医学のあゆみ Vol.204 No.5 2003/2/1 

出版社: 医歯薬出版
発行日: 2003-02-01
分野: 医学一般  >  雑誌
雑誌名:
特集: 疲労の科学
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商品紹介

めまぐるしく動的である現代社会においてはほとんどの老若男女が疲れている。もっとも大きな問題は子供や青年が疲れている現状かもしれない。疲労感・倦怠感はわれわれが日常的に経験している感覚であり、発熱、痛みとともに、身体のホメオスタシス(恒常性)の乱れを知らせる重要なアラーム信号のひとつである。忙しい生活から回避できるのであれば根本的に解決する問題でも、回避できない場合は次善の策を探るしかない。

目次

  • 医学のあゆみ Vol.204 No.5 2003/2/1 

    ― 目次 ―

    特集 疲労の科学

    疲労の神経回路と物質的背景
     1.脳機能イメージングによる疲労および疲労感の解析 渡辺恭良
     2.疲労に関連する生体パラメータの動態 中村夫左央
     3.酸化ストレスと疲労 平本恵一・井上正康
     4.酸化ストレスと脳の疲労 片岡洋祐
     5.中枢性疲労の発生と脳内TGF−β 井上和生
     6.トリプトファンと中枢性疲労 山本隆宣・エリック A.ニュースホルム
     7.セロトニンと慢性疲労症候群 岡戸信男
     8.疲労の条件づけとセロトニン 片渕俊彦・近藤哲哉
     9.疲労・ストレスと内分泌系変調 中島敏博
     10.疲労と食欲不振 佐々木和男
     11.カルニチンと疲労−脂肪酸代謝異常において絶食は疲労様症状から病態悪化を引き起こす 佐伯武頼・他
     12.感染性疲労と発熱 松村 潔・小林茂夫
     13.過労死と疲労−過労死に至る脳内メカニズム 田中雅彰
     14.慢性ストレスと疲労 木戸敏孝

    疲労の客観的評価
     15.単純視覚反応課題による疲労の客観的評価−疲労による反応時間の遅延 尾上浩隆
     16.疲労の定量化法 梶本修身

    慢性疲労病態
     17.慢性疲労症候群の病因・病態と診断の手引き 倉恒弘彦
     18.小児型慢性疲労症候群と不登校 三池輝久
     19.慢性疲労症候群の精神医学的側面 岩瀬真生・志水 彰
     20.ヘルペスウイルス感染と慢性疲労 近藤一博
     21.ボルナ病ウイルスと慢性疲労症候群 山下真紀子・他
     22.慢性疲労症候群における 2',5'−オリゴアデニル酸合成酵素活性およびRNA分解酵素Lの異常 生田和史・西連寺 剛
     23.慢性疲労症候群の自己免疫学的側面−自己免疫性疲労症候群との関係 伊藤保彦・福永慶隆

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