目次
- 医療者のための結核の知識 第3版
―目次―
I 結核の現状
世界の結核,日本の結核
結核の歴史
日本の結核結核人口の高齢化
結核の分子疫学
II 結核はどんな病気か
結核の起こり方結核と結核菌
結核菌の特徴
結核の感染と発病
結核の病理所見
結核はどんなときに起こりやすいか
結核の臨床像
III 結核の検査のすすめ方
どんなときに結核を疑い,どのように検査をすすめるか
肺結核の画像所見
結核菌の検査
その他の検査
感染の検査法
インターフェロン法
IV 結核の治療
治療を始める前の手続き
治療を始めるにあたって結核医療の基準に関連した一般的事項
化学療法の一般的事項
化学療法の実際
治療を成功させるために(DOTS)
入退院基準
クリティカルパス
V 結核の広がりをどのように抑えるか
A.患者の早期発見と院内感染対策
B.結核の発病をどのように抑えるか
C.感染症法への統合とその背景
VI さまざまな結核症例呈示
症例1 肺炎様陰影を呈した男子高校生結核性肺炎
症例2 咳とびまん性の小粒状影をみた女性気道散布型病変
症例3 発熱で発症した中年男性結核性胸膜炎
症例4 咳と発熱で発症した東南アジア出身の
若年男性粟粒結核
症例5 頭痛,意識低下をみた女性脳結核
症例6 1年間にわたって腰痛をみた男子大学生結核性脊椎炎
(脊椎カリエス)
症例7 強い咳と微熱をみた若年女性気管支結核
症例8 右上背部痛をみた若年男性初感染結核
症例9 不明熱の中年男性リンパ節結核
症例10 診断困難で予後不良な高齢者の結核再治療例
画像所見解説