ぜんぶわかる高齢者のリハビリ事典

出版社: 成美堂出版
著者:
発行日: 2024-05-20
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784415333649
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1,980 円(税込)

商品紹介

高齢者では全身機能の低下など、リハビリをむずかしくする要因もありますが、積極的にリハビリに取り組むことで、自分らしい生活を送ることができます。
健康寿命を延ばす上で欠かせない、高齢者のリハビリの進め方と注意点をイラストで図解。
高齢者に多い脳神経、骨・関節、内科系の疾患別に、推奨度が高いものを厳選して収録。

目次

  • 【PART1】 リハビリテーション

     <リハビリの進め方>
       o 目標は“自分らしい生活”。生活機能も大事
       o 急性期から生活期まで、3段階に分けられる
       o リハビリテーション職、医師、看護師など、チームで進める  ほか
     <リハビリの注意点>
       o 複数の病気を持つ人が多く、合併症などのリスクもある
       o バイタルサインを確認し、合併症を予防する
       o 薬の多剤併用も多い。副作用に注意して進める  ほか
       Column: 重大疾患にかかる前から、予防的リハビリを始めよう

    【PART2】 脳神経の病気のリハビリテーション

     <脳血管障害>
       「リハビリの基本」
         o 多くは脳梗塞。後遺症が残りやすい
         o 早期の予後予測をもとに、計画を立てる  ほか
       「上肢のリハビリ」
         o 簡単な動作から始めて、書字なども練習
         o 更衣、食事、排泄などの動作を練習  ほか
       「体幹・下肢のリハビリ」
         o 体幹バランスをよくして、座位をキープ
         o 上体を思いきり倒すと、立ちやすい  ほか
       「高次脳機能のリハビリ」
         o 文字を探す課題で、注意力を高める
         o 記憶訓練のほか、メモなども活用する  ほか
       「嚥下機能のリハビリ」
         o 脳梗塞発生時などに、障害が出やすい
       「排尿障害のリハビリ」
         o 神経因性膀胱は、薬でも治療できる
         o 決めた時間どおりに、トイレに誘導
       「その他の症状のリハビリ」
         o ボツリヌス療法&ストレッチが効果的
         o リズムなどの刺激で、歩行をサポート
     <認知症>
       「リハビリの基本」
         o アルツハイマー病が半数以上を占める
         o 認知機能のほか、ADLも評価する  ほか
       「中核症状のリハビリ」
         o 記憶機能や注意機能をトレーニングで改善
         o 現実見当識訓練やゲームで認知機能を刺激  ほか
       「BPSDのリハビリ」
         o 行動の背景にある思いに共感する
         o 昔の思い出を語り、脳を活性化する  ほか
       「運動機能のリハビリ」
         o 座位や歩行の時間をなるべく増やす
         o バランス能力を高め、危険な転倒を防ぐ
       Column: 気になる認知症も、運動などで予防的リハビリを!

    【PART3】 骨・関節の病気のリハビリテーション

     <変形性膝関節症>
       「リハビリの基本」
         o 動作の始めや歩行時に、ひざ関節が痛む
         o 症状や経過はJOAスコアで評価する  ほか
       「自宅でできるリハビリ」
         o ひざ伸ばし体操で、太ももの筋力を強化
         o タオル類を使って、大腿四頭筋セッティング  ほか
     <変形性股関節症>
       「リハビリの基本」
         o 立ち上がり時や歩き始めに、脚のつけ根が痛む
         o 歩行能力や可動域などから、スコアで評価  ほか
       「自宅でできるリハビリ」
         o いすなどにつかまり、片脚立ちをキープ
         o 片脚立ちで、脚の開閉をくり返す  ほか
     <大腿骨骨折>
       「リハビリの基本」
         o 「頸部」「転子部」の骨折が多く、手術で治療
         o 認知機能など、ADLにかかわる要因も見る  ほか
       「自宅でできるリハビリ」
         o バランス感覚を高め、再転倒を防ぐ
         o 杖の使いかたが、自己流にならないように  ほか
     <腰痛 「変形性脊椎症」>
       「治療&リハビリの基本」
         o 生活に支障をきたすときは、手術を検討
     <圧迫骨折>
       「治療&リハビリの基本」
         o コルセットを正しく使用。体幹筋も鍛える
       Column: 早期からの運動習慣で、サルコペニアやフレイルを防ぐ

    【PART4】 内科系の病気のリハビリテーション

     <心臓病>
       「リハビリの基本」
         o 心血管病や不整脈から、心不全を発症
         o 心エコー、心電図、血液検査の結果を確認  ほか
       「自宅でできるリハビリ」
         o 有酸素運動の前に、まずストレッチを
         o 全身機能にあわせ、歩行距離を伸ばしていく  ほか
     <生活習慣病>
       「リハビリの基本」
         o 糖尿病から、心血管病や腎臓病に至る人が多い
         o 網膜症など、合併症の有無をチェック  ほか
       「自宅でできるリハビリ」
         o 「インターバル速歩」で、糖代謝を改善
         o 太ももとおしりの筋肉を鍛える  ほか
     <嚥下障害/誤嚥性肺炎>
       「リハビリの基本」
         o 食道と気道を隔てるフタが、うまく働かない
         o 反復唾液嚥下テスト、水飲みテストで評価  ほか
       「自宅でできるリハビリ」
         o 口まわりの筋肉を鍛え、飲み込みをスムーズに
         o 摂食嚥下には、舌の動きが大きくかかわる  ほか

     ■ 参考文献

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