循環器検査のグノーティ・セアウトン

出版社: 株式会社シナジー
著者:
発行日: 2009-10-01
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784916166234
書籍・雑誌
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商品紹介

検査結果をみて、「こんなハズがない」という経験をしたことはありませんか? 見落としなのか? そもそも見えないのか? できることよりも、できないことに視座を置いた異色シリーズ。

目次

  • 循環器検査のグノーティ・セアウトン

    ―目次―

    1.虚血性心疾患 
     心筋虚血を診断する gold standardはあるか?  
     事前確率と心臓病診断の進め方  
     運動負荷心電図の結果を鵜呑みにすることなかれ  
     たかが運動負荷心電図されど運動負荷心電図:
      運動負荷試験で気をつけるべきポイント  
     狭心症状のない運動負荷心電図のST下降
     ほか

    2.心不全 
     心不全患者のNYHAクラスIIとクラスIIIとを区別する  
     心機能検査だけで心不全の重症度を判定できるか?  
     安静時の左室駆出率から心筋収縮予備能は類推できない
    左室収縮機能が保たれている場合の左室拡張機能は
    どのように評価するか  
     BNPの正常値を考える:3つのポイントから
     ほか

    3.不整脈・失神 
     心臓突然死の予知における12誘導心電図の限界と新たな活用法
     Brugada症候群の診断は心電図で可能か  
     Brugada症候群と12誘導心電図:食後のST-T偏位を検出する 
     加算平均心電図:標準12誘導心電図では捕捉できない
      微小電位で何がわかるか  
     心拍変動解析による心疾患予後評価の有用性と限界
     ほか

    4.高血圧・血管機能 
     心血管イベントと血圧値:
      血圧の日内変動を正しく把握して測定するには  
     仮面高血圧,夜間高血圧,仮面夜間高血圧:
      診察外血圧測定の重要性 
     血管内皮機能検査の有効性とピットフォール  
     PWVとCAVI:高血圧の発症と心血管合併症の予測  
     末梢動脈閉塞疾患の検査:ABIのピットフォールと追加検査

    5.心筋症・弁膜症 
     心筋症の画像診断:心臓MRIの遅延造影法  
     心尖部に潜む疾患を心エコー検査で見つけることができるか 
     エコー法による圧較差が実際と乖離する理由 
     心機能低下を伴う大動脈弁狭窄症の心エコーによる圧較差評価
     安静時のみではわからない弁膜症の重症度:
      負荷心エコー法の活用
     ほか

    6.心電図 
     誤った電極装着の心電図記録に,気がつくか 
     QT間隔の補正法:漫然とBazett法が使用されているが
      それでよいのか  
     ST上昇は必ずしも心筋梗塞とはかぎらない 
     心アミロイドーシスの心電図所見:
      左室肥大所見を示す症例が10数%存在する 

    7.冠危険因子・凝固・血栓・マーカ・その他 
     空腹時血糖とHbA1cだけでは,虚血性心疾患に多い隠れた
      糖尿病や耐糖能障害を診断できない  
     コレステロール測定により,心疾患をどこまで評価できるか 
     LDL-コレステロール値だけで,すべての動脈硬化リスクを
      評価できない 
     LDL-C直接測定法には積み残された課題もある  
     尿酸値と冠危険因子ならびにメタボリックシンドローム
      との関係
     ほか

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