医系免疫学 改訂8版

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2003-04-28
分野: 基礎医学  >  免疫/血清
ISBN: 4498006615
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8,360 円(税込)

商品紹介

免疫学の正当な入門書として定評を得ているが,本領域の急速な進歩にあわせ,今回も改訂した.難解な免疫学を,図表を多用してわかりやすく説き,専門用語には簡易な解説をそえ,免疫学特有な概念には卑近な例をひいて説明している.臨床との結びつきに留意し,検査,診療法,病態の理解に必要な免疫学の知識を盛り込んだ.

目次

  • 医系免疫学 改訂8版

    ―目次―

    1 免疫とは―免疫系概説―
    1.免疫系の生体における役割  
    2.どうやって“非自己”を識別するか  
    3.無数に近い種類の抗原レセプターをどうやって用意するのか  
    4.“非自己”の認識から“非自己”の排除へ  
    5.反応の増幅と制御  
    6.リンパ球にはいくつかの異った性質のグループがある  
    7.原始的な“非自己”の認識と排除の機構  
    8.“非自己”の排除には“自己”の犠牲も伴う─アレルギーとの関係  
    9.免疫と臨床  

    2 抗体についての基礎知識
    1.抗体とはどのようなものか  
    2.抗原とはどのようなものか  
    3.抗体の分子構造  
    4.免疫グロブリン   
    5.免疫グロブリン各クラスの特性  
    6.血清免疫グロブリン値と疾患  

    3 抗体のもたらす反応とそれを利用した検査
    1.凝集反応  
    2.赤血球凝集反応  
    3.菌凝集反応  
    4.受身凝集反応   
    5.沈降反応   
    6.ゲル内沈降反応   
    7.補体結合反応   
    8.免疫溶菌反応   
    9.細胞傷害試験  
    10.免疫粘着反応  
    11.中和試験  
    12.標識抗体法  
    13.ラジオ イムノアッセイ (RIA)  
    14.エンザイム イムノアッセイ (EIA)  
    15.その他のイムノアッセイ  
    16.ウエスタン ブロット法  
    17.免疫画像診断  

    4 抗体を利用した疾患の予防と治療
    1.抗体をどのようにして入手するか  
    2.ウイルス感染症の発症予防  
    3.細菌感染症の治療  
    4.無・低ガンマグロブリン血症の感染予防 
    5.血液型不適合妊娠における感作の予防  
    6.癌の治療  
    7.血小板減少性紫斑病の治療  
    8.自己免疫病,免疫複合体病の治療  
    9.川崎病の治療  
    10.免疫抑制療法  

    5 リンパ球の働き
    1.体液性免疫と細胞性免疫  
    2.T細胞の発生  
    3.T細胞の機能   
    4.T細胞の抗原認識とT細胞サブセット  
    5.B細胞の発生と機能   
    6.K細胞  
    7.NK細胞  
    8.NKT細胞   
    9.LAK細胞   
    10.リンパ組織   

    6 細胞表面機能分子―接着分子など―
    1.細胞表面分子のCD表示  
    2.接着分子の種類  
    3.表面機能分子の役割  

    7 B細胞の分化と機能発現
    1.免疫グロブリン遺伝子の再編成  
    2.免疫グロブリンのクラススイッチ  
    3.B細胞系の分化過程   
    4.B細胞の由来  
    5.B細胞の活性化  
    6.B細胞の分化へのT細胞の関与  
    7.抗体産生  

    8 T細胞の分化と機能発現
    1.T細胞レセプター(T細胞抗原レセプター)  
    2.T細胞の抗原認識  
    3.T細胞の活性化   
    4.抗原の処理と提示  
    5.T細胞の分化過程  
    6.T細胞の分化と胸腺  
    7.T細胞の動態   

    9 リンパ球の検査
    1.リンパ球系の状態の把握  
    2.リンパ球亜群の測定  
    3.T細胞サブセット   
    4.T細胞のクロナリティ  
    5.リンパ球の機能検査   
    6.特定抗原に対するリンパ球の感作の有無の測定 

    10 補体とその働き
    1.補体とは   
    2.活性化補体の作用   
    3.補体の活性化  
    4.活性化補体の不活化   
    5.補体レセプター  
    6.補体の産生と消費  

    11 サイトカインとその働き
    1.インターロイキン  
    2.細胞傷害性サイトカイン   
    3.インターフェロン (IFN)  
    4.その他のリンホカイン  
    5.TGF-β・その他の細胞増殖因子  
    6.白血球遊走にかかわるサイトカイン(ケモカイン)  
    7.造血に関与するサイトカイン  
    8.サイトカインのレセプター   
    9.サイトカインの治療への応用  

    12 食細胞―好中球とマクロファージ
    1.好中球の貪食作用  
    2.好中球の殺菌物質  
    3.好中球による組織傷害  
    4.マクロファージとは   
    5.マクロファージの活性化  
    6.マクロファージの多様な機能  

    13 感染防御免疫機構
    1.局所免疫  
    2.ウイルスの排除   

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