目次
- 高齢者の病態生理と麻酔の臨床
―目次―
1 高齢者の身体の生理学 その特徴と加齢変化
老化と高齢者に関する基礎知識
加齢に伴う身体機能の変化と疾患
高齢者に特徴的な病態の理解と対策
高齢者における薬物療法
2 加齢による麻酔薬に対する反応の変化
吸入麻酔薬 イソフルラン、セルボフラン、ハロタン
静脈麻酔薬 プロポフォール、バルビツレート
局所麻酔薬 リトカイン、メピバカイン
筋地緩薬 ベクロニウム、パンクロニウム、サクシニルコリン
鎮痛薬 モルヒネ、フェンタニル、ペンタゾシン、ブプレノルフィン
3 高齢者に多くみられる疾患を有する患者の麻酔とその注意点
虚血性心疾患を有する患者の麻酔
心臓弁膜症を有する患者の麻酔
慢性呼吸器疾患を有する患者の麻酔
慢性腎不全を有する患者の麻酔
虚血性脳疾患を有する患者の麻酔
骨・関節疾患を有する患者の麻酔
慢性肝疾患を有する患者の麻酔
消化器疾患を有する患者の麻酔
4 手術前後における高齢者の実践的管理
高齢者の機能評価法の実際
術後せん妄にどう対処するか
誤嚥の対策と嚥下性肺炎の予防
糖尿病患者の血糖管理
高齢者の血圧管理
甲状腺機能異常患者の管理
静脈血栓症の予防
リハビリテーションのすすめかた
術後痛管理
周術期の体液管理