学校作業療法ガイドブック

出版社: 青海社
著者:
発行日: 2024-04-09
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784910548135
書籍・雑誌
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商品紹介

教育現場では、教員の業務負担の増加が大きな問題となっている。その背景には特別な支援を要する児童・生徒の増加,いじめや不登校,子どもの貧困など,さまざまな社会的背景が影響している。これら児童の支援には、外部専門家との連携が望まれ、そのなかに作業療法士も挙げられる。
作業療法士は、通常の技能に加えて、教育業界の理解、教員や学校との連携なども要求される。本書では,学校作業療法で先駆的な取り組みをしている執筆陣の豊富な知識や経験を盛り込んでいる。そして、教育に対する思いを現実化するための「届けたい教育」への一歩である学校作業療法へのガイドとなっている。

目次

  • 第I章 学校教育に作業療法士が関わる意義
     1.学校作業療法とは
     2.学校や教員が抱える課題の複雑さとその対応の現状
    【Topic(1)】日本におけるインクルーシブ教育システム

    第II章 学校作業療法に必要な技術
     1.学校作業療法に必要な技術とは
     2.教員との作業療法面接
    【Topic(2)】 ADOC-S
     3.子どもの作業遂行分析
    【Topic(3)】スクールAMPS
     4.感覚統合に基づく作業遂行の評価と分析
     5.応用行動分析学
    【Topic(4)】 CO-O
     6.心理学に基づいたエンパワメント
     7.多職種連携における作業療法士の役割
     8.保護者支援における作業療法士の役割
     9.小児期の作業療法に関するエビデンスを考える

    第III章 学校作業療法の支援例
     1.通所施設における学校生活支援-1
     2.通所施設における学校生活支援-2
     3.対人交流と学校作業療法
     4.登校不安と学校作業療法
     5.ひきこもりと訪問作業療法
     6.特別支援学校の事例
     7.未就学時期の支援
     8.特別支援学校での支援
     9.就労支援との連携
     10.京都府士会特別支援教育OT チームの取り組み
     11.大阪府士会特別支援OT チームの取り組み
     12.まちのOT としての学校作業療法
     13.まちづくりの視点から考える作業療法

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