題材に,映像と音声の高品質化で見取り聞き取りできる情報量がアップ
      一眼レフやダイナミックマイクを使用する場合に必要な機材の例
        TIPS ガジェット沼に気をつけよう
     ▪ ここまで行こう(LEVEL 3)
      ちょっと変わった配信方法! 「Zoomを使った対話」をライブ配信しよう!
       ──「市民公開講座」を題材に,「Zoomでの打ち合わせの様子」配信で会議をトークショー化
        TIPS Zoomミーティングをライブ配信するさまざまなメリット
     ▪ どうせだったら(LEVEL 4)
      Open Broadcaster Software(OBS)を使って,授業をライブ配信しよう!
       ──「保健統計学」のスライドを題材に,配信テクニックの活用で授業がみるみるダイナミックに
        TIPS OBSの価値を高めるのは教員の技量?

    第7章 トラブルシューティング
      インターネット接続の問題
      映像や音声の問題
      共有機能や画面共有の問題
      ミーティングにおける設定や接続方法の問題
      参加者のトラブル対応など

    おわりに

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