高齢者のシーティング

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2006-05-30
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 489590251X
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

高齢者のシーティング(seating)とは、シーティングシステム(座位保持装置)を活用して身体寸法、状態に適合させ安定した座位姿勢を確保することで、生活の質を向上させ自立的な生活へ導き、介護者の負担軽減を目的にしたものである。本書では、シーティングの基礎知識から、実際に座位能力を評価し、適切なシーティングシステムを日常で活用する方法までを詳細に紹介する。OT、PTから介護職まで、高齢者に関わるすべての人に是非読んでもらいたい一冊である。

目次

  • 高齢者のシーティング

    ―目次―

    I なぜシーティングなのか
     1 はじめに
     2 なぜシーティングか
     3 アシスティブ・テクノロジーとシーティングの関係

    II シーティングの基礎知識
     1 解剖学の基礎と座位の運動学
     2 力学
     3 椅子座位姿勢の基礎
     4 座位姿勢の生理的影響
     5 車いす移乗と移動
     6 上肢活動

    III 車いすの問題点
     1 座り心地
     2 動作と車いす走行への影響
     3 姿勢
     4 高齢者の身体寸法と車いすの問題
     5 褥瘡
     6 車いす上での身体拘束の現状とその対応

    IV 高齢者のシーティングの評価
     1 シーティングの目的
     2 評価の基本
     3 マット評価
     4 座位での褥瘡リスク評価

    V 椅子・座位保持装置・クッション・車いす
     1 椅子
     2 座位保持装置
     3 クッションと除圧
     4 車いす

    VI シーティングの症例
     1 端座位可能で車いす寸法の不適合により
        仙骨座りになるケース
     2 座位能力に問題あり:車いすの自走が難しくなったケース
     3 座位不能のケースにティルト・リクライニング機能付
        モジュラー車いすで車いす抑制パイプが外れたケース
     4 急性期の褥瘡治療ケース
     5 自宅復帰までの症例
     6 椅子を考えることで生活に変化がみられた
        片麻痺の認知症のケース
     7 高齢頸髄損傷者

    VII 高齢者シーティングの実際
     1 シーティングの進め方
     2 シーティングに関わる専門家とチームアプローチ
     3 シーティングの専門家

    VIII 車いす座位姿勢と寸法のチェックアウト

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