血栓症・動脈硬化モデル動物作製法

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2007-11-15
分野: 臨床医学:内科  >  血管
ISBN: 9784765313209
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商品紹介

今後、益々活発化する血栓症研究のために、より良い血栓症モデルと動脈硬化モデルが重要であり、将来的には病態ごとのモデルの標準化も必要になってくるであろう。そのための第一歩として、比較的よく用いられている小動物を用いた血栓症モデルと動脈硬化モデルの作成法および小動物の血栓止血機能検査法について詳細に記述した。

目次

  • 血栓症・動脈硬化モデル動物作製法

    ―目次―

    1. 血栓症の分子病態
      1. 血栓形成の3要因(Virchow’s triad)
      2. 血栓性素因(thrombophilia)
      3. 動脈血栓症と静脈血栓症
      4. 虚 血
      5. 動脈硬化
      6. 血栓性・動脈硬化モデル動物と血栓止血検査法
      7. 血栓止血因子と関連因子の遺伝子改変マウス

    2. 小動物の血管の構造と機能―動物種による違い―
      1. 動脈の構造
      2. 静脈の構造
      3. 内皮細胞の構造
      4. 内皮細胞の機能
      5. 冠状動脈,肺血管,腎臓,肝臓の血管
      6. ヒトの血栓症の病理

    3. 小動物の血小板の形態と機能
      1. 動物種による形態と機能の比較
      2. マウス・ラット系統による比較

    4. 小動物の血液凝固機能
      1. 血液凝固機能
      2. 血液凝固制御機能

    5. 小動物の線溶機能

    6. 血栓症モデル作製法
     A. 動脈血栓モデル
     B. 静脈血栓モデル
     C. DICモデル
     
    7. 虚血モデル作製法
      1. 脳虚血モデル
      2. 心虚血モデル
      3. 後肢虚血モデル

    8. 動脈硬化モデル作製法
      1. マウスモデル
      2. ラットモデル
      3. ウサギモデル
      4. ブタモデル

    9. 血小板減少症モデル作製法
      1. MMC投与による血小板減少マウスの作製
      2. 抗血小板抗体による血小板減少マウスの作製

    10. 血栓止血機能検査法
      1. 血小板機能検査法
      2. 凝固機能検査法
      3. 凝固制御機能検査法
      4. 線溶機能検査法

    11. 血栓止血因子ノックアウトマウスの病態
      1. 血小板膜糖蛋白欠損マウス
      2. 凝固系因子欠損マウス
      3. 凝固阻害/制御因子の欠損マウス
      4. 線溶系因子欠損マウス
      5. 血管内皮因子欠損マウス
      6. その他の血栓止血関連因子欠損マウス

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